ニュージーランドで子育て!〜妊娠から出産編〜

海外出産とは一体どんな感じ?お金はどれくらいかかるの?そんな疑問にお答えするべく、今回はニュージーランドにて出産を経験した筆者がお伝えしていこうと思います。

妊娠したらどうするの?

妊娠がわかったら、まずは自分がかかりつけのクリニックへ行きます。そこで、自分が妊娠何週目なのかの計算と、産む意思の確認、血液検査、そしてミッドワイフと呼ばれる助産師さんの探し方等を教えてくれます。その後葉酸のサプリメントを3ヶ月分処方してもらい、その日はそれで終了です。

 助産師さんはどうやって探すの?

助産師さんの探し方ですが、人によって様々です。私のように、クリニックから助産師一覧表をもらい、自分で電話をかけて探す場合もありますし、お友達から信頼できる助産師さんを紹介してもらうという方法もあります。助産師さん一人に対して受け入れられる妊婦さんの数は決まっているので、もしこの助産師さんがいい!ということがあれば、早めに連絡をして予約を取らないといけません。
ちなみに、基本的にこのクリニックにはもう出産するまで戻ってくることはありません。ここからは自分の担当をしてくれる助産師さんがいるクリニックに行って、検診を受けることになります。

 超音波検査は全部でたったの2回!

助産師さんに連絡をし、最初のアポイントメントをとります。大体、1回目の超音波検査でエコーを撮ってから来てくださいと言われます。助産師さんはエコーは撮ってくれません。専門機関に自分で予約をとって足を運ぶ形となります。
そしてこの最初の超音波検査が、なんと妊娠7週目から10週目になります。日本では、妊娠がわかるとすぐエコーでみてくれますよね。初めてのエコー写真って、赤ちゃんはまだお豆みたいな感じだと思います。しかし筆者の場合、初めてのエコーではすでに人の形になっていてとてもびっくりしたのを覚えています。そしてその時に、赤ちゃんのサイズから出産予定日を教えてくれます。

 日本より少なくて心配

実は超音波検査は基本的にこの最初の時と次の妊娠20週の時の計2回だけで大丈夫です!もちろん気になるようなら撮りに行っても問題ないですが、検診のたびにエコーを撮る日本と比べたら断然に少ないですよね。筆者の場合は赤ちゃんのサイズが少し小さめだったので、念のためということで計4回撮りました。

いざ出産!

この助産師さんは妊婦さんにとって本当に心強い味方です。妊娠中の検診から、赤ちゃんを取り上げるところまでずっと同じ人が担当してくれますし、何かあれば24時間いつでも連絡することができます。ここも日本と違うところですね。
そして陣痛が起きるとまずは助産師さんに連絡をして指示を仰ぎます。筆者の場合は、やはり赤ちゃんが小ぶりだったので予定より早く出してしまおうという計画分娩だったので、最初から病院へ直行でした。

 旦那の友人が立ち会い

ちなみに立ち会いは大人3人までLDRに入って大丈夫です。筆者の場合は旦那ともども両親は自国におり、計画分娩と言えど前日に決まったことだった為、旦那がその日は立ち会うことができず、なんと彼の友達3人(もちろん女性です!笑)に立ち会ってもらいました。
もちろん当日病院側へ伝えたのですが、「どうぞ、どうぞ」という感じでした。へその緒も、その友人の一人に切ってもらいました。ちなみに助産師さんは最初からはいません。病院側が、陣痛の進み具合を見て「いざ分娩!」となった時に連絡して来てもらいます。

 基本は予定通り、でも例外もあり!

自然分娩、無痛分娩、水中分娩等、どうやって産むかは事前の検診で助産師さんに希望を聞かれるので、病院側は基本的にそれに沿ってお産を進めてくれます。しかし、やはり何があるかがわからないのがお産です。筆者は、自然分娩希望でしたが、陣痛促進剤のあまりの効きの良さに一瞬で心変わりして無痛分娩にしました。これも、一言「エピデュラル(麻酔)打ってください」と言えばすぐにやってくれます。
出産後2時間程休んでいる間に、助産師さんが一人で赤ちゃんをキレイにして、体重を測り、ビタミンkの注射等をチャチャっとしてくれます。そしてその後は同じ部屋にあるシャワーで産後の体も洗ってくれます。

 ドクターはいつ出てくるの?

ここまで、ドクターは一度も出てこなかったので疑問に思われた方もいたかもしれません。妊娠中の毎月の検診は全て担当の助産師さんがしてくれます。検診内容も日本とは異なり、ニュージーランドでは妊婦さんの体重・尿・血圧チェック、胎児の心音・触診でのサイズチェック、以上です!(笑)あとは気になることがあれば質問して、次回の検診日を決めておしまいです。所要時間20分程度でしょうか。

よく「内診グリグリが痛い!」と言われる妊婦さんが多いと思いますが、ニュージーランドでは内診は一切ありません。なので検診にドクターは登場しません。助産師さんとマンツーマンです。前述で申し上げた通り、超音波検査は別の専門機関に行ってしますが、ここでも担当の人は専門の資格を持った方で、医師ではありません。

出産時は、担当助産師さんはクライマックスでの登場となります。その間は病院にいる助産師さんがNSTなどの処置をしてくれます。お産が順調に行けばドクターに出会うことはほぼないのがニュージーランドの出産です。計画分娩だった筆者でさえドクターに会ったのは、超音波検査の結果で赤ちゃんが小さいと連絡を受けた病院に呼び出されて、「明日産んでしまいましょう」と言われたその時だけです。(笑)
もちろん帝王切開などになれば話は別です。当たり前ですがちゃんと執刀医が担当します。

気になるお金と国籍

妊娠発覚から出産までざっとこんな感じです。私の場合は旦那ではなく、まさかの友人が立ち会ったりとなかなかユニークなお産だったと思います。そして気になるお金ですよね。いくらかかるのかというと、
出産にかかる費用は基本的にタダ!です。超音波検査と葉酸サプリのみ実費になります。

 私の場合は

クリニックによって超音波検査の値段はばらつきがあるのですが、筆者の行ったところで1回25ドル程(約2000円弱)で、葉酸のサプリも5ドル(400円くらい)だったので全部で約8400円ですね。助産師さんによる毎月の検診や、無痛分娩・自然分娩・帝王切開でも、深夜に救急で出産してもお金はかかりません。ただしこれはニュージーランド人はもちろんの事、外国人でも2年以上ニュージーランドに住んでいる方や永住権の持ち主のみが対象です。
例えばワーキングホリデー中の出産となると、全ての検査において全額負担なので莫大な費用がかかります。

 生まれた子どもの国籍はどうなるの?

ニュージーランドは生地主義国なので、親の国籍や性別に関係なくニュージーランドで生まれた子どもは必然的に国籍もニュージーランドです。筆者の場合、旦那はフィリピン人で私は日本人というケースなので、子どもの国籍は、現在ニュージーランド・フィリピン・日本の3つです。簡単に言うと、パスポートを3カ国分持つことができます。
しかし、日本では多重国籍は認められておらず、22歳までにどの国籍を取るのかを決断しなくてはなりません。一方フィリピンやニュージーランドでは認められているので、筆者の旦那はフィリピンとニュージーランドのパスポートの計2つを所有しています。

日本のパスポートはビザなしで行ける国が多数あり、世界5位の効力なので(ニュージーランドは7位、フィリピンは66位)もし将来子どもが旅好きだったり、世界に興味があるようなら国籍は日本を選んでもらおうかなと思っています。

次回もニュージーランドで出産したい

初めての出産をニュージーランドで経験すると決断するのに相当勇気が必要でした。しかし今思うのは、検査も必要最低限だったり、体重管理などが特に厳しいわけでもなく非常におおらかな気持ちで出産までを過ごすことができました。助産師さん・エコー検査のクリニック・病院の連携もちゃんとしていましたし、不安になることもありませんでした。もし次も出産することがあれば、ニュージーランドで出産すると思います。今回は筆者の体験に基づく海外出産の一例をご紹介しました。

   

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