黒人の彼とお付き合い!繊細な表現には気を付けて!?

友人に話すと驚かれることが多いですが、私はアメリカの黒人の人とお付き合いをしています。私は割とぽっちゃり系であり、よく周りから「黒人の人やラテン系などの有色人種の人からモテるんじゃない?」と言われていました。確かにアメリカに行くとそのような人から声がかかることも多く、私自身も人生初のモテ期を感じていました。自分の体型に自信がないと言う女性は、アメリカに行ってみると良いかもしれませんよ!

馴れ初め

 出会い

私はかつて、もともとヒスパニックの多いアメリカのカリフォルニア州に暮らしていましたから、ラテン系の男性と付き合っていたことがあります。特に外国人に興味があったわけではありませんが、ラテン系の彼氏と別れ、その後で今の黒人の彼と出会ったのです。彼はレストランの従業員、私は客としての出会いでした。
私自身はオバマさんのようなインテリ系の黒人男性がタイプでした。出会った彼は、最初はお店に行くたびにサービスしてくれ、まるで遊び人のようだと思っていましたから、眼中にはありませんでした。しかし実際に話してみるととても優しくて博識で、初めてデートした時から自然な流れで付き合うことになりました。

 付き合いに抵抗はなかった

彼自身、黒人の地域で育ったわけではなく、彼はもともと白人の多いエリアで育った人でした。そのため他の人種の人に対してもとても寛容であり、付き合う上でもあまり違和感はなかったです。初めてデートした時から私はこの人と結婚するんだろうなとさえ感じました。
しかし、アメリカはまだまだ人種差別の問題を抱えている国です。アメリカの各地で白人警官による黒人射殺事件が起こり、白人至上主義団体であるKKKがパレードを行っていたり、私の彼もそのような問題にはとても敏感でした。

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トランプ大統領の就任

 周りから受けた差別

2016年にトランプが大統領になり、アメリカ全体が人種問題に対して敏感になりました。トランプが選挙で勝った翌日、私たちが2人で道を歩いていると白人の若い男の子たちが「俺ら、トランプに投票したから!」と叫ばれました。私たちがアジア系と黒人のカップルだったからでしょう。
アジア系もアメリカでは確かにマイノリティーですが、黒人は奴隷制度などの歴史がある分、いまだに迫害を受けたり、不法に逮捕されたり、まだまだ深刻な問題を抱えています。トランプが大統領になったことにより、今度はそのような問題が正当化されているようにさえ感じます。

 彼自身の考え方

最近は黒人の人種問題に焦点を当てた映画もたくさん作られていますが、私の彼はそのようなものを見たがりません。彼はそれらを見ることにより、人種問題について考えることが辛いと言っています。
もしも自分とは違う文化や背景を持つ人と付き合うならば、私はそのような文化や背景も学ばなければいけないと思っています。しかし、それがその人自身を傷つけてしまうならば、1人でひっそり調べて心の中にしまい、相手と話すときに参考にする程度にしておくことが良いのかもしれません。

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黒人の人と付き合うときのルール

 NGワード

黒人の人と付き合うとき、言ってはいけない言葉があります。今は説明のために敢えて使いますが、ニガーと言う言葉がありますよね。この言葉を使う時は濁してNワードと表現されます。
私の彼はこの言葉は使いませんが、黒人の中にはこのNワードを使う人もいます。これは非常に不思議なのですが、基本的には黒人のみが使うことを許されています。これはかつて、奴隷の主人たちが黒人奴隷を呼ぶために使った言葉であるため、他の人種、特に白人が使うと非常に攻撃的な言葉になってしまうのです。歴史や本来の意味を考えると使わない方が良いでしょう。

 様々な文化を理解する

個人と一言で言ったとしても、アメリカは多民族国家であり様々な人がいます。私の彼氏はジャマイカ系で、彼のお母さんは本当にジャマイカ出身です。例えば、オバマさんの父方はケニア出身ですよね。
アメリカには奴隷としてアフリカから連れてこられた人たちの子孫が多く、彼らは自分がアフリカのどこの出身なのかわからないと言っています。つまり、アフリカ系といえども彼らの有する文化は全然違うのです。
彼の家族にはジャマイカの文化がたくさんあります。彼のお母さんはハグなどのスキンシップをたくさんしたがるタイプではなく、同じくそのようなスキンシップが少ない日本出身の私とは気が合いました。また、ジャマイカは島国ですから魚とお米をたくさん食べます。よくご飯の差し入れをもらいますが、体のすあげとご飯、牛のテールシチュー、ジャマイカカレーなど、私のお気に入りばかりです。

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その人自身を尊重すること

人種が違うといえど、人と人とが付き合って一緒に生きていくことには代わりありません。お互いを理解することに尽くし、相手は他人であることを忘れず、尊敬を持って、正直に接するということが、長く、よいお付き合いをしていく近道だと思います。

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