中国での生活で驚いたこと3選!中国では何でもアリ!?

先日まで中国の首都、北京で生活をしていました。中国での生活は時に過酷であり、決して簡単なものではなかったように思います。また、一言でいうと常識が違うというべきでしょうか、「は!?」と思うこともたくさんありました。ここは中国での生活を振り返り、「あれはびっくりした」と思う事を3つ紹介します。

代替案がユニーク

 飲食店での解決策

例えばレストランに行くと、売り切れということがありますよね。中国の場合、「売り切れです」と言われることも少なくは無いですが、それでは済まない場合もあります。
例えば、夫がビールを頼んだときのことです。夫が頼んだビールは6種類のビールが小さなグラスに入り、専用のお盆に乗せられて出てくるものでした。しかし、しばらく待っていると3種類のビールが大きなグラスに入って運ばれてきたのです。夫がウェイターさんに声をかけ、これは何かと聞いたところ、6種類のビールのうち3種類が売り切れのため、残りの3種類を大きめのグラスに入れて持ってきました、との事だったのです!つまり3種類足りないため、残りの3種類を倍にすることによって問題解決を図ったのです。

 ジュースがないからビールを出そう

また、夫がビール、私がジュースを頼んだときのことです。私は授乳中のため、お酒を飲むことができませんでした。すると私たちの前にグラスが置かれたため、私は何の躊躇もなく目の前の「ジュース」に口をつけたのです。そして本当に漫画のように吐き出しました。それは実はビールだったのです!軽いビールで泡立っていなかったため(ビールとしては美味しくなさそうですが笑)、また頼んでいたジュースと色合いがよく似ていたため、気づかなかったのです!だって、ジュースを頼んでまさかビールが出てくるなんて思わないですよね!?
その時もジュースが売り切れだったため、ビールの方が喜ぶだろうと思って出してくれたようです。お酒を頼んでいない人間にお酒を出すなんてとんでもないのですが、このような解決策は中国ではある意味普通です。

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アリペイの使い方

 支払いだけではない!?

日本でもアリペイという言葉が普及しつつありますが、このアリペイは支払いの時だけ役に立つものではありません。友達同士でお金を送金する時にも役に立ちます。
例えば友達同士でお金を集めて何かを購入する場合、1人が何かを買いに行き、他の友達がお金を払ってくれた友達に対し、自分が払わなければいけない金額をアリペイで支払うということができます。現金がなくても支払うことができるため、非常に便利です。

 現金がない、ATMが故障中、などでも安心

どうしても現金で支払わなければいけないにもかかわらず現金を持ち合わせていない、ということもありますよね。もちろんATMでお金をおろしても良いのですが、中国ではATMが故障中ということもあり、必ずどこでも現金が手に入るというわけではありません。
私たちが郵便局に行った時、とある事情でお金を払わなければならず、しかし私たちが現金を持っていないということがありました。まさかお金を払わなければいけないということを考えていなかったため、持ち合わせがなかったのです。
すると係員の女性から「私にアリペイで払ってくれたらいい」と言われました。夫が彼女のアリペイに送金すると、彼女が現金で支払いをしてくれました。確かに送金や受け取りの履歴は残りますが、決して相手の個人情報を得るというわけではありませんので、このように見ず知らずの相手とでもやりとりができます。非常に便利なシステムだと思いました。

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地下鉄やバスが便利

 北京の地下鉄やバスは頼りになる!

北京を離れて何が恋しいかというと、地下鉄やバスでしょうか。特に北京は首都ということもあり、地下鉄やバスの本数がとにかくたくさんあります。
地下鉄にもバスにも時刻表というものはありません。地下鉄は路線によって3分に1本、5分に1本、などと多少の違いがありますし、バスも10分に1本のものもあれば15分に1本のものもあります。しかし同じバス停に複数の路線のバスが止まりますので、同じ目的地のバスも複数あります。そのため長時間待たなければいけないということもあまりありません。
また、北京の地下鉄やバスは時刻表がないということもあり、土日や祝日も同じスケジュールで運行します。そのため、「しまった、今日は土曜日だった!」などということもありません。

 地域による違い:天津の地下鉄

北京に住んでいた時、天津に出かけたことがあります。天津の地下鉄は切符がプラスチックのコインになっていました。私たちがよく見かけるような紙の切符ではなかったです。また、天津の地下鉄はセキュリティーチェックが厳しかったように思います。中国の地下鉄はどこであっても手荷物検査を受けなければいけませんが、飲み物などを持っている場合、空港のセキュリティーチェックで見かけるような機械を使って検査を受ける場合があります。しかし、北京ではペットボトルなどの飲み物などを持っていても、基本的に何も言われることなくセキュリティーチェックを通されます。
天津ではペットボトルなどを持ち合わせている場合、ほぼ必ずと言って良いほど検査を受けました。そのためセキュリティーチェックを受けるだけでも長蛇の列に並ばなければならず、とにかく時間がかかりました。3回目に天津に行ったときにはさすがに学び、飲み物は最初から出しておきました。
また、地下鉄の切符を購入する機械が少々厄介でした。紙幣しか使えない機械や硬貨しか使えない機械があり、さらに長蛇の列ができている場合はどちらの機械かわからないため、並んでみてびっくりということがあります。可能であれば、どこかに地下鉄で出かけた時は帰りの切符も先に購入しておくと良いでしょう。

 地域による違い;南京の地下鉄

南京の地下鉄の駅は、とにかくエレベーターもエスカレーターもないというイメージでした。南京に行ったときには9ヶ月の息子がいたため、ベビーカーを持参していたのですが、一度地下鉄に乗ってからは外出時はスリングの方が便利だと感じたものです。
また、南京は駅と駅の間がとても長かったです。北京の場合は駅と駅の間が短く、歩こうと思えば歩ける距離なのですが、南京は駅の間隔が長かったです。そのため目的地に行くにも駅から離れた場所に行くのはなかなか大変でした。
ちなみに南京には日本でも有名な長江という川が流れています。それこそ最寄りの駅からでも歩いて行けるような距離ではなかったため、見に行くのは諦めましたが川の下を通っている地下鉄の路線があったため、川を渡るのにどのくらいの時間がかかるのか知りたくて興味本位で地下鉄に乗りました。確かに3駅から4駅ほど行けるのではないかと思うほど、とても長かったです。

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自分の常識が常識ではない国

よく、日本の常識は世界の非常識といますよね。私は必ずしも日本の常識が世界の非常識とは思いませんが、日本の常識が海外で通用しないという事は少なからずあると思っています。
それに対し中国というのは本当に日本の常識が通じない国です。そういうことも楽しみの1つと割り切らなければやり切れないことも少なくはありません。中国でストレスを溜めずに生活するコツは、あらゆる面で中国には不可能は無いと考えることでしょうか。どんな無茶ぶりも通用してしまう国が中国かもしれません。

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