ベルギーで移民が受けられるプログラム・子供への手当てについて

中国からベルギーに引っ越してきました。夫と息子はベルギー国籍を持っていますが、私はあくまでも外国人ですので夫と息子とは別の登録が必要でした。しかし先日何とか住民登録を終えることができました!ここではベルギー国籍を持たない「移民」に相当する私が受けることができるサービス、そしてベルギー国籍を持つ息子が受けられるサービスについて紹介したいと思います。

外国人としてのプログラム

 無料で言語が学べる!

非EU圏から来た外国人は無料で言語を学ぶことができます。ベルギーの公用語はオランダ語、フランス語、ドイツ語ですが私たちが住んでいる地域はオランダ語ですので私はオランダ語を学ぶことができます。

クラスには初級の1-1、1-2、そして中級の2-1から2-4、そして上級の3-1から3-4までがあり、外国人は初球を受講することが必須です。初級と中級は政府がお金を出してくれますので私たち外国人がお金を払う必要はありません。初級は絶対にクリアしなければいけないものですが、中級以降は勉強したいと思う人が行けば良い、というものだそうです。個人的にはお金を出してもらえるならば笑、中級まで終えたいと思っています。2-1がクリアできればそれなりに会話ができるそうです!

 授業のスケジュール

授業は平日のクラスと週末のクラスがあります。地域によってどの程度開講されているかどうかは異なってきますが、私たちが住んでいる所の場合は、平日は月曜日から金曜日まで2時間半ずつ、午前中か午後か夜か、と選ぶことができます。あるいは週末に数時間まとめて授業を受けるということもできます。1-1や1-2を5ヶ月ずつかけて勉強する授業が標準ですが、3ヶ月で終わらせるという集中型の授業もあります。自分のスケジュールに合わせて選ぶことができます。

私は11ヵ月の息子がいますので、夫が息子の面倒を見られる土曜日の授業、そして3ヶ月で終わらせるコースを受けることにしました。子供を預けるための託児所などもあるそうですが、最近そこの責任者の方が病気になってしまったそうで、託児所が機能していないそうです。子供がいるのに託児所が使えないという状態では平日の授業は現実的ではありませんが、週末にも授業が開講されているのは非常にありがたいと思いました。

ちなみに、例えば夫の都合が悪くなって息子の面倒見てくれる人がいない、体調が悪くて授業にいけない、などという場合は欠席しても問題は無いそうです。最終的に試験に合格さえすればいいらしいです。

 Integration Class(ベルギーに溶け込むためのクラス)

言語クラスの初級のみならず、外国人にはIntegration Classというものの受講が義務付けられています。これはいわゆる「ベルギーに溶け込むための知識をつける」ためのクラスであり、どうやら宗教や社会学に近い内容などを学ぶそうです。

これにも一般的なクラスと基礎知識がある人が集まるクラスがあるそうで、私は担当者から「基礎知識がある人が集まるクラスの方が良いでしょう」と言っていただくことができました。言語クラスと並行して受講することもできたそうですが、多少なりともオランダ語の知識があった方が良いかもしれないという事だったので、オランダ語の初級を学んでからこの授業を受けることにしました。

 受けない人も多い!?

言語クラスとIntegration Classは外国人には必須のものですが、やはり中には授業に全然来ないという外国人も少なくは無いそうです。私は無料で言語が学べるなんて最高じゃん!と思うのですが、中にはベルギーの公用語に全然興味を持たない外国人もいるそうで、「私たちが提供しようと思っているものと外国人が必要とするものが一致しない場合もあるのよ」と残念そうに言われました。

ちなみに私のオランダ語はもう全然ダメなレベルです。かなりダメです。「こんにちは」「ありがとう」くらいしか言えませんし、学生時代、英語を聞いている時は「頑張れば聞き取れる!」なんて思っていましたが、オランダ語はどれだけ頑張っても分からないのでオランダ語で話された時点で思考回路が止まります。そんな私のオランダ語がどれくらい向上するのか楽しみです。

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ベルギーにおける児童手当等

 ベルギーの出産育児一時金はもらえない!?

息子はベルギーで生まれましたが、ホームページによれば「ベルギー国籍を持っている子供は5年以内に住民登録をすれば出産育児一時金(1,200ユーロほど)がもらえる」ということでした。しかし夫が申請したところ、生まれてから2ヶ月以内に住民登録をして申請しなければ出産育児一時金はもらえないと言われたのです。ホームページ上では5年以内だったのですが、どうやら「最近ルールが変わった」そうです。本当に腹立たしい話ですが、このような事は海外では少なくありません。

ちなみに日本の場合、「海外で生まれた子供も日本に帰って転入届を出し、住民登録をすると出産育児一時金がもらえる」という市町村もあるそうですが、私が住んでいる市では子供が産まれるまでに両親のどちらかが国民健康保険に1年以上加入していなければいけない、という条件があり、私はそれに外れましたので、日本で出産育児一時金はもらっていません。

あくまでも私の解釈になりますが、出産育児一時金等は日本に住んでいる人が対象になりますので、「外国で生まれても日本に帰ってから申請すれば良い」というのは短期間だけ海外に行き、その間に子供が生まれたとしても日本に帰国してから申請すれば大丈夫、といった感じなのかと思います。最近は海外に住む時、日本に住民票を残しておき、日本で出生育児一時金や児童手当を貰いながら海外でも同じものをもらうという二重受給が問題となっているそうです… また、このようなルールは市町村によって全然違いますし、変化する可能性もありますから注意が必要です。

 児童手当について

さらに日本と同様、ベルギーでも毎月児童手当を受け取ることができます。ただ、申請の際には母親の銀行口座が必要でした。もちろん事情があれば父親の銀行口座でも問題は無いのでしょうが、やはり子供に関するお金は原則的に母親の方に行くようです。

銀行口座を作るためには住民登録をしていなければいけません。私はこちらで滞在許可証が交付されたと同時に銀行に行き、口座をつくりました。

 子供の健康診断について

また、日本同様こちらでも健康診断や予防接種を受けることも可能です。先日、中国で受けた予防接種の一覧を持参して子供の健康診断を行っている施設に行ってきました。お医者さんからは「ベルギーの子供よりもしっかりと予防接種を受けていますね」と言われました笑。

この施設には子供の身長や体重を測る器具も置かれていますし、おむつを持参しなくても大丈夫です。ボランティアの人が常にいますし、もしも子供のことで不安があったらいつでも来て良いと言われました(ただ、壊れたおもちゃの破片なども転がっていましたので、何でも口に入れてしまう月齢の赤ちゃんにとって安全が行き届いているかと言われると、そんなことはないような気もしました笑)。また、スタッフは英語が話せませんでしたがお医者さんは英語が話せましたので、私から直接質問することもできました。

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自分で調べることが大切!

日本の場合、市役所に転入届を出しに行けば同時に健康保険に入ることもできますし、子供に関する児童手当なども教えてもらえますよね。しかしベルギーではそんな事はありませんでした。

市役所に行って住民登録をしたら、それが完了したら初めて健康保険に入る手続きを行い、同時に児童手当なども自分たちで調べました。誰も教えてはくれませんので、自分たちで「健康保険はいつ登録ができるのか」「児童手当はどこに聞けば良いのか」などと質問をしていかなければいけないのです。日本とは全然違います。

手取り足取り教えてくれる日本が良いのか、自分で調べなければいけないベルギーが良いのか、比較することはできません。自分で調べなければならないほうが生きる力は付くような気がします笑。しかし、「書いてあることと違う!」ということが続くと、やっぱり日本が恋しくなってしまう今日この頃です。

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