旅行するならタイへ!タイの治安、気温、時差とは?

タイ在住です。タイと言えば東南アジアでもよく知られている国の1つですが、海外旅行をしようと思った時にぱっと行き先として思い浮かべる国では無いかもしれませんね。しかし、タイは素晴らしい国だと思います。海外旅行をするなら、ぜひタイはいかがでしょうか。ここでは、旅行者に向けてタイの治安と気温、そして時差についてお話ししたいと思います。

治安について

 タイは軍事政権

現在、タイは軍事政権家にあります。しかも日本では考えられないようなクーデターによって成り立った政権です。しかし、そんなことを全く感じさせないのがタイの素晴らしいところです。ある日本の専門家は「今のタイは軍事政権なので逆に治安は良いし、政策決定も早く、どちらかというと歓迎すべきである」と言っていましたが、なんだか言い得て妙だと思います。
タイは至って安全な国です。危ないというのは特定の県と一部の地域に限られ、それでも危険なのは昼間ではなく夜中です。夜中に危険だなんて、それはタイに限らずどこの国でも同じですよね。私の住んでいるところも、以前に住んでいた場所でも、たとえ深夜であっても平気でパジャマ姿のタイ人がコンビニで買い物をしていたりします。

 盗みもない!?

10年ほど前、私はスターバックスでノートパソコンを盗まれてしまったことがあります。その時は悔しくてタイ人を恨みましたが、自分の油断についても大変反省しました。というのは、スターバックスには1人で行っていたため、パソコンを机の上に置いたままトイレに行ってしまったからです。
しかし、現在はもし私が同じことをしたとしても、パソコンは盗まれないのではないかと思います。監視カメラがあちこちにありますし、タイ人も以前に比べるととても豊かな感じがします。むしろ日本製のパソコンなど珍しくはないでしょう。実際に1人で同じスターバックスに行っても、タイ人の学生が平気でパソコンなどを机の上に置いたままどこかに行ってしまう姿をよく見かけます。以前ならあり得ない光景です。

 油断は禁物

もちろん、油断は禁物です。特に旅行者の場合はお金を持っていそうな雰囲気を出している人もいますから注意が必要ですが、そんなに治安が悪い国として警戒する必要もありません。
ただし、深南部と言われるパッタニー県を中心とするマレーシアとの国境付近は本当に危険ですから、余程の理由がない限りは行かない方が無難です。

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気温

 「かなり暑いか最高に暑いか」

タイは多くの人が知るとおり、年中暑い国です。以前、タイの友人に「タイの季節は乾季と雨季ですよね」と聞いたら、「違う、Hotter or Hottest(かなり暑いか最高に暑いか)だ」と言われ、かなり笑いました。
関連して、彼は「タイではなぜどこでも大型のショッピングモールがあるのか知っているか?」と聞いてきたので、私は「外国人を相手に儲かるからじゃないですか?」と答えました。しかし正解は、「外は暑いから外を歩くのが嫌だけれど、ショッピングモールがあれば屋内を快適に歩けるだろう」との事でした。

 4月が最も暑い

タイは赤道に近い国ですから、基本的には年中暑いです。しかし一般的には夏が1番暑いと思いそうですが、タイでは4月が1番暑いです。その時期のバンコクでは、毎日気温が37度や38度にまで上がります。さらに、夜は気温が下がるということもありません。
タイの正月である4月中旬には水掛け祭りが行われますが、これは理にかなっているなと感じています。強いて言えば、12月になると夜は少し涼しくなり、ビアガーデンの季節になるのです。少し肌寒いこともあり、タイ人が思いっきり着込む姿が非常に興味深いです。よく冬服を持っているな、とさえ感じます。

 雨季について

6月から10月は基本的に雨が多く、雨季と呼ばれています。しかしこちらの雨は日本の雨と違い、どちらかというと一気にすごい勢いで降り、短時間で終わります。スコールという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。雨が降ったらどこかで雨宿りして、止むのを待つことが多いです。ですから傘は雨の日に使うことはなく、ほとんど日傘になります。

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時差

 日本との時差は2時間

タイと日本は2時間の時差があります。タイの方が西側ですから、日本から2時間遅れということになります。
日本がなぜファーイースト「極東」と呼ばれるのか、世界地図を見るとよくわかりますよね。世界一般の世界地図では、日本は右上の端っこになります。

 会議のときには時差を考えて!

日本人とネット会議をする時、よく朝の9時と設定してくるのですが、もう少し考えてもらえるとありがたいです。日本の朝9時という事は、タイだと朝7時となり、さすがにきついです。
また、時差を意識していないと飛行機の時間も大変です。時刻表など現地時間で記載されているのですが、うっかりと時差のことを忘れてしまい、腕時計などの時間を戻さないと、大変なことになってしまうのです。特に日本からタイに戻る時、時刻表は日本の時間なのに、腕時計をタイ時間のままにしてしまい、余裕を持って準備をしたつもりが突然我に返り、慌てふためくという話は珍しくありません。私もその1人です。

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ぜひ旅行はタイに!

以上、旅行者向けの治安、気温、時差情報でした。治安は基本的に安全、気温は基本的に「暑い」の一言、時差は2時間で特に往復の飛行機の時刻表などには注意、といったところでしょうか。ぜひタイに旅行に来てみて下さい!

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