カンガルーに遭遇できるオーストラリア!でも可愛らしい外見に騙されないで!

オーストラリアに住んで5年が経とうとしています。オーストラリアと言えばコアラやカンガルーを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。私自身もオーストラリアでカンガルーに遭遇したことがたくさんあります。カンガルーは多く生息しており、人気がありますし、お土産ショップにもカンガルーをモチーフにしたものが大半を占めます。しかし、見た目は可愛らしいカンガルーですが、その見た目に騙されてはいけません。
ここではオーストラリアのカンガルーの本性とカンガルーに遭遇する確率、遭遇した際の対処法についてお話ししたいと思います。

オーストラリアの道中

 自然がたくさん

オーストラリアは自然がたくさんある広大な国です。ビーチも規模が広くて綺麗ですし、田舎のほうに行けば農場が多くなり、緑を目にする機会がたくさんあります。
生き物についても、路上の木にコアラがいることも稀にありますし、動物園でしか見ることができないとされているカラフルな鳥もその辺を飛んでいることがあります。運が良ければ見られるかもしれません。

 野生のカンガルーもいる!

カンガルーに関しても都市部ではあまり見かけないでしょうが、田舎に行けばあちこちで見かける機会があります。
カンガルーと同時にワラビーも見かける機会が多いです。カンガルーを少し小さくしたものですが、1匹でいることもありますし、2匹でいることもあります。私は以前、おそらく家族連れだったのか、大きなカンガルーが2匹、小さなカンガルーが1匹の組み合わせを見たことがあります。

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歩いているときにカンガルーに遭遇したら!?

 カンガルーには近づかないで!

都市部では滅多ありませんが、田舎に行けばカンガルーに遭遇する確率は極めて高いといえます。しかし、そんな時でも「珍しい、かわいい」などと言って近づいてはいけません。
動物園のカンガルーは時々お腹の袋に赤ちゃんを入れていることもあり、袋から赤ちゃんカンガルーが顔を出しているところなどを見るととてもかわいいと思いますよね。餌をあげると人懐っこく食べてくれることもありますから、愛情たっぷりに感じるかもしれません。

 野生のカンガルーは何をするかわからない

しかし、動物園にいるようなカンガルーと違い、野生のカンガルーは何をするか分からないのです。両足で蹴ってくることもあり、蹴られた衝動はとても強いと聞いたことがあります。大人のカンガルーであれば人間と同じ位の背丈がありますので、体格も大きいです。ですから、カンガルーに遭遇したら近づいてはいけません。むしろ距離を取ることが大切です。
また、カンガルーはジャンプで移動していきますから、ライオンのように速くはありません。逃げることは十分に可能です。私は田舎に住んでいるので、家の近くでカンガルーを見たことがあります。遠目で写真を撮り、すぐに家に入りました。

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運転中にカンガルーに遭遇したら!?

 カンガルー出没注意の交通標識

たまに車を走らせていると路上で轢かれたカンガルーを目にすることもあります。田舎であれば決して珍しい光景ではありません。カンガルーやコアラがよく出るエリアであれば、道中にそれらの絵が描かれた交通標識もあります。日本では絶対に目にすることがないですよね。
もしも運転中にカンガルーに遭遇したら、轢いてしまうかもしれません。ただぶつかるだけだったとしても、車は大きな衝撃を受ける可能性があります。しかし、カンガルーにぶつかることに関しては特に問題はありません。

 カンガルーが増えすぎている問題

オーストラリアではカンガルーが増えすぎており、殺処分をされていることもあります。車で轢いても、特に法的責任があるなどという事は無いのです。カンガルーミートやカンガルージャーキーに使われるほどですから、確かに数は多いのでしょう。
ただし、車でカンガルーにぶつかったらガラスなどが割れ、人間がダメージを受けることもあります。ですからオーストラリアではカンガルーバンパーといい、バンパーに金属の部品をつけることが多いです。ちなみに、轢かれてしまったカンガルーは役所が回収しているようです。

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カンガルーの見た目に騙されないで

お土産ショップではぬいぐるみやキーホルダーなど可愛くデザインされたカンガルーがたくさん売られていますよね。しかし、本物のカンガルーの体格は人間よりも少し大きいこともあり、性格も凶暴です。
動物園にいるようないつも寝てばかりのカンガルーとは違いますから、野生のカンガルーに出会ったらその可愛らしい見た目に騙されてはいけません。もしも運転中にカンガルーに遭遇したら、止まることなくそのまま突っ走りましょう。下手に止まれば、カンガルーが攻撃してくることもあります。窓ガラスが蹴られたら、本当に危ないです。
ですから、カンガルーの交通標識がある周辺には行かないという選択肢も重要です。

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