海外で犬を育てる②

タイのパンガン島で犬を飼っており、①では、どれだけ犬が幸せに自由にジャングルの中を走り回って生きているかを書いてみました。都市に住んで常に繋がれた、箱の中での人生を送るのではなく、なるべく人間と同じように自分の意志で生きるように育てることで、犬と人間との関係を良くしていけることを願っています。しかし、あれから月日が経ち、私の犬がちょうど1年の誕生日を迎えたのですが、大きくなったピットブルのピッピが今現在どうやって生きているか、その後、編です。

やんちゃなでかい犬

 1歳になったピッピ

ピッピには兄弟がいるのですが、兄弟の中でも一番といっていいほど、24時間エネルギッシュなのが私の犬ピッピです。ピッピが子犬だった頃は、通りすがる人々皆にかわいい、かわいいと甘やかされて、犬も人間もハッピーでした。犬は2歳で大人になると言われているので、現在1歳になったピッピは、まだまだ子供ということになります。と言っても、10ヵ月を迎えた頃には、生理を迎えて、3週間ほど家の中で過ごさせることになりました。自由に生きていたピッピがずっと家にいるとなると、毎日泣いて泣いてうるさいほどでしたが、でも妊娠してしまっては大変困るのでしょうがないのです。

 一日のはじまり

とにかく、朝から夜まで元気いっぱい。朝早くと言っても夜2時頃にぐーすか寝ている私の元に来て、私の手を舐めます。おしっこをしたい、という意志表示で、私は眠たいながらもピッピを外に連れていきおしっこをさせたら部屋に戻ります。そして、朝8時頃にもピッピは元気いっぱいに体中を舐めて綺麗にして、一日の始まりを楽しみに私が起きるのを待っています。それから一緒に外へ行くのですが、実はもう、以前のように大きくなったピットブルを自由奔放に外に出すことはできなくなりました。もちろんそうしたいのは山々なのですが、ピッピの性格上、そしてピットブルという闘うというポテンシャルが揃って、自由に外へ出すと、他の犬とケンカしたり、何かを食べてしまったりするからです。

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トラブル

 飼い犬とケンカ

自由にピッピを放せなくなった理由は、他の飼い犬にトラブルを起こしてしまって、飼い主が怒るからです。トラブルといっても、嫌いな犬には噛みついていったり、フレンドリーではない態度で彼らのテリトリーに現れます。小さな犬を飼っている外国人飼い主などはとにかくクレームしてくるので、レストランを経営する立場としては、評判もあるので変なことはできないと、犬を守るためにもレストランを守るためにも、一言謝ってピッピを家のガーデンで飼うことにしました。

 周りのもの全て食べつくす

そうやって、ピッピの行動範囲を狭めていくうちに、家にいる時間も多くなって、夜中に色々なものを噛んだり食べたりするようになりました。プリンターのケーブルを完全にちぎる、扇風機のケーブルをかじる、ゴミ箱の中を荒らす、、、そして、一番のダメージは、私のお気に入りのレイバンのサングラスが粉々になっていたときです。数万円もしたので、大事にしまっておいたのに、彼が使った後に箱に入れるのを忘れたおかげにピッピのおもちゃとなってしまったのです。

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引越しを転機に

 なるべく良い環境を

パンガン島内で家を引っ越すことにしました。大きなガーデンのある家を選び、フェンスを自分たちで作ることで、できるだけ放し飼いのような空間を作ろうと思ったのです。そして、50メートルフェンス、丸木など1万5千円ほどで資材を集めて、2日間かけてフェンスを作り上げました。

 ピッピの行動に変化

そのおかげでピッピは自由に外に行けるようにもなり、また少し広い家になったので、ストレスフリーで過ごしているのがわかります。広いパンガン島の環境を利用して、ココナッツの木やたくさんの植物に囲まれて、毎日犬としても尊厳のある生活を送れたのならピッピも私も大変うれしいものです。

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責任を持って

ここでは多くの外国人が、犬を飼っては、島を離れる時に、新しい飼い主を見つけられずに、犬をおいていきます。そのたびに、道を通る人々が見つけては、誰かが拾うことになります。タイだからと、なんでも自由というわけにもいきませんし、生き物を飼うなら最後まで責任を持ってお世話してあげなければなりませんね。

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