ワーホリビザを使って海外で仕事をしよう!観光や就業も可能!

ワーキングホリデーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。若い人たちが海外に行き、そこで働くことができるという制度です。国によって条件が違いますが、一般的には「2つの国・地域間の取り決めに基づき、その国・地域が相手国や地域の青少年に対して自国・地域の文化、一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度」というものが定義になります。ここでは、そんなワーキングホリデーについて紹介したいと思います。

ワーキングホリデーでは何ができるのか

 観光、就労、就学が可能

ワーキングホリデーというのは働かなければいけないというわけではありません。どこに滞在しても良く、そしてどこに旅行しても良く、仕事をしても良いし語学学校に通っても良いという制度になります。むしろ、ワーキングホリデーにはそのビザの期間というものがありますから、仕事が主な目的になることは滅多にないかもしれませんが、アルバイトをする事は十分に可能です。
また、例えば英語を勉強したいから英語圏の国に行きたいと思ったとしても、学校に行かなければいけないとなるとハードルが高くなりますよね。海外の大学に行こうと思えばそれなりのお金も必要になります。しかし、ワーキングホリデーのビザを使えば語学学校に通うことも可能ですから、英語の力を簡単に伸ばすことができます。

 日本人なら誰が、どこに行けるのか

国によって制度が変わってきますが、ワーキングホリデーは誰でもできるというものではありません。例えば、日本人の場合は日本国籍を有する18歳から30歳までの人が対象であり、行ける国はオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、アイルランド、デンマーク、イギリス、台湾、香港、ポーランド、ポルトガル、オーストリア、ノルウェー、スロバキア、スペイン、チェコ、ハンガリー、アルゼンチン、チリの21か国になります。

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最初に目的を決めよう

 理想の自分をイメージしよう

ワーキングホリデーのビザを使って海外に行きたいと思うのであれば、まず目的を決めることが大切です。ただ単に海外に行きたいという気持ちでワーキングホリデーのビザを取得して海外に行ったとしても、何も得る事なく帰ってくるとなれば非常にもったいないですよね。ワーキングホリデーは若いうちの特権ですから、なりたい自分のイメージを持ち、しっかりと目的を持つことが大切です。
例えば、将来は海外で就職したいと思って語学学校に通ったり、そのために現地でネイリストなどの技術を身に付けたいという人もいるでしょう。世界の医療現場を見てみたい、海外で日本語を教えてみたい、様々な目的があるはずです。仕事が関係なくても、例えば海外でダイビングを楽しみたい、外国の友達を作りたい、積極的な性格になりたい、等の目的もあるかもしれませんね。

 語学学校に通いたい場合

ワーキングホリデーを考える人の多くの悩みは、自分は全然英語が話せない、ということだと言われています。確かに日本は英語教育の年数は長いものの、なかなか英語が話せる人は少ないと言われていますよね。だからこそ語学学校に通いたいと考える人は決して少なくありません。
語学学校の場合、1週間から入学することも可能ですし、最低でも14週間ほど、つまり半年ほどは通わなければいけないという場合もあります。ですからぜひ興味のある語学学校を見つけ、通ってみましょう。また、その語学学校には同じく日本人が入る可能性がありますが、できれば外国人と仲良くするように心がけた方が英語力が伸びると言われています。ワーキングホリデーで語学学校に通った場合、本気を出せば1年ほどで英語がペラペラになるとも言われています。

 アルバイトをしたい場合

将来は海外で就職したい、と考えている人の場合、ワーキングホリデービザでアルバイトをし、就職に有利な状況作りたいと考えている人もいます。海外で働く場合、例えばカフェやレストランの仕事は非常に人気がありますし、ツアーガイドなどをする人もいます。スポーツインストラクターとして働く人もいれば、地元のお店で接客業を学びたいという人もいます。
海外に行く前に仕事を探しても良いですし、海外に行ってから様々なお店などを訪れて仕事を探すという方法もあります。海外では意外と「自分は仕事を探している」と周りにいうことによって仕事を紹介してもらえることもありますし、自分からお店を訪ね、履歴書を渡すという方法も一般的です。

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気をつけるべきこと

 帰りの航空券が買えるお金を持っていく

もしかしたらワーキングホリデーでは片道の切符だけ買って海外に行く人もいるのではないでしょうか。仮に往復チケットを買っていたとしても、ワーキングホリデーで海外に行くときには帰りの航空券が購入できる金額くらいは持参することが大切です。
国によっては、入国する際にいくら持っているのか確認される場合があります。帰国できるだけの現金がなければ、不法労働をするのかと疑われる可能性がないとは言えません。
緊張しながら海外に行ったのにもかかわらず、空港で別室に連れていかれて取り調べを受けたなんて、とても笑えませんよね。ですから不法労働するのではないかと思われないようにしておくことが大切です。

 海外旅行保険に入る

フランスやドイツなどはワーキングホリデービザを発給する時、海外旅行保険やワーキングホリデー保険に入ることを義務づけています。しかしそのような義務がない場合、少しでも金額を安くしようとして海外旅行保険に入らないという人は少なくありません。
確かにワーキングホリデーは旅行では無いですから、もしかしたら海外旅行に行くよりも交通事故などに巻き込まれる可能性は低いのかもしれません。しかし、海外で住んでいるときに病気になったり、怪我をしたりすれば、やはり病院に行かなければいけないということもありますよね。
日本は保険制度がしっかりとしており、なおかつ医療費が安い国ですから、日本に住んでいるとあまり「保険がなければ医療費が高くなる」というイメージはないかもしれません。しかし海外に行くと数分間医者と話しただけで数万円請求されるということもありますから、必ず海外旅行保険に入るようにしましょう。

 日本より治安の良い国は他にないということを自覚する

ワーキングホリデーに行くという事はその地域で生活するということです。その地域で実際に暮らし始めると、海外は治安が悪いということを忘れてしまうこともあるかもしれません。
一般的には慣れた頃が1番怖いと言われています。おそらく大丈夫だろう、と安易に考えてはいけません。実際にもワーキングホリデー中に荷物を盗まれてしまったなどというトラブルに遭遇した事例は少なくないのです。日本ほど治安の良い国はまずないでしょう。海外は海外である、ということを念頭に置き、安全な生活をしなければいけません。

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ワーキングホリデーの特権を最大限に生かそう

ワーキングホリデーというのは何よりも仕事をするということが認められた珍しいビザです。一般的には海外で仕事をしたいと思っても、なかなか仕事が見つけられる状態ではありません。しかしワーキングホリデーであれば比較的アルバイト等の仕事が見つけやすく、その経験が将来につながる可能性もあります。
ですから、もしもワーキングホリデーを考えるのであれば、その特権を最大限に活かし、海外での生活を思いっきり楽しみましょう。なお、ワーキングホリデーのビザを申請できるのは30歳のうちです。例えば、明日31歳になるのであれば今日がワーキングホリデービザを申請できる最後の日ということになります。もしもワーキングホリデーを考えているのであれば、30歳のうちにビザを申請してしまいましょう。

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