今や日本食というものは外国人の間でも人気がある食べ物になりつつあります。焼肉やカレー、お寿司などは、海外の人でも知っている日本食ですよね。そんな中、最近人気のある日本食として知名度を高めているものがラーメンです。
ラーメンと言えば日本人なら嫌いだという人はいないのではないでしょうか。確かに麺をすする、などという意味で外国人にはハードルが高い食べ物ではありますが、それでもラーメンを好む外国人が増えています。それでは、海外ではどんなラーメンが人気なのでしょうか。ここでは海外で日本のラーメンの味がどう評価されているか、ということについて紹介します。
人気ナンバーワンは豚骨ラーメン
こってりした味は大人気
豚骨ラーメンと言えば、日本人の間でも人気の味ですよね。こってりとした味が好き、という人も多いのではないでしょうか。外国人の中でもこのこってりした味が好きだということで豚骨ラーメンが大好きだという人は少なくありません。特にラーメン屋さんで食べた場合、この豚骨ラーメンのスープに自信を持っている場所もたくさんありますよね。豚骨ラーメンのチャーシューやゴマ、ゆで卵のトッピングがおいしいという人もたくさんいます。
油っぽいラーメンは苦手
その一方で、とんこつラーメンと言えばやはり油っぽいというイメージを持っている人も多いかもしれません。ラーメンを食べる時、おいしいけれどスープを全部飲んでしまうと塩分が高いから、という理由でスープだけは残すという人もいますよね。
とんこつラーメンの場合、スープを残したまましばらく置いておくと油が固まってしまう、というものもあります。それだけとんこつラーメンには油が使われているということなのです。
外国人には油が少ないものを
確かにとんこつラーメンが好きだという日本人にとっては、とんこつラーメンからあのこってりとしたスープを変えてしまったら美味しくないと感じてしまうかもしれません。しかし、外国人の中にはあの油が嫌だという人思いますから、もし日本国内で外国人を対象とし、とんこつラーメンを作るのであれば、油を少な目にしても良いかもしれません。
日本にしかない味、味噌ラーメン
味噌ラーメンは日本のみのもの
今やラーメンは外国でも愛されるようになり、様々な味が出回っています。アメリカにもチキン味のラーメンやビーフ味のラーメンなどが出ていますし、中国に行けば海鮮ラーメンなどもあります。ちなみに中国でも日本のとんこつラーメンは人気があります（日本のものとは味が多少異なりますが！）。
そんな中で味噌ラーメンというのは日本にしかないものだと言えるでしょう。味噌というものが日本独特だからこそ、日本に来たら味噌ラーメンを食べたいと思う人もたくさんいます。ですから、もし外国人にラーメンを提供するのであれば、最初に味噌ラーメンが良いかどうか聞いてみても良いかもしれませんね。
味が濃いという意見
そんな中で、やはり日本ならではのものだからこそ、味噌の味に慣れないという外国人もいるようです。食べるならば慣れた味のものの方が良い、ということで、味噌ラーメンを敬遠してしまう人もいるのです。
しょっぱいと不評の醤油ラーメン
割と人気がない
もちろん人によって好きな事は全然違いますから一般化することができませんが、醤油ラーメンは意外に外国人から人気がないようです。醤油はアジアの様々な国で使われている食材ですが、西洋の人からしてみると味が濃い、しょっぱい、という印象が強いようです。
さらに外国人の中にはラーメンを食べる時にスープまで飲みたいという人がいますが、やはり味が濃いとなってしまうとスープまで飲み切れない、もったいない、という見解があります。
日本ならではの味だから好き
その一方で、醤油ラーメンも日本ならではの味だからおいしい、好きだ、という外国人もいます。確かに醤油というものはアジア各国にあるものですが、醤油味のラーメンというのはなかなか見当たるではありません。このように見てみると、やはりラーメンは日本のものだからこそ、日本ならではの味が好きだ、という意見が多いようです。
日本のインスタントラーメンは大人気
実は日本のインスタントラーメンは海外でとても人気があります。すでに様々な種類のものが出回っていますが、外国でも輸入品として人気があるのです。
ただし、インスタントラーメンの食べ方は国によって違うと言われています。一般的には鍋にお湯を沸かし、そこにインスタントラーメンやスープを入れてラーメンを作りますが、国によってはインスタントラーメンの袋に直接お湯を入れるという場合があります。日本人からしてみると危なそうに感じますが、このやり方が一般的という国もあるのです。
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