海外で仕事をする場合、英語は必要なのか?日本語が武器になることも

将来は海外で仕事をしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そして、海外で仕事をするとなれば英語が必須になります。そのために一生懸命英語を勉強しているという人もいるかもしれませんね。ここでは、海外で仕事をする場合の英語についてお話しします。

英語以外の問題点

 そこに住んでいる人の方が有利

どれだけ海外で仕事をしたいと思っても、実際はそこに住んでいる人の方が有利ということもあります。例えば、将来は英語を使ってアメリカで仕事をしたいと思っているとしましょう。そして、例えば「日本語と英語が使える人を求めている」という求人を見たとしましょう。
もしも日本語が話せてアメリカに住むアメリカ人と、英語が話せて日本に住む日本人が同時にその職に応募した場合、よほど大きな差がない限り、アメリカ人が選ばれるのは当たり前のことなのです。なぜならば、現地に住んでいる人ならばビザの面倒を見る必要がありません。
仮に、例えばアメリカ人と結婚をしたりして、ビザでアメリカに住んでいる日本人が申し込んだとしても、その人の方が有利になります。海外に住む人に内定を出せば、その人がどのようにしてアメリカに来るか、どこに住むか、などということも考えなければいけない可能性が出てきます。少なくともアメリカに住んでいる日本人であれば、ビザの発給だけで済みます。会社としても手間のない方を選ぶのです。

 学歴

また、海外で仕事をしたいと思う場合、その国の学校に通っていると大きなメリットになる可能性があります。例えば、いくらアメリカで仕事をしたいと思ったとしても、アメリカの大学を出ている人とそうではない人が同時に応募した場合、アメリカの大学を出ている人の方が有利になる可能性があるのです。
確かに、カナダなどにある移民プログラムを見ても、その国の学校に通った経験があるとポイントが高くなり、ビザの取得が楽になります。また、例えば同じ英語が話せるとしても、アメリカの大学などを出ている人の方が雇う側にとっても安心感があるのです。

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英語ではなく、日本語を武器にするべき

 日本語がしゃべれる人材を求める企業はある

海外で仕事をしたいと思うと、どうしても英語が話せること、というポイントを重視してしまいがちです。しかし、もしも日本人が海外で仕事をしたいと思う場合、英語が話せるということよりも日本語が話せるということの方が強みになる可能性が高いです。
日本について考えると、どうしても日本は物理的に小さい、日本語なんて日本でしか通じない、などと思うかもしれません。しかし、世界的には日本の経済大国であり、決して「小さな国」では無いのです。そのため、日本語の需要というものは世界では高いのです。
私はかつて、海外で内定をもらったことがあります。諸事情により内定を辞退することになりましたが、その外資系企業が出していた求人では「母国語が日本語であること、業務をするに当たって十分な英語が話せること、北京に住んでいること」などという条件があり、私はぴったりだったと言えるでしょう。
このように、現地に住んでいる事のみならず、日本語がしゃべれること、日本語ネイティブであること、が強みになることも少なくは無いのです。

 話せる言語は多い方が良い

もしも英語以外に勉強している言語があるならば、それらもぜひ武器として活用しましょう。日本語という世界的にマイナーな言語が話せる以上、他にも話せる言語があるならばそれは強みになります。例えば、ヨーロッパ出身の人がヨーロッパの言語だけを複数話せたとしても、実はそれではたいした強みにはなりません。しかし、あちこちの大陸の言葉を話せる、多くの人が話せるわけではない言語を使いこなせる、ということが大切なのです。
企業によっては、「母国語が日本語であること、英語以外にもう1言語話せること」などという条件を出している場合もあります。ですから、英語以外にもう一つ言語を話すことができれば、可能性はかなり広がると言えるでしょう。

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英語がどのくらい話せるか

 TOEICって何?

場合によっては自分がどれくらいの英語話せるのか証明しなければいけないということもあるでしょう。日本国内では英検かTOEICが一般的ですよね。
しかし、実はどちらも海外では通用しません。英検なんて日本の基準でしかないですし、TOEICもなんとなく海外で知られているのではないかと思いがちですが、実は海外ではTOEFLかIELTSの方が一般的です。日本では、海外の大学に行くのではない限りTOEFLなんか関係ないといったイメージもありますが、もしも海外で自分の英語力を証明したいと思うのであれば、TOEFLかIELTSを受けておいた方が良いでしょう。

 必ずしも必要になるとは限らない

確かに、可能ならばTOEFLやIELTSで自分の英語力を証明した方が良いですが、これらはあくまでも海外の大学に行きたいと思う場合に必要なものであり、海外で仕事をしたいと思う場合は必ずしも必要なものとは限りません。
もう一度言いますが、もしも海外で働きたいと思う場合、TOEFLなどのスコアはあったほうが良いです。しかし、ないからといって海外の求人に応募ができないというわけでは無いのです。

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転職サイトを活用しよう

海外で働きたいと思う場合、転職サイトを活用するという方法もあります。私が海外で仕事を探した時も、日本の事務所が運営している転職サイトの広告を見たことがきっかけでした。その事務所のウェブサイトに登録し、担当者の人と打ち合わせをし、その人が私の履歴書を企業に送ってくれたことで面接を受けることが可能となりました。また、内定を取った後も就業ビザを取得するにあたり、色々と相談に乗ってくれましたし、私としてはとても楽だったといえます。
もちろん、人脈を活用することも大切です。海外で働きたいと思ったら、外国に住む友人に何かポストがないか聞いてみることも大切です。

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