海外で仕事がしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。最近では英語が話せるという人も増えましたから、将来はアメリカで仕事がしたいと思っている人も多いかもしれませんね。海外の求人情報というものは一体どのようにしていったらよいのでしょうか。ここでは、海外の求人をどのように把握したら良いのかということについて解説します。
インターネットを利用する
海外の求人情報を入手
最近は誰もがインターネットを利用するようになりましたよね。インターネットを開けば世界中の様々な情報が手に入ります。同様に、海外の求人情報を得ることも可能になりました。
海外の転職サイトなどもたくさんありますから、そのようなものを利用しても良いかもしれません。登録すれば未公開の求人情報が得られるというものもありますし、自分の興味がある分野を登録しておけばスカウトメールが来るというものもあります。
広告もよく見て
転職サイト自体を見なくても、最近では広告としてあちこちに転職サイトの内容が掲示されることもあります。例えば、SNSを開くと転職サイトが紹介されていたり、転職サイトの具体的な求人情報が大雑把に書かれていたり、ということもありますよね。
海外の求人情報を入手するために転職サイトを使いたいと思っても、一体どのようなサイトがあるのかわからないとなるとなかなか情報の入手は困難です。しかし、例えばよく使っているウェブサイトに載っている広告であれば目にする機会も多いのではないでしょうか。そのようなサイトを使ってみても良いかもしれません。
私は今、中国の北京に住んでいますが、ここで外資系の企業の就職試験を受けたことがあります。そのきっかけはインターネットを使っていたとき、その転職サイトの広告を見かけたことでした。何も深く考えることなく北京にはどのような仕事があるのかと検索したところ、その外資系の企業の情報を得たのです。興味を持ってその転職サイトに登録し、履歴書を送ってもらいました。とんとん拍子で就職試験と面接が行われ、2週間ほど後に内定をもらいました。このように、広告などにも目を通しておくと良いことがあるかもしれません。
その地域にいる人間が有利
ただし、転職サイトなどを使ったとしてもどうしてもその地域に住んでいる日本人の方が有利であるということを覚えておきましょう。というのは、もしも外国人を雇用したいと思う場合、既にその地域に住んでいる人の方が素早く雇うことができます。さらにビザの心配をする必要がありません。特にアメリカの場合、求人条件の1つに「アメリカ国籍を持つ人物」「アメリカで働くことができる人物」などと書かれていることも少なくはありません。
友人の紹介を利用する
国によってはコネが大切
日本の場合は友人等の紹介によって仕事を得るという事はあまり起こりませんし、むしろコネを使った就職というものは白い目で見られることもあります。しかし、国によっては友人の紹介が求職活動に重要ということもあります。
特に日系企業に興味を持っている発展途上国などの場合、日本人ということで採用されることもありますし、日本人が多く住んでいる地域の場合は日本人同士の情報網が広がることによって自分が仕事を探しているということを明らかにしておけば、誰かから仕事を紹介してもらえることもあるのです。
読めない求人情報も大丈夫
私が中国に住むきっかけとなったのは夫がここの大学で仕事をすることになったからです。しかし、夫は中国語が読めるというわけではありません。中国人の友人がここの大学の求人情報を手に入れ、夫に教えてくれたのです。
というのは、こちらの求人情報は全て中国語で書かれており、中国語がわからない人間には、入手することができない情報でした。もちろん仕事によっては中国語ができなくても問題ないこともありますし、主人が中国語がわからないという事は障壁にはなりませんでした。言葉のわからない国で仕事をするという事は非常に勇気を必要とする事でしたが、それでもこの情報を見つけてくれた友人に感謝しています。
資格を取る
誰でもできる仕事は現地の人が優先
最近では不況ということもあり、自分の国であったとしても仕事を見つけるということがなかなか困難になりつつあります。自分の国の人間に仕事を与えることができない状態ですから、当然ながら海外の人間に仕事を与えるという事はハードルが高くなりつつあるのです。
そのため、最近では海外で働きたいと思ってもなかなか仕事が見つからなくなりました。というのは、例えばハワイは日本人ならば誰でも簡単に仕事が見つかる場所だと言われていましたが、そのような仕事は資格等を必要としないものが多く、現地の人でも簡単にできる仕事なのです。もしも雇うのであれば、現地の人を雇ったほうが企業にとっても楽なのです。ですから、最近ではハワイで仕事を見つけるのはなかなか難しいと言われるようになりました。
医師や看護師など
その一方で、たとえば医師や看護師などある一定の技術を必要とする仕事、免許を必要とする仕事、などは需要が高まりつつあります。特に日本人は世界のあちこちで生活していますよね。例えば、ここ中国の首都北京には様々な国の大使館があり、北京の中心地には大使館通りと呼ばれるものもあります。しかし、その当時を一通り見た後で日本の大使館を見たときには、その大きさの違いに驚きました。それだけ日本人が多く住んでいる、日本と中国の国際関係が強い、ということになります。ですから、日本人が住んでいる国では日本人の医師や看護師など、技術を有する人間それだけ日本人が多く住んでいる、日本と中国の国際関係が強い、ということになります。ですから、日本人が住んでいる国では日本人の医師や看護師など、技術を有する人間がの重要が高いのです。
私たちが通っている病院にも日本人の内科医がいます。彼女は中国の病院を卒業し、こちらで医師免許を取得したようですが、日本語も英語も話せますし、日本人の私としては非常に安心です。
ですから、例えば高校生が「将来は海外で働きたい」などと思っているのであれば、海外で必要とされる免許が取得できるような大学に進んでも良いかもしれませんね。
視野を広く持つことが大切
海外で仕事をするという事はなかなか簡単なことではありません。海外の企業で就職面接を受けて内定をもらったとしても、今度はその国の就労ビザを取得したければいけないなど、様々な関門が待ち構えています。
しかし、人生は1度きりですから、やはりやりたい事はやっておきたいと思う人も多いのではないでしょうか。かつて日本は終身雇用が当たり前でしたし、年金もそれなりにもらえるはずでした。しかし最近では同じ会社で働き続けたとしても、たいした年金がもらえないと言われています。だからこそ、いっそそれなら海外に行こうと決断する人も増えているようです。
海外で仕事なんて難しい、そんなの不可能、と思い込むのではなく、視野を広く持ち、興味を持つということが重要になります。もしも将来は海外で仕事をしたいと思っている人がいたら、ぜひ参考にしてみてください。
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