社会人が英語を勉強する時に役立つサイトや辞書・雑誌の紹介

近年はインターネットが発達しましたから、様々な辞書や百科事典、新聞社のウェブサイトを使って英語を勉強するという人も多いのではないでしょうか。ここでは、社会人の英語学習に活用できる海外のお勧めを紹介します。

辞書と百科事典

 インターネット辞書の良さ

辞書やインターネットで利用する場合、その長所は何よりも検索するとすぐに情報が得られることです。
英米の主要な辞書出版社の大半が、辞書引きサイトを開設しています。すぐに単語が検索できるという事は非常に魅力的ですよね。
確かに紙媒体の辞書を購入すれば、パソコンで作動する辞書引きのソフトが付いていることもありますし、会員登録してオンラインでも例文などのデータベースを利用できるというサービスを提供している会社もあります。しかし、それでもスピードが速いという良さがあり、インターネットの辞書を使う人が年々増えています。

 お勧めの辞書

辞書を使うならば、わかりやすい内容のものが良いですよね。そのような場合、ロングマンやRandom Houseといった老舗の辞書がお勧めです。また、イギリス英語ならばコリンズ・コウビルド社、アメリカ英語ならばマクミラン社がお勧めです。

 お勧めの百科事典

百科事典をインターネットで使うならば、ぜひブリタニカ百科事典をご利用ください。
近年は、ウィキペディアが非常に有名です。しかし、ウィキペディアは誰でも書けるということ、そのために専門家が書いたとは限らないということ、文章表現に校閲や校正が行われていないということがあり、決してアテになるものではありません。英語版のウィキペディアを読めば、英語の勉強になると思っている人もいるかもしれません。しかし、ウィキペディアに載っている英語は必ずしも正しいものとは限らないのです。
やはり、英語の勉強として使うのであれば、プロの手を経たちゃんとした英文を選ぶ必要があります。日本でも百科事典の会社としてよく知られているブリタニカは、英語の調べ物にも強い味方です。

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ニュース関連

 VOA

英語の勉強を兼ねて、インターネットでニュースを読む人も多いと思います。かつてインターネットがなかった時代に生の英語をダイレクトに聞けたのは、短派などのラジオ放送でした。その中でも初心者向けで有名だったものがVoice of Americaです。一般的に、VOAとして知られていますよね。
VOAはあくまでも世界各地のネイティブではない人に、アメリカの限界を知ってもらおうということが目的で出来上がった番組ですから、スピードもゆっくりですし、聞き取りやすい英語で読んでくれます。英語圏の人を対象にしたものではありませんから、非常にわかりやすい英語になっています。

 BBC

世界に向けてニュースを発信している老舗番組がBBCです。原則として、ニュースは放送原稿をそのままインターネットに掲載し、同時にラジオでも流していますので、聞き取りにくい箇所があっても確認することが簡単です。
30分毎の定番のニュースは熟練したアナウンサーが話しますから、初心者でも比較的容易に聞き取ることが可能です。その一方で、レポートやインタビューなど様々な企画が組まれており、ネイティブではない人が喋っていることもありますから、クセの強い英語の勉強もできます。

 Japan Times

英字新聞であれば、ジャパン・タイムズがお勧めです。半期毎に語句の解説と和訳をつけて刊行される「重大ニュース」「社説集」は、以前より英検一休家順位級に挑戦する人向けの推薦図書として広く知られています。ただし、ジャパン・タイムズはもともと日本在住のネイティブ向けの記事が中心となっているため、英文の難易度も高いです。

 AFP通信

通信社であれば、AFP通信がお勧めです。貴社のブログを紹介するコーナーも設けられておりますから、記事として完成する前のジャーナリストによるメモやコメントを読むことができます。生きた英語に触れることができますよ。

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雑誌や週刊誌

 ニューズ・ウィークとタイム

社会人の英語学習で広く読まれている総合雑誌の双璧が、ニューズ・ウィークとタイムです。ニューズウィークは、30年以上も前から日本語版が発行されており、特に以前はアメリカで出たものの翻訳として半月ほど後に刊行されていましたが、今ではリアルタイムでオリジナルの翻訳が読めるようになりました。
ニューズ・ウィークの英文記事が比較的わかりやすい表現で書かれているのとは対照的に、タイムは全体的に文章が長くて構造も複雑ですし、英語に自信がないという人にはなかなか読みこなせないとも言われています。逆に、「タイムを10年読めば、英語の力が相当つく」とも言われています。

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英語を勉強するときに大切な姿勢

英語を勉強する時、わからないことを知りたいと思う国心が大切です。どれだけ英語の勉強に時間を費やしたとしても、簡単で苦労せずにわかってしまうような文章は何時間読んでいても意味はありません。そうではなく、知らない内容の英文を読み、その内容を理解しようと思うことの方が大切なのです。

もちろん、難しすぎるものを読む必要はありません。いくら単語調べても意味がわからないようなレベルのものを読んでいても、それでは難しすぎて、自分の英語力は上がらないと考えましょう。それよりも、読めばなんとなくわかる、8割はわかる、という程度の記事を探し、毎日少しずつ読み進めることが大切です。1日5分でも10分でもいいですから、英語の記事を読むという習慣をつけましょう。

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