4月も早いものでもう中盤へと差し掛かりましたね。先日ニュージーランドを襲った悪天候で気温が一気に下がり、雪まで降ったのですが、今週に入るとまたオークランドは気温が23度前後と過ごしやすい気温に戻りました。ニュージーランドは「1日の中で四季を体験できる」とも言われている国で、季節はあれど、1日の中での温度差がかなり激しい国でもあります。夏でも朝晩は肌寒いので上着が必要だったり、冬でも日中は天気がいいと汗ばんだりします。ですので、日本のように「衣替え」ができません。私も、夏服と冬服が常に同じクローゼットにある状態です。ダウンジャケットを着ているのに足元はビーサンだったり、冬物ジャケットの下に着ているのは半袖Tシャツだったり、日本では考えられないコーディネートですが、ニュージーランドではあるあるのファッションなんです。体温調節が難しい気候の国なので、旅行でニュージーランドに来られる方は、必ず夏でも何か羽織れるもの、冬でも少し薄手の服を何枚か持って行くのをおすすめします。
6月に行われるステーキ品評会の審査員を一般から募集!
お肉を食べる際に皆さん一度は「金賞受賞」や「最優秀賞受賞」などというフレーズをみたり聞いたりしたことはありませんか?こういったお肉の賞などは、開催する団体の関係者が審査することによって決定するのですが、今回ニュージーランドの「ビーフ+ラム・ニュージーランド」という牛肉と羊肉の販売促進を行う協会が、6月に行われるステーキ肉の品評会の審査員を一般から募集をかけ、話題になっています。審査員は一般応募から5人が選ばれるようで、応募資格は18歳以上のニュージーランド人であることだけとなっています。「ステーキが好きで、舌に自信がある方を大募集!」とのことで、一体どうやって舌に自信のある審査員を選び出すのかは不明ですが、この品評会によって「ニュージーランドで1番美味しいステーキ肉」が決まるので、’審査員を審査する’方も重要な任務を担っています。この審査員に選ばれても、当日報酬は支払われませんが、エントリーする様々な種類のステーキを堪能することができるので多くの方が応募すると思われます。
ウェリントン動物園にユキヒョウがやってくる?!
ニュージーランド国内にある動物園として初のユキヒョウが、ウェリントン動物園へ今後2年以内に迎えられることが検討されています。中央アジアの高地に生息するユキヒョウは、滅多に見ることのできない珍しさから「アジアの山の幽霊」とも言われています。現在は絶滅危惧種にも指定されている動物でもあるんです。日本ではすでに旭山動物園や多摩動物公園など全国の動物園で飼育されており、気軽に見ることができます。そんな中、ニュージーランドはウェリントンにやってくる予定のユキヒョウはアメリカからペアで迎え入れることが予定されています。どうして今すぐにではなく、今後2年以内の迎え入れなのかというと、なんとこのペアのユキヒョウは実はものすごく高額で、3,5ミリオンドルもするのです。日本円にしておよそ3億円です。動物園で人気のコアラはおよそ350万円、トラが500万円でゾウは3000万円ほどなので、ユキヒョウの桁違いの高さがはっきりとしますね。この3,5ミリオンドルは、現在ウェリントンの現地議会によって準備されている真っ最中だそうです。ニュージーランドで唯一のユキヒョウを飼育するからには、絶滅の危機から守りたい、とウェリントン動物園園長のカレン氏は力強くコメントを残しました。
バスの運転手たちが給料を巡ってストライキ!
以前に、ニュージーランドのエンターテイメント会社のスカイシティが最低賃金の値上げを発表したとお伝えしました。それの影響もあり、賃金の値上げを巡ってオークランド交通のバスの運転手たちがストライキを今月17日から10日間決行すると発表しました。オークランドシティを中心に各地でストライキが決行される予定で、ニュージーランド人にとって、車の次に主要交通手段であるバスのストライキは、多くの一般人にも影響が出るであろうと報道されています。特に朝の出勤時間のストライキに関しては、日本のように電車の路線が市の中心にしかなく、タクシーもそこまで走っていないので、自家用車での出勤を余儀なくされるため、渋滞も悪化すると見込まれています。最近では、医療現場に携わる看護師や助産師の給料の見直しを要求する声も出ており、抗議デモも決行される予定です。日本ではあまり会社がストライキを起こすことはありませんが、ニュージーランドでは意外と頻繁にあります。今回のバスの運転手たちによるストライキや、看護師たちによる抗議デモによって企業や政府がどう反応し、どう対応していくのか注目です。
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