アメリカ カリフォルニアで誤発事件 高校教師が授業中に発砲

アメリカカリフォルニア州の高校で銃器の安全に関する授業を行っていた高校教師が誤って銃を発砲してしまうという事件が起きました。これにより生徒少なくとも一人が軽傷を負ったと14日にアメリカの警察が発表しています。

事件が起きたのはカリフォルニア州モントレー郡にあるシーサイド高校。銃を発砲してしまった教師は銃を天井に向けて指導を行っており誤って発砲してしまったと言います。銃は半自動式拳銃。天井に向けて発砲されたので重傷を負った生徒はいませんでしたが、1人の生徒が首に擦り傷を負ったと報告されています。

アメリカでは銃撃事件のニュースが頻繁に報道されていますが、このような誤って発砲してしまったという事件も多いです。先月にもロサンゼルスの中等学校で12歳の少女のカバンの中に入っていた半自動式拳銃が暴発。数人の生徒がかすり傷を負う怪我をしました。12歳の少女は現場で拘束され、未成年者の銃器所持及び校内への武器の持ち込みの罪で起訴され少年裁判所での審理にかけられました。

アメリカではパークランドの高校で銃乱射事件が起こったばかり。生徒17人が死亡したこの凄惨な事件はいまだにアメリカ人の心に深い傷跡を残しています。この事件の心の傷も癒えぬ間にまた新たな拳銃による事件が起きてしまいました。

カリフォルニア州では2015年より大学を含む各学校で他者から見えない形で銃を携帯することを禁止とする法律が施行されています。今回の事件では教室に銃を持ち込んだ高校教師がこの法律に違反していなかったのかどうかがポイントとなっています。

アメリカから銃発射事件のニュースが消える日は来るのでしょうか?アメリカ全土で銃社会による反発が起きる中、今後の対策や動向が注目されています。

   

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