日本人とアメリカ人の働き方の違い!プロセスを大切にする日本

日本の大手総合電機メーカーに勤めていた私は、海外営業部でアメリカ工場との窓口担当として、4年間アメリカ人とのお仕事を経験しました。私自身アメリカに出張したり、アメリカ人の同僚やお客様が日本の工場を訪問したりと、どっぷりアメリカ流ビジネスに浸ったことは、今後の私のキャリアに生き続ける経験になったことは間違いありません。それもそのはず、アメリカ人とお仕事するのって、簡単ではなかったんですね。。文化も言語も違うなかで、真剣なビジネスの話って、間違いがあっちゃいけないので、色んな工夫が必要でした。そんなアメリカ流を一言で纏めると、「プレゼン力+個人の尊重=結果重視」です。

記録より、その場でどれだけアピールできたか

 記録が大事な日本の仕事

日本人は、良くも悪くも一つ一つ確実に仕事しますよね。問題が起きる前に、ちゃんと記録を残して後から間違いのないように「事前に」対応する。すごく時間のかかる方法ではありますが、間違いなく確実です。これが安全、安心の仕事を生み出す。だけど、アメリカ人はそうじゃない。もちろん議事録は存在するし、ちゃんとノートを作るビジネスマンはたくさんいます。でもそれより、会議でどれだけ自分の主張ができたか、どれだけ意見を纏めてプロジェクトの方向性を見出せたか、に評価のポイントがあります。それはどれだけ記録を残せたか、ではなく、どれだけ結果に繋がるアピールができたか、ということだと思います。ある意味とても効率的で、こういう環境にいると自分も負けじと声を出したくなるので、自然とプレゼン能力がついていきます。 

 アメリカでは記録がないので・・・

一方、誰が何を言ったか記録が残りずらく、相手にとって都合の悪いことは、大分後から話に言っても、「あれ、そうだっけ?」みたいな話になりがちで、ぼやっと終わることがあり、結局その後始末は自分に返ってくるなんてこともあります。でも、これは捉え方の違いであって、日本人は記録に残したから、やってるはずだ、という雰囲気がありますが、実際はみんな忙しくて会議をしたのに何も進んでいないなんてことも多々ありますね。アメリカ人は、記録やメールにこだわらなくても、相手に直接話に言って、やってもらうように仕向けます。これでうまく進めば、メールも記録もする時間が省けるのですごく効率的ですよね。でも結局のところ、日本人とアメリカ人が一緒にビジネスするときは注意が必要です。言語は大抵英語になると思いますが、この場合、自国の言語ではない日本人は自己防衛のために必ず議事録を書いておいた方がやっぱり後から後悔しないです。後で問題になったときに、プレゼン力抜群のアメリカ人を相手に、論理的に説明するのが大変一苦労。筋が通っていないと聞いてくれないので、証明として議事録を提示することで、納得材料を増やすことがとても大切です。

アメリカ留学中にアルバイトをしよう!

2018.03.08

どんなことをしていても関係ない

  アメリカの仕事風景

これが、私自身が実際にアメリカで目撃したシーンです。

1、音楽を聴きながら仕事をする。

2、コーヒーでもガムでもクッキーでも、何かしら食べ・飲みながら仕事をする。

3、会議中、足を大きく組んで、椅子に大きく寄りかかる。

4、上司に話があるとき、上司のデスクに大きく寄りかかる。

5、典型的すぎるが、各デスクにパーテーションがあり、家族の写真を壁に貼りまくる。

 日本では許されない?

もちろん、これが許されない・もっと許される雰囲気の会社、アメリカと言ったって色々あると思いますが、少なくとも同じ光景を数社で見たのは事実です。「ふふっ、またか」と、典型的すぎるTHE AMERICAのお仕事ぶりに、胸の中でいつも笑っていました。例えば、1番は日本では見たことがないです。日本では、いつ誰に話しかけられるかわからないのと、音楽を聴いていると仕事をしていないと思われる恐れからでしょうか。2番は、日本でもあると思いますが、アメリカは会議中も食べたり飲んだり、お客様が来ていてもフランクにするのでもっと自由な雰囲気ですね。3番は、日本ならクビですかね笑。4番は、アメリカ人もそれぞれの関係性があると思いますが、比較的、上司と部下の距離が近い気がします。それで仕事がうまく進むのであれば、とても羨ましい限りです。5番は、個人を尊重するアメリカならではで、よくアメリカ映画のオフィスのシーンでも出てきますよね。現実世界も全くその通り。しかも家族の話が大好きで、聞いてもいないのに、教えてくれます。あるアメリカ人の同僚は、旦那さんと恋愛サイトで出会ったことまで教えてくれました。人にどう思われようと自分は自分、のアメリカ人、とっても大好きな点です。もちろん、だからと言って好きなことをして遊んでいれば良いということではなくて、結果が出ればヨシ、過程は各個人のやり方を尊重ということですね。わかりますが、それにしても、みんな同じ光景なのはなぜだろうと、また、ふふっ、と笑ってしまうのでした。

ディスカッションを重視するアメリカ人!議論は喧嘩ではない

2018.01.28

最後に

結果重視のアメリカ人と、過程も重視する日本人。どちらも善し悪しで、どちらがいいというわけではないですね。でも、日本人として学ぶべきは、アメリカ人のプレゼン力です。これはすでによく言われてきている話ですが、アメリカで仕事をすると実感するどころか、そのスキルがないと本当に生きていけません。そして、このスキルがつけば、どの国でもやっていけると思います。黙々とパソコンで作業する過程ではなく、どのように伝えるか、に重視することで、少子化の日本でも少数精鋭で世界とやっていけると、私は信じています。

   

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