ネイティブスピーカーがよく使う“生きた英語”のフレーズ②~決まり文句(熟語)

私がカナダに留学した時に学んだ現地の「生きた英語」をご紹介するシリーズ第2段!今回はネイティブスピーカーがよく使う「決まり文句(熟語)」をピックアップしてご紹介したいと思います。

良く使われるフレーズ3選

 Piece of cake

現地で良く使われる決まり文句のひとつで、”Piece of cake”という言い回しがあります。直訳すると「カットされたケーキ」という意味ですが、翻訳すると日本語でも良く使われる「朝飯前」という意味になります。甘くておいしいケーキを食べるぐらい簡単だという意味で使われる熟語で、何か頼まれごとをした時などに、”Sure, that’s a piece of cake!(いいよ、それぐらい朝飯前だ!)”といったような文面で使用されます。

 Speak of the devil

“Speak of the devil”も現地でよく聞く決まり文句のひとつです。直訳すると「悪魔の話」という意味で、翻訳すると「うわさをすれば…」という意味になります。影で誰かについてコソコソ話をしていると、その本人(悪魔)が現れるというニュアンスで使われる熟語です。日本でもよく耳にする表現ですが、海外でも普段の生活で良く使う言葉のひとつです。

 Can’t judge a book by its cover

“Can’t judge a book by its cover”も現地では良く耳にします。直訳は「本のカバーだけでは判断できない」という意味で、翻訳すると「見た目だけでは決めつけられない」という意味になります。本のカバーだけでは中身のストーリーがどういったものかわからないというニュアンスで使用される熟語で、何か(誰か)が自分と予想していたものからはかけ離れていた時などに”Well I guess you can’t judge a book by its cover. (見た目だけで判断してはダメだね)”といった形で使用したりします。

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私のお気に入り2選

 Rip the bandage off

私のお気に入りの熟語のひとつで“Rip the bandage off”という熟語があります。直訳すると「バンデージを剥がせ」という意味で、翻訳は「覚悟をきめろ」という意味になります。バンデージを剥がす時に痛みを恐れてそっと剥がすのではなく、覚悟して一気に剥がしちゃえ!といったニュアンスで使用される熟語で、誰かが何か悩んでいてアドバイスをする時などに、”You got to rip the bandage off!(覚悟を決めて前に進め!)”などといった形で使用したりします。

 Talk of the town

他にも“Talk of the town”という決まり文句があります。直訳では「町で話されている」という意味で、翻訳すると「うわさの」という意味になります。町で最近騒がれているうわさの…というニュアンスで使われる熟語で、トレンディなニュースや、最近よく耳にする出来事について会話する時に良く耳にします。例えば、最近付き合い始めた彼氏について友達と話している時などに、”He’s talk of the town.(あのうわさの彼ね)”といった形で使われたりする事があります。

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ネイティブスピーカーに使ってみよう!

このように現地の生活でも、英語の”決まり文句”がたくさん使用されています。今回お話した熟語はその中のわずか1部で、数年たった今でも新しい熟語を耳にする毎日です。実際にその地に行ってみないとわからない現地の決まり文句、日本ではあまり聞かない表現の仕方であったり、文の意味を理解すると「なるほど」と納得できるような熟語であったり、その国の文化を表している文であったり、様々な形がありとても興味深い言葉のひとつです。今回お話した熟語を旅行先や留学先で使用すれば、現地のネイティブスピーカーと話が更に盛り上がること間違いなしです。

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