中国人と国際結婚して感じたカルチャーショック① ~ 俺のプレゼントは嬉しくないの?

みなさんこんにちは!今回は中国人夫を持つ私が、夫との結婚生活で感じたカルチャーショックについて書いていきたいと思います。記念すべき第一回は文化面についてのカルチャーショックです。それではさっそく始めていきますね。

中国人は喜怒哀楽が激しい

中国人は本当に喜怒哀楽が激しいです。中国には感情を表に出すことは大人気ないというイメージがある日本人とは真逆の文化があります。

 喜びは100%の力で表す

日本人には喜びを控えめに表現する方が好感が持てる、なんていう価値観がありますよね。例えば好きな人から告白された女の子が、はにかみながら微笑む姿とか。その女の子が喜びのあまり叫びながら飛び跳ねたりしたら日本の男性は引いてしまうのではないでしょうか?
私も夫と出会うまでは、喜びは控えめに表現してこそ「可愛い女」という固定観念がありました。そのため夫がプレゼントをくれた時も、サプライズでパーティーを準備してくれた時も、控えめに喜んでいたんです。

 俺のプレゼントは嬉しくないの?

すると、ある日夫から一言。「俺がプレゼントあげても嬉しくないの?」と。私からしたら全く心当たりがありません。「なんで?!」と聞き返すと夫いわく「だって全然喜んでないじゃん」。
そう、中国人は自分が喜怒哀楽が激しいので他人の反応が薄いとかなり不安になります。日本人のように微妙な表情の変化を拾うことに慣れていないので、かなりオーバーに喜びを表現しないと伝わらないのです!

 涙に男も女も関係ない

一応、中国にも日本と同じように「男たるもの泣いてはいけない」という考え方はあります。しかし異なっているのは、そういう考え方がありつつも中国人男性は悲しければあっさり泣きます。とても悲しければワンワン泣きます。

日本人はぐっと涙をこらえる姿に感動しますよね。しかし中国人は反対です。悲しい場面でぐっと涙をこらえている人を見たら多くの中国人はこう考えます。「悲しい場面で泣かないなんて冷たい人だなあ」と。

そのため私の夫もテレビなどで涙をこらえている日本人を見ると「なんで泣かないの?」とかなり不思議がっています。日本人の私からするとワンワン泣くよりも、涙をこらえている姿が逆に涙を誘うのですが!

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人と違うのは当たり前

中国は日本の10倍以上の人口を抱え、55の少数民族が混在しています。日本のような「日本人だからこうだよね」という共通の認識は、日本よりもかなり低いと思います。

 小さな子供も自己主張ははっきり

夫の甥っ子と会った時の事。甥っ子はまだ3歳ぐらいでやっと中国語が話せるようになったばかりだったのですが、その甥っ子がしっかり自己主張をしていたのに驚いたことがあります。

「ぼく黄色は嫌い、赤がいい」とか「今はこれをやりたくない、だって~だから」と日本人の大人顔負けの自己主張をしていました。さらに驚いたのは大人もそれを1個人の意見として聞いているんですね。間違っていればその理由もきちんと子供に説明します。

日本も小さい子供の自己主張はありますが、幼稚園や小学校に入るにつれて消えていってしまいますよね。中国人の場合は大きくなればなるほど自分の意見をしっかり持てるようになります。あんな小さな子供がしっかり自分の意見を言えることは私にとって大きなカルチャーショックでした。

 小さい違いは気にしない!

私は夫と出会ったばかりのころ驚いたことがあります。中国人は住んでいる地域によっては言葉が通じないことがあるんです。日本人同士で言葉が通じないってほとんど考えられないですよね。他にもかに玉について夫に聞いてみると「俺の住んでいた地域ではそれ食べないから知らない。なにそれ」と言われたこともあります。かに玉と言えば中国を代表する中華料理というイメージですよね。なのに中国人である夫が知らないという事実もあります。

それでも夫はまったく気にしていない様子。同じ中国人でも言葉が通じない、自分の知らない食べ物を食べている、そんなことは当たり前なのです。違いがありすぎて、いちいち気にしていたらキリがないのでしょう。だからこそ自分の意見を持って主張しなければいけない。「同じ日本人だから」のような「同じ中国人だから」という安心感は中国人にはあまりないのです。

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自分の文化を堂々と告げる

中国人の考え方は日本人とは違い直線的で単純です。これには悪い面もあり良い面もあるのですが、感情や自分の意見を内に秘めることが美徳とされている日本人とは正反対の文化ですよね。私はこのカルチャーショックで夫とのコミュニケーションがうまくいかないことがたくさんありました。でも、だから中国人のように感情をオーバーにする、なんてことはしなくていいんです。「私は日本人だから、感情を表現するのはあまり得意じゃない」と堂々と告げてから夫とのコミュニケーションはだいぶ楽になりました。

それではまたお会いしましょう!

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