カナダでのワーキングホリデー!”Sorry”とは言わないで!

カナダのトロントでワーキングホリデーを経験しています。今はカナダで生活を始めて3ヶ月目に入りました。語学学校に通うことなくオンラインで勉強しながら独学で英語を身に付けています。
私は決して英語が堪能というわけではなく、日本国内においてもコミュニケーション能力が長けているというわけでもありません。しかし不思議な縁で、カナダの地元のカフェベーカリーで働かせてもらえることになり、英語だけの環境の中で外国人と働くことの楽しさと大変さを日々実感しています。今回は自分の経験をもとに、外国人と楽しく働くためのコツを紹介します。

勤務初日にするべきこと

 まずは笑顔で挨拶と自己紹介!

英語の環境で外国人と働くとなれば、当然ながら誰でも緊張しますよね。その緊張をほぐすためにも、勤務初日にはまず笑顔で挨拶と自己紹介をすることが大切です。
カナダに限ったことではありませんが、海外では初対面の人と挨拶をするときは握手をすることが多いので、握手をしながら自己紹介をすると良いでしょう。

 名前が大切!

外国人にとっては日本人の名前は覚えにくかったり発音しにくかったりすることが多いようです。ですから自分の名前をいうときには出来る限りはっきりと発音するようにしましょう。私の場合は少し珍しい名前ですから、初対面の外国人に挨拶をするときには必ずアルファベットの綴りも紹介するようにしています。するとそこから「そんな名前、初めて聞いた」「君の名前は日本では珍しいの?」などと話題が広がっていくのです。
日本人にとって外国人の顔や名前を覚えていくのが難しいのと同じように、外国人にとっても日本人の顔と名前はなかなか覚えられないようです。ですから同僚に1日でも早く顔と名前を覚えてもらうために、初日に笑顔で挨拶をして良い印象を植え付けることが大切です。
勤務が終わって帰る時も、1人ずつに挨拶できると良いですね。その時に相手の名前を添えて挨拶することで、さらに自分の顔や名前を覚えてもらえるようになります。

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悪いことをしていないならSorryとは言わない

 日本人にありがちな間違い

日本人語ではすぐに「すみません」と言いますよね。むしろ日本では重要な言葉です。例えば、日本では上司に何かを尋ねるとき、「すみません、この件なのですが…」ということもあるのではないでしょうか。「すみません」とは非常に便利な言葉です。
しかし、ここ同じような感覚で”Sorry”とは言わないことが大切です。この感覚のまま外国人と働き、上司や同僚に何かを尋ねるときに”Sorry”から会話を始めてしまう人もいるかもしれませんが、このような場合は”Sorry”ではなく”Excuse me”ということが大切です。

 ”Sorry”は謝罪の言葉

“Sorry”というのは何か間違ったことや悪いことをしたときに使う謝罪の言葉ですから、謝罪をする時以外には使うべきではありません。
実際にこれは私が体験した事ですが、業務を教えてもらうための3日間のトレーニングが終了し、4日目から1人で勤務を始めた時、あまりにもわからないことが多かったために頻繁に上司に質問をしました。上司は顔色1つ変えることなく、根気よく私の質問に答えてくれました。しかし、そんな中で私自身は自分の英語力の低さや物覚えの悪さに嫌気がさし、間違ったことをしたわけではないのに、つい”Sorry”と言ってしまったのです。
すると上司には「あなたは何も悪いことをしていない。だから”Sorry”という必要は無い。わからなかったら皆でサポートするから大丈夫、緊張する必要もないし、闇雲に謝る必要もないから大丈夫!」と言ってくれました。これを聞いたとき、私は文化の違いを感じました。また上司は自分が悪いことをした、間違った、と感じたときにはきちんと謝ってくれるのです。「ごめんね、これは私の指示が間違っていた。あなたの言ったことが正しかった」「ごめん、これは私のせいだった、あなたは悪くないよ」と言葉に出してくれるのです。
ことをしたら謝る、悪いことをしていないのに謝る必要は無い、というのは基本的なことです。しかし、日本社会においては悪いことをしたわけではないのに謝らなければいけない場面が頻繁にあるな、と思わずにはいられない出来事でした。

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笑顔ではっきり話すことが大切

自分が完璧な英語が話せるわけではないし、コミュニケーションをとることが苦手だから、外国人と一緒に働くなんて無理、と思ってはいけません。実際に私は英語が得意だったわけではありませんし、日本人と日本語でコミュニケーションをとることさえ苦手ですが、外国人と一緒に働くことができています。
しかしそれは私がすごいからというわけではありません。外国人の同僚がみんな優しく、サポートしてくれているからです。
しかし、しっかりとサポートしてもらうためにはやはり自分自身の問題も理解してもらわなければいけません。私はネイティブスピーカーではないと周りも理解してくれていますから、だから周りもわかりやすいように話をしてくれるのです。だからこそ、自分も笑顔ではっきり話すということを意識しなければいけません。それによって同僚たちと自然にコミュニケーションが取れるようになっていきます。

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