完全に暴露します!日本人男性とフィリピ―ナの恋愛事情

私は、フィリピンに17年以上滞在し、ここで仕事をしながら暮らしています。20代に日本で結婚し、30代で6年間の結婚生活終止符を打ち、その約3年後にこちらフィリピンへ渡って来ました。そして、西暦2003年に、こちらで再婚しました。そして、その結婚生活は今年で丸15年となり、家内(フィリピン人)との間に長女と長男の二子をもうけました。

しかし、実は、今の家内は私にとって、初めてお付き合いしたフィリピン人ではなく、家内の前に、彼氏、彼女の関係になったフィリピ―ナは実は3名ほどおりました。前の日本人同士での婚姻期間は別居をした1年程を含んで6年間しか続かなかった中、今の家内とは、それなりに続いている感じですが、恐らく、その一因は、家内との結婚前に別のフィリピ―ナとお付き合いをした経験が、それなりに糧になっているのかも知れません。

今は昔となったフィリピンパブ全盛の時代ですが

 フィリピン人の受け入れ態勢の変化

既に10数年の歳月が流れていますが、当時全盛だった(最大で年間8万人以上の入国があった)フィリピン人タレントと言われた表向きは芸能人だが実際には夜に酒場で働くホステスさん入国が制限された事で、日本のフィリピンパブは激減しました。実は、これは、イラク戦争からフィリピン軍が撤退した制裁との見方もありますが、アメリカ政府は、こうした形で入国するフィリピン人たちが人身売買の被害者であると見なし、(*実際には、確かにその側面がありました)日本国政府を非難した事がきっかけでした。

それ故、今でも、まだ、フィリピン人タレント(芸能人)とした形でのビザを取得し、日本のフィリピンパブで労働するフィリピ―ナも存在はしていますが、そのビザの発給数は、全盛期に比べて10分の1程度になっているようです。

しかしながら、それでも日本国内にフィリピン人タレントのニーズは色濃く、激減した興業(タレント)ビザでの入国者不足を補うために、実際には日本人との婚姻関係がある女性(即ち日本国内の合法的に滞在し、労働も出来る)がアルバイトをしたり、偽装結婚をして日本国内の滞在資格を獲得した女性がそれに加わったり、日本人の配偶者となったフィリピン人が親族訪問ビザを申請して、その結果入国した、フィリピン人親族が労働をしたりとした事態が現在も続いているようです。(勿論、興業ビザ取得者と日本人男性とのちゃんとした婚姻関係がありアルバイトをしている女性の例以外は、全て違法ですが)

しかし、何故、こうした事態を引き起こす程に日本人男性にフィリピ―ナのニーズがあるのでしょうか?

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女の原種と言う表現

 言い得て妙な友人の指摘

私の古い友人(男性)が、嘗て、フィリピン人女性(ここからはフィリピ―ナで統一します)を指して、女の原種という言い方をした事があります。私は、この表現を言い得て妙だと今でも思います。

勿論、こうした夜の商売をしている女性と一般の女性とは違っている部分はありますが、概して、フィリピ―ナの特徴として、ある種の女性らしさが色濃く出ていて、物事を事実に即して論理的に思考すると言うよりは、かなり感情的で、時に、それが情熱的に感じられる場合もあります。

ウチの家内との関係も、結婚15年で子どもが二人になった今でも、お父さんとお母さんと言う感じよりも、まだまだ、男と女の部分を色濃く残しており、日本のそれをは大きく異なっているように思います。

また、非常に分かり易い例として、一時の感情で恋に落ち、その相手と子を為したは良いが、逃げられたとしたいわゆる、シングルマザーもここには本当に多いのです。勿論、これには、ここフィリピンの国教にも近い、カトリック教の影響もあって、特に低所得者層には、避妊の為に避妊具(コンドーム等)を使うと言う発想がそもそも薄い事も大きく影響しています。(*脚注:最近、特に性産業の女性たちには、避妊と言うより、性病防止と言う観点で、コンドーム使用が普及して来ている傾向にはあるようです)

 その瞬間を楽しむのがフィリピーナ

要は、フィリピ―ナには、後先の事より、その場で、深い情愛があれば、どうなっても良いと言うようなところが間違いなくあり、逆に言えば、「愛情があるのに何故、避妊具を使う必要があるのか?」と考えるフィリピ―ナは特に貧困層を中心に大多数になると思われます。

そんな感じで、余り表面には出て来ませんが、特に夜の商売に携わっている女性の中には、外国人(特に韓国人や日本人)と恋仲になり、妊娠したが、ここフィリピンでは中絶は違法の為(これもカトリック教の影響です)、そのまま出産に及び、相手にそれが許容出来なかったり、結婚する事が許されないような事情をもっていたりする場合には、そのままシングルマザーになってしまうケースが後を絶ちません。10年程前の推計では、こうした日本人男性による、非嫡出子はフィリピン国内で10万人を超えるとしたものもありました。

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2017.10.10

経済格差と恋愛、結婚

 女性の社会進出が進んでいるフィリピン

世間では前章のような事態について、大きな理由として、日本とフィリピンの経済格差を要因に挙げているケースが主流となっていますが、私は、ここでの経験を通して、それは必ずしも正しくはないと思っています。

それと言いますのは、ここでは、フィリピン人男性の質が日本の標準に従えば低いと言わざるを得ず、特に貧困層に行くに従って、男性の経済力は、極めて低くて、大学進学率も女性の方が圧倒的に上なのです。(45年前の統計だとフィリピンの全大学生の比率は、女子約70%、男子は30%程度でした)要は、表現を変えれば女性の社会進出が進んでいると言う事になりますが、その実、男子の質が低いのです。しかし、それでも、一握りの質の高い男子が海外への出稼ぎに出ている事も相まって、国内では、適齢期の男女の比率が狂い、女性が余っている為、どんな質の低い男子でもパートナー(配偶者、恋人)にあぶれるケースは殆どないのです。そして、それがシングルマザーが多い事の要因になるです。

つまり、こうした背景をして、ここの女子の男子に対する評価の内、経済力を占める割合はとても小さい訳です。ややもすれば、女性側が「私があなたを養って上げる」ともなりえるのです。(実は私も、嘗て、これはお付き合いした積りでは無かったのですが、ちょっと交流のあったフィリピン人女性看護師から、私は看護師の資格を利用してアメリカへ行き、移民するつもりだから、あなたも一緒に連れて行ってあげる事が出来るなどと、言い寄られた事がありました)

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2017.07.03

日本人男性とフィリピーナのビジネスの成立

利害が一致している場合が多い

そして、それ故に、先にも上げました通り、相手が同国人であろうが、外国人であろうが、偶々、その時、何かのキッカケで、'好き'となってしまうと、日本人の言うところの「マチガイ」が起こる可能性が高くなるのです。

そんな背景をして、日本人の小金を持った男性がフィリピーナをカネで釣ろうとした時にどんな事が起きるか

昔のお話になってしまって恐縮なのですが、嘗て、第1章で述べたようなフィリピン人タレントに日本人がアプローチした場合、カネで釣ろうとした場合が恐らく圧倒的多数だったのですが、その実、当時、フィリピ―ナ側には、日本へ来てカネを稼がなければならない事情があった中で、ある種の「ビジネス」が成立した訳です。

要は、それは、フィリピ―ナ側にはフィリピン国内に事実婚の旦那と子どもがいて、彼ら(フィリピンの家族)を養う為に日本へ来ていたのが、(彼女らフィリピ―ナにとっては)巨額のオファーに目がくらんだり、日本人の男性と結婚して、安定して日本で稼ぐ下地(定住ビザ)を得る為だったり、或いは、日本人の旦那から家族の為と称して、月々、働かなくてもそれ相応の送金額を得たりとかとした「特典」が発生した為です。(勿論、ちゃんと正常な形で結婚し、日本国内で円満な夫婦生活を送っておられるカップルも少なからずおられますが)

そして、その結果、日本人との間に子どもを設けても、一旦、彼女らに特別永住者の資格が認定されると、その日本人配偶者は用済みとばかり、フィリピ―ナの方が離婚・失踪したりとした事例も実は少なくはなく、こうした情報が世間に流れ、「フィリピ―ナに騙された」としたお話が独り歩きしています。

しかしながら、声を上げられない人々の言葉を代弁するならば、恐らくは、フィリピーナに騙された日本人男性よりも、(特に現地で)日本人男性に騙されたフィリピ―ナの方が圧倒的多数になる事でしょう。

私の場合、ウチの家内は、こうした業界とは無縁の世界にいたのですが、他にお付き合いしたフィリピ―ナたちは、夜の世界の人たちであり、特に最初にお付き合いした方は元タレントで、タレントとして日本に入国し、日本人配偶者を持って一子を設けたが上手くいかず、離婚した前歴を持って居ました。

 今振り返ってみると・・・

当時、私は経験不足で何とも言えなかったのですが、今、冷静に分析すると、彼女が私にアプローチした最大の動機は、やはり、彼女の子ども、家族への庇護を期待しての事であり、私と正式に結婚する事で、彼女が日本国内に留まれる資格を得る事だったと思います。

しかし、他の2名は、私が現地に来て知り合ったKTV勤めの女性たちであり、先に挙げた元タレントの女性とのアリカタとは全く異なり、飽くまでも、愛情を根底にしたお付き合いでした。その為、深い関係になっても、金銭な要求は殆ど無くて、寧ろ、こちらが彼女らに気を使ってお店に頻繁に足を運ぶことを何時も心配してくれていました。

しかし、私は、彼女らとは結局、ゴールイン出来ず、今の家内と一緒になったのは、家内に前歴が無かったことが最大の理由です。要は、他の3名(日本滞在の元タレントのフィリピ―ナを含む)には、前のパートナーとの子があり、つまり、シングルマザーで有った事、更には彼女らの子どもが男の子であり、日本人とは違った躾の状況があった為、最終的に、その部分の感覚の違いの調整が果たせなかった事でした。

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―本来、フィリピンパブ、KTVはお遊びの世界ですが-

 

上記までのお話で、本来、フィリピンパブとか、KTVは飽くまでもお遊びの世界ではないかと違和感を持たれた方も居られるかも知れません。

しかし、男子としての本能の部分と言うか、潜在的な欲求の部分で言いますと、こうしたお店に足を運ぶ動機として、女性にもてたいとか、ちやほやされたいとか、あわよくばとした思いがあるのは間違いないと思います。

しかしながら、そうした思いとは裏腹に、そうした男子の皆さんの中には、どれだけコミュニケーション能力があるのかと言う事が問題になりましょう。稀に相手に並外れた日本語能力がある場合も有り得ますが、彼女らが、どうやって、そうした能力を手に入れたのか深く洞察する必要があるかと思います。

要は、飽くまでも疑似恋愛体験をお店と言う特殊空間の中で一時的に楽しむ範囲であれば相手はあなたをお客としてあなたに100%合せようと最大限の努力をしてくれるでしょうから問題はありませんが、これが本当の恋愛となったら、そういう訳には行きません。

下手にカネをチラつかせて関係を持とうものなら、先の章で述べたような結果を招き、あなたは飽くまでもスポンサーであり、彼女には他に愛する者(たち)がいるとした格好になる事は十中八九、間違いありません。

反面、彼女らフィリピ―ナと、ちゃんとコミュニケーションが出来、彼女らの文化とか思想をちゃんと理解する事が出来たなら、ここフィリピンの文化の下地をして、例えば、30歳程度の歳の差であれば簡単に乗り越えてしまえる可能性すらあります。(もう一点、言っておきますなら、日本人女性とフィリピ―ナの美的感覚と言うか、男性の好みはかなり異なり、フィリピ―ナは、イケメンよりも寧ろ、マッチョな感じの男性を好む傾向にあり、太っている男性へ対する許容範囲も広いです。逆にやせ形はあまり好まれません)

が、ここで現実を言いますと、私の事例でもそうだったように、ここフィリピンのKTV(或いは日本のフィリピンパブ)で働く女性のほぼ78割方は子持ちであると思った方が良いと言う事でしょう。

しかし、一般的に、中年日本人男性はフィリピ―ナにはモテやすいです。

面白いのは、こんな50代の私でも、まだチャンスがありそうな雰囲気は溢れていて、当然、私が既婚であり、配偶者はフィリピン人であると伝えると、相手側は一気に引くのですが、若いフィリピ―ナからアプローチされる事はまだまだあります。

また、酷い話ですが、一部のフィリピン人の中には、日本人は重婚が可能であり、日本とフィリピン夫々に奥さんがいる状態は可能であると信じられているケースもあり、逆に私のようなケースで配偶者が日本人であったならば、それこそ、マチガイが起こるケースも十分に有り得ます。

何れにしましても、日比結婚の当事者として、私は、フィリピン人と日本人の関係が幸せなものである事を強く願って止みません

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