全30問という大量のPart 5を終えると、長文穴埋め問題のPart 6が待っています。Part 6は全16問。新聞記事・広告・手紙・Eメールなどの文章の中の4つの空欄を埋めていく問題です。目標回答時間は25分。Part 6には主に3つの問題パターンがあります。今回はその問題パターンに沿って攻略法をご紹介していきたいと思います。
前後を読んで答える問題
このパターンは空欄の前後の文章を読まないと答えられない問題です。例えば社内のお知らせ文書が問題で出てきた時に
Our department needs to figure out our new products problem. ( ) For now, there’s nothing appropriate solution for that.(私たちの部署では新商品に関する問題を解決する必要がある。( )今のところ適切な解決法は出てきていない)
こんな文章があれば、()の前後の文章を読まないと答えを見つけ出すことが出来ませんね。このようなパターンが「前後を読んで答える問題」です。
接続詞を攻略しよう
先程の例題で気づいた方もいるかと思いますが、このパターンの問題には接続詞の知識が大変重要になります。一度まとめて学習しておくと頭の中が整理されて良いですよ!
TOEIC頻出接続詞は、Besides さらに、Nevertheless 〜にもかかわらず、Otherwise さもないと、Therefore それゆえに、However しかし、などがあります。これらには「必ず2つの文章に挟まれて使われる」という共通点もありますよ!
文章の流れを意識する
練習問題を解くときは文章の流れを意識しながら読むのがおすすめです。反対のことを言っているのか、前の文章に情報を加えているのか、接続詞を入れるならどの接続詞がふさわしいか意識しながら練習問題を解いてみてください。
センテンスを丸ごと入れる問題
文全体を読まなければ答えられない問題。文脈から判断して答えを出し探していきます。
文章のパターンを確認する
Part 6に出てくる文章は以下のものがほとんどです。
記事・説明文・お知らせ・掲示板・広告・手紙・Eメール
例えば記事や説明文などは羅列された文章を読むことで情報が得られますが、Eメールや広告の場合は左上に日付があったり、誰から誰に宛てられたものなのかが独立して書かれています。Part 6の問題集の問題を解くたびに「これは広告のパターンで答えはここと、ここにあったな」と線を引くなどしておきましょう。すると文章の種類ごとにどこに答えが隠されているのかを知ることができます。
ここで動画を紹介しますね。
(出典:youtube)
これは「記事の書き方」というTOEICとは直接関係のない動画ですが、記事がどのように書かれているのかを知ることができ、記事の構造を理解することが出来ます。英語で説明されているので、この動画を英語で観るだけでも英語の勉強になりますよ!
指示語に注意する
That, this などの指示語が出てきたら要注意です。なぜかというとこれらの指示語の前には重要なことが書かれている可能性があるからです。
Our meeting is going to start at 10 tomorrow. That already has known in all employees, but it would be great if you made confirm.(ミーティングは明日の10時からです。既に全ての従業員に知らされていますが、一応確認して頂ければ幸いです。)
この文章の2文目のthatは何を指しているのでしょうか?そう、「明日のミーティングは10時から」ということですね。こんな風に指示語があった時は前を見れば何を指すのかが書いてあります。
その文章だけ見れば答えが分かる問題
このパターンの問題はPart 5の穴埋め問題のように文法の知識が問われている問題です。
パート5対策と一緒に
私はこのパターンの問題対策は、Part 5対策と一緒にまとめてやりました。前回の記事で紹介したように、自分の知らない単語を記録したノートをPart 6を勉強する際にも見直したり、このパターンの対策のためにPart 5の問題を解いたりしました。
とにかくこのパターンは練習あるのみです。私は一冊の問題集を10回ぐらい繰り返してやりました。暗記するくらい繰り返すと、パターンも語彙も身についてきます。
ビジネスイングリッシュ動画はTOEIC対策になる
少し飽きてしまった時はYoutubeでビジネスイングリッシュの動画を観るのもおすすめです。日本語で説明しているものも良いのですが、英語で説明しているものならリスニング対策にもなりますし、日本人とは単語を見る視点が違ったりしますので新鮮で面白いです。
(出典:youtube)
こんなものもあるので観てみてくださいね。
まとめ
1. 前後を読んで答える問題
2. センテンスを丸ごと入れる問題
3. 一文だけ見れば答えが分かる問題
この3つのパターンを一つずつ潰していくことでPart 6は高得点を狙えます。頭が疲れてしまった時は動画なども活用してみてくださいね。
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