風景印は国際郵便にも使える!でも断られる可能性もあるので代替案を!

風景印というものを知っているでしょうか。日本の各郵便局には風景印というものがあり、郵便物を郵便局に持っていった時、「風景印をお願いします」というと、その郵便局ならではの風景印が押してもらいます。実はこの風景印は海外に送る時にも使えるものなのです。ここではその風景印について紹介していきます。

風景印とはどのようなものなのか

 風景印の概要

まず、風景印がどのようなものなのかということについて紹介しましょう。これは郵便局で使われている消印であり、その正式名称は風景入通信日付印になります。名所や旧跡にちなんだ図柄が描かれており、基本的には直径36ミリ以内の円形ですが、特産品などをかたどったものもあります。通常の黒い消印とは異なり、鳶色のスタンプインクが使われています。

郵便局に持っていって郵便窓口でお願いすれば押してもらうことができます。例えば須賀川郵便局の風景印にはウルトラマンが描かれていますし、地域によって自治体のマスコットキャラクターなどが描かれていることもあります。コレクターとして様々な地域から自分宛に風景印が押された葉書を送っている、などという人もいるようです。

 実は国際郵便でも使える!

あまり知られていませんが、実はこの風景印は国際郵便にも押してもらうことができます。もしも海外に家族や恋人が住んでる場合、海外に風景印を押して手紙を送るとなんだかロマンがありますよね。

この風景印には日本語の消印しか書かれていませんが、この風景印に丸型欧文印という国際郵便専用の消印を合わせて押せば国際郵便にも使えます。これは法律で決まっていることですから何の問題もありません。

ただし、実際には郵便局員にこのような認識がなく、「風景印は国内に宛てた郵便物にしか使えません」という人が非常に多いと言われています。私も独身時代、夫がアメリカに住んでいましたので夫に送る手紙に風景印を頼んだことがあるのですが、市内8ヶ所の郵便局で試したところ、全ての郵便局で断られました。国際郵便に使われる丸型欧文印を合わせて押せば大丈夫なはずだと説明したところ、6ヶ所からは問題なく風景印を押してもらえましたが、1ヶ所はその時は納得してくれたのですがおそらく上司等からダメだと言われたのでしょう、押されていませんでした。もう1ヶ所、本局では風景印を頼んだときには「分かりました」と言われたのですが、押されていませんでした(1番タチが悪いですよね笑)。そのため、もしも国際郵便に風景印を押して欲しいと思うのであれば、おそらく説明をしなければいけなくなるであろう可能性を踏まえておいた方が良いかもしれません。もしもダメだと言われたらショックを受けるかもしれないなどと思う場合はお勧めしません。

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風景印の代わりにできること

 道の駅や高速道路のSA、PAを利用しよう

海外に住む家族や恋人に風景印を押してほしいけれど、毎回説明するのは嫌だ、と思う人もいるでしょう。私もネットで調べたときには「国際郵便には押してもらえない可能性が高い」と読んだため覚悟はしていたのですが、100%の確率で説明しなければいけないということで次第に疲れてしまい、やめました。たまに説明しなければいけない分には問題ないのですが、毎回説明しなければいけないとなると面倒です。

そんなときには、道の駅や高速道路のサービスエリア、パーキングエリアに設置されているスタンプを利用しましょう。道の駅ならばどこにでもありますし、高速道路を利用するならばサービスエリアやパーキングエリアを利用することもありますよね。このような場所には必ずスタンプが用意されていますので、このスタンプを利用すると郵便局の風景印以上のサイズで風景が描かれたスタンプが押せてしまうのです。むしろ、いちいち説明しなければいけない風景印よりも豪華です!

 事前に封筒を用意しておく

もしも高速道路を利用してどこかに行くのであれば、100円ショップなどで10枚入りなどの封筒を購入しておくと便利です。それに次から次へとスタンプを押し、家族や恋人に手紙を出すときに使いましょう!

もちろん、葉書等に押しても良いかもしれませんね。ただ手紙を送るよりも賑やかになりますし、地域独特の風景が描かれたスタンプは海外でも喜ばれます。

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少し工夫をすれば国際郵便も楽しいものに!

手紙を書くなんて面倒だ、手紙を送るなんて時間の無駄、などと思う人もいるかもしれません。海外に手紙を送ろうと思えば1週間前後かかりますし、それに比べてSNSは一瞬でメッセージのやりとりができて便利…思う人もいるでしょう。しかし、このような工夫をした手紙を受け取るととても嬉しいですよ。このような時代だからこそ手紙がもっと浸透したら良いのに、と思います。そして手紙を送るからには、思い切り工夫しちゃいましょう!

   

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