フランス生活20年!パリ通信⑤憧れのパリで暮らす部屋探し

留学、就職、赴任等でこれからパリに行く人で、でもまだ仏語がどうも苦手という日本人のために、最低これだけは事前に知っておいた方が安全かつお得というパリの住まい探し基本情報です。

どこから探すか?掘り出し物件の探し方

さて、パリに着きました。今は仮のホテル住まい、でもいずれはちゃんとした家具付きアパートに住みたいという方は、手始めに在パリ日本人のための新聞「オブニー Ovni」が便利。http://ovninavi.com/  この新聞は、オペラ座近辺の日本食品店や日本レストランに必ずあるはずです。月2回発行、無料です。賃貸情報のみならず、パリの様々な情報をこの新聞だけで手に入れることができます。私もパリに住み始めた当初、この新聞に本当によくお世話になりました。

 日系の不動産会社

次に、日系ネットサイトで日系不動産会社を探すという手もありますが、当然仲介手数料を取られます。賃貸契約法が新しく改定(loi Alur 2014年8月1日付)され、以前ほど高額な仲介手数料を請求されなくなったというものの、賃貸競争の激しいパリでは1平方につき、最低12€は見込んでおきましょう。(2016年現在)
【パリおすすめ日系不動産会社】
パリ不動産 http://www.paris-fudosan.com/
リュテス不動産 http://www.lutece-fudosan.com/
JAFIS不動産 http://www.jafis-online.com/
Lodgis不動産 http://www.lodgis.com/ja/

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事前見学 後でしまった!と後悔しないために。

さあ、賃貸情報の中になかなかよさそうな物件が見つかりました。早速、家主または不動産会社とランデブー(会う約束)を取りましょう。その際、同じ物件を午前と夕方に分けて見学することをお勧めします。というのも、午前中は静かだった所が、夕方は全く違う環境に一変していることがあり得るからです。

 夜は騒がしい場所も・・・

例えば、友人が、ソルボンヌ大学のすぐ近くにとても素敵なステュディオを見つけました。早速家主とランデブー。日本人の家主だったので、話しはトントン拍子に運び、即刻賃貸契約にサイン。ルンルンでその日の夕方に部屋に戻ると、何とすぐ下が夜中も開いているカフェ・バー。窓を閉めても騒音が寝室までしみ込んできます。賃貸契約を解約したくても、もう遅し。フランスでは一度契約したら、完全に解約するまで少なくとも最低1~2カ月はかかります。

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やっと契約サインに!でも・・・

何とか契約サインまでこぎつけました。賃貸契約するにあたり、賃借人が必要とする主な書類は次の通りです。これは、あくまでも最低半年から1年間は住むという家具付き賃貸の場合です。

 必要書類

身分証明書(パスポート)、就業目的で借りる人は就業証明書と給与明細書(あれば過去3ヶ月分)、学生やワーホリビザなら入学証明書、学生証、最後に銀行保証書が必要です。これは、保証として家賃の半年から1年分の家賃額を銀行に保持していることを、取引銀行に証明してもらうものです。これ以外にも保証方法として、在仏保証人を立てることもできますが、とても複雑な書類が必要なのと、保証人自身の月間収入が借りる家賃の3倍以上あることを条件とするため、ほとんど不可能に近いでしょう。

 保険にも入る

以上の書類の他にも、賃借人としての住宅保険証明書が必要です。フランスでは、必ず貸す側(家主)と借りる側(賃借人)両者が、個々に住宅総合保険”Assurance multirisques habitation”に加入することが義務付けられています。この証明書は、契約時に提出しなければなりませんので、賃貸契約以前に加入しておくことに注意。加入方法としては、取引銀行や仲介不動産会社が斡旋している住宅保険があります。

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蛇足ですが・・・

家主側に義務付けられた以下の書類を家主に対して要請することをお忘れなく。
1) ERNMT : 賃貸物件が自然災害 (水害、地震など) 危険地域に位置しているかどうかを証明する書類
2) DPE : 賃貸物件の防寒度を計った証明書
3) CREP : 賃貸物件の内装材に鉛質がないかどうかを確認した証明書
4) 電気・ガス設備の安全性を確認した書類 (2017年7月1日付以降より)

以上の書類は、家主の情報義務が目的です。例えば、借りる物件の内装材に鉛質があっても、賃借人は事前にその事実を承知していたということを証明するための書類です。
どちらにしても、フランスは「書類」社会です。様々な証明書を要請されることを予め覚悟してください。

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入居時の現状確認

いよいよ入居します。ここでもまたまた「書類」が登場します。入居前住居現状確認書”Etat des lieux à l’entrée”なるものです。パリには19世紀後半までさかのぼる古い建造物が多く、今日まで何代もの家族が入れ替わり立ち替わり住んできた歴史の深い?アパートがあります。

 家具の確認は綿密に

このような状況では、以前の住居人の住み名残りのような破損や汚れなどがあったりします。特に、家具付き物件ですので家具や電気器具、台所用品など事細かな確認が必要で、時間と費用がかかります。専門会社に依頼しますが、費用としては、3€/m2というのが相場です。これをしっかり入居前に家主を立ち合いに確認して書類にしておくというのが、この確認書の目的です。そういう意味では、賃借人を守るためなので、大いに実施してもらいたいことです。時々、仲介不動産会社を通じないで家主から直接借りるという場合で、家主によってはこの過程を無視しようとすることがあります。その場合は、公式仲介人”huissier de justice”を立てることをお勧めします。費用 は家主と折半です。後々のいざこざを避けるためには、この住居現状確認は避けては通れません。
因みに、同じ理由で出居時にも住居現状確認は行われます。”Etat des lieux à la sortie”

 家具付き物件の定義!?

一般に次のものが揃っていれば、家主は家具付きアパートとして貸出すことができます。
ベッド・寝具(布団、枕など)・寝室カーテン・台所コンロ・オーブンまたは電子レンジ・冷凍冷蔵庫・食器類・台所用品(鍋やフライパンなど)・テーブルと椅子・整理棚・照明器具・掃除器具(主に掃除機)

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鍵を受け取る日にチェックするべきこと

さあ、やっと鍵がもらえます。あこがれのパリでの暮らしが始まります。が、浮足立って次のチェックを忘れないでください。
1)玄関の鍵の数と郵便箱の鍵の有無と場所の確認:パリの郵便配達はDoor to Doorではありません。これは日本でも同じこと。割り当てられた郵便箱の番号と鍵の確認をお忘れなく。
2)前住人者の電気・ガス・水道など光熱費に係る最終消費目盛りを確認:新しく電気・ガス・水道等の申し込みをするときに、よく聞かれるのがこれです。事前にチェックしておきましょう。
3)ゴミ捨て場所と収集日の確認:管理人のいるアパートならいいですが、時には全く誰も管理する人のいないアパートもありますので、そういう場合は事前に家主または仲介不動産会社の担当者に確認しておきましょう。

【とても役立つ参考サイト】
http://fra.mixb.net/
http://www.newsdigest.fr/newsfr/index.php
http://www.newsdigest.fr/newsfr/features/773-how-to-find-a-room.html
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/taizai/fudosan.html

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 パリ生活の第1歩!

いかがでしたか?パリ住宅探しあれこれ情報でした。これからあこがれのパリで暮らす日本人にとって、住宅探しは夢に見たパリがもっと現実的な顔に変わるときでもあります。住みかあっての滞在、引っ込み思案にならず、押すべきところはしっかり押して、思いきりパリを満喫しましょう。

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