アメリカのダンスパーティーでは誰を誘うの?踊り方は?ドレスは?

アメリカの高校に留学すると、ダンスパーティーがたくさん開催されるということに気づきます。私服で気軽に参加できるようなカジュアルなダンスパーティーもあれば、しっかりとドレスやタキシードを着て出かけるホームカミングやプロムといったダンスもあります。また、アメリカのダンスパーティーは基本的に男性が女性にダンスに誘いますが、女性が男性をダンスに誘わなければいけないダンスパーティーもあります。ここでは主に、ドレスやタキシードを着て出かけるホームカミングやプロムにおいて、少しお話ししたいと思います。

誰を誘うのか

 男性は好きな女性をデートに誘う

ホームカミングやプラムは、一般的に恋人と参加します。しかし、もちろん付き合っている人がいなければ友達と参加しても問題はありません。
そうとは言っても、このダンスは男性にとっては正念場です。日本で言えばバレンタインの感覚でしょうか。日本のバレンタインは女性が男性にチョコレート渡しながら告白しますよね。それの逆版がこのデートの申し込みとも言えます。
もしも付き合っていない状態でありながら男性が女性をホームカミングやプロムに誘う時、それは付き合ってくださいと言っていることと同じなのです。そのため、女性がオーケーをすれば男性のテンションはmaxに上がります。

 友達を誘う場合もある

そうとは言っても、もちろん友達として男性が女性をダンスに誘う場合があります。仲の良い男性の友達がいましたけれど、4月のプロムに向けて11月の時点ではダンスに誘われていました。決して恋人関係ではありませんでしたが、「自分と一緒にダンスに行ってくれませんか」と言われた覚えがあります。
そして、ホームカミングやプラムでは男性が自分と女性の分の入場券を購入するというしきたりがありますが、この友人が私の入場券も購入してくれました。男性が女性をダンスに誘うからには、恋人関係ではなかったとしても関係ないようです。要は、2人がお互いに友達だと思っていれば友達ですし、恋人関係だと思っていれば恋人関係なのです。ここに決まったルールは存在しません。

 既に決まった相手がいるのに誘われてしまう

一般的には恋人と行くダンスですから、自他共に認める恋人がいればその人を敢えてダンスに誘うような男性はまずいません。しかし、友達とダンスに行く約束をしている場合、周りはそんなことを知りませんから、新たにダンスに誘われてしまう可能性もあります。
実は、私もその1人です。11月の時点で友人からダンスに誘われ、オーケーしたものの、いざ4月のプロムを控えた3月の時点で、私のことを好きだという男子生徒からダンスに誘われました。もちろん好きだと言ってくれるのはありがたいのですが、私は先約主義の人間なので、そのお誘いは断るしかありませんでした。
他の友人にこの話をしたところ、このような事は滅多にないけれど起こらないこともないということです。やはり自他共に認める恋人同士であれば問題は無いのですが、友達同士でダンスに行く約束をしている場合は、どうしてもトラブルが起こってしまうこともあるそうです。

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ダンスが踊れない?

 心配はいらない

よくアメリカのドラマなどを見ていると、高校生や大学生がパーティーなどで踊っている姿を見ることがあります。中にはダンスがとても上手な人もいますから、あのようなダンスに慣れていない日本人にとっては「あんなダンスは踊れない」「私なんて盆踊りがせいぜいなのに」と思ってしまうかもしれません。
しかし、心配はいりません。実際はドラマのように上手に踊れる人は一握りしかいませんし、音楽はロックやラップなので、とにかく体を動かしていれば問題は無いのです。

 クラシックの場合は練習が必要

これはアメリカの話ではありません。私は大学生の時、オーストラリア、シドニーにある大学の寮に滞在していたことがあります。ちょうどこの時にはダンスパーティーが開かれる予定があり、寮の広間ではドレスとタキシードに着替えた学生たちがクラシックのダンスの練習をしていました。
これはアメリカでは見たことがない光景です。実際にその学生たちに話を聞いたところ、「ロックやラップのダンスならば練習をしなくても何とかなるけれど、クラシックだと練習をしなければどうにもならない」との事でした。アメリカにはクラシックのダンスパーティーはありませんでしたので、もしもオーストラリアなど、イギリス系の国に行けばダンスの練習をしなければならないということもあるかもしれません。

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ドレスを購入する

 ドレスの購入は女の子の夢

日本人の女性が最初に着るドレスは、ウェディングドレスということもあるのではないでしょうか。それくらい、日本人はドレスを着ないですよね。音楽家であれば舞台で着るドレスを持っていることもあるかもしれませんが、そうでもなければめったにドレスなんて着ないと思います。
しかし、アメリカでこのようなダンスに行くのであればドレスは購入しなければなりません。ふんわりとしたお姫様のようなドレスでは踊れませんから、まるでワンピースのようなスタイルのドレスを選ぶ女子生徒もたくさんいます。彼氏からホームカミングやプロムに誘われたら、女子生徒はワクワクとドレスを買いに出かけるのです。そのためにアルバイトをする人もたくさんいます。

 毎回ドレスを新調する人もいる

ホームカミングとプロムと、ドレスを必要とするダンスパーティーは年に2回あります。そして、プロムは基本的に3年生と4年生の時の2年間しか参加できませんので、毎回ドレスを新調したとしても、4年間で6枚のドレスが必要となります。
ドレスは、大体1着あたり200ドルから400ドル程度だったかと思いますが、これは地域によっても違いますし、お店によっても違うでしょう。また、やはりお金がかかりますから、卒業生から借りたりする人も少なくはありません。
私も、交換留学生としてはそこまでのお金は出せませんでしたので、ホストマザーの知り合いの友人からドレスを借りました。水色の綺麗なドレスで、友達にも褒めてもらえました。その友人は私よりも2、3歳年上でしたが、ドレス自体に年代を感じることもありませんでした。その時その時で流行のドレスはあるようですが、その流行は地域差もありますし、特に問題はありません。

留学生としてダンスに行くならば、やはりドレスはなんとしてでも入手しなければなりません。もしも金銭的に余裕があるならば購入しても良いと思いますし、もしも貸してくれる人がいるならばその善意に甘えても良いでしょう。
いかがでしょうか。そもそも日本にはこのようなダンスパーティーがありませんから、留学でダンスパーティーを経験できるならばぜひ経験するべきです。

 男子生徒はもっと大変!

しかし、男子生徒は女子生徒よりも大変です。女子生徒はただ男子がダンスに誘ってくれることを待っていれば良いですが、男子生徒はダンスがいつ開かれるかということを把握した上で、女子生徒を誘わなければいけません。
また、女子生徒を誘ったら、女子生徒の分の入場券や彼女のドレスに合ったコサージュを購入し、必要に応じてダンスの前に行く夕食代を支払うなど、とにかく出費があります。また、日本の男子生徒が留学に行き、このような暗黙のルールを知らなければ、なかなか現地の女子生徒をデートに誘うこともできないですよね。
そのため、留学に行くならばぜひ友達にダンスについて聞いておきましょう。ダンスのときの誘い方などは地域差がありますから、高校に通い始めたらすぐに友達を作り、ダンスに行きたいということを話してみましょう。周りからダンスについて教えてもらい、ぜひ留学生活を楽しんでください。

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