フランスパリで行われている全仏オープンで5日、男子シングルス準々決勝が行われ世界ランク72位のイタリアのM.チェッキナート選手が世界大会で何度も優勝しているセルビアのジョコビッチ選手を破り四大大会初のベスト4進出を果たしました。
チェッキナート選手は序盤から強烈なストロークやドロップショットを繰り広げジョコビッチ選手を自分のペースに巻き込み翻弄します。第4セットのタイブレークではバックハンドのリターンエースを決め見事な勝利を決めました。結果試合は6-3、7-6、1-6、7-6でチェッキナート選手の勝利。あまりの感激のあまりチェッキナート選手はベンチで涙を流しました。
チェッキナート選手は試合結果について「何度もチャンスがあったし、いいポイントもあった。そして結果的に試合に勝った。信じられない。ジョコビッチは良い人で『おめでとう。信じられないかもしれないけど、これからも頑張って欲しい』と言ってくれた。夢のようだ。自分のこれからのテニス人生がとても変わると思う」と語りました。
ちなみにチェッキナート選手は13と腕にタトゥーを入れていますが、13は自分の好きな数字なんだとか。タトゥー付きで13が自分のナンバーとメディアのインタビューに語っています。
一方、日本の錦織圭選手は4回戦でオーストラリアのドミニク・ティームに敗れ4回戦敗退となりました。試合後、錦織圭選手は「なかなか身体が動いてくれなかったのと、珍しいティーム選手の重いボールに対応できていなかった」と悔しさをにじませていました。
ジョコビッチ選手が準々決勝敗退となり、大会の行方はさらに予測できないものとなっています。今回の試合のように大きな番狂わせが起こる可能性もありますし、最後まで試合結果から目が離せませんね!
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