アメリカの高校への留学~アメフトや卒業式、どれも最高!

私は高校生の時、アメリカのカリフォルニアに留学に行き、1年間現地の高校に通いました。アメリカの高校は映画やドラマなどでもよく舞台になりますから、行く前からワクワクしたりドキドキしたり、不安になったりと忙しかった覚えがあります。ここでは、アメリカの高校で実際に経験したことを紹介したいと思います。

衝撃!アメリカの高校って…

私は、日本では校則の厳しい私立の高校に通っていました。その高校で持ち込み禁止だったものは携帯電話です。携帯電話は私が中学生の頃に普及し始め、高校生の頃にはようやくごく一般的なものになっていました。しかしまだまだ携帯電話でインターネットが使用できるような時代ではなく、今で言うSMSのやりとりが普通でしたが、私の高校ではそんな携帯電話の持ち込みが禁止されていました。

 持ち込み禁止は銃と麻薬

しかしアメリカで新学期が始まる前、ホストマザーに連れられて新しく通う高校に行った時、私は高校の周りのフェンスに貼られた看板に仰天… そこには”No Guns, No Drugs(銃と麻薬は持ち込み禁止)”と書かれていたのです。「日本の高校で禁止されているものは携帯電話なのに…!日本ってなんて平和なんだろう!」と感じた一番初めのカルチャーショックでした。

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アメリカならではの学校行事

 ダンスパーティー

アメリカの高校では、頻繁にカフェテリアなどでのダンスパーティーが行われます。そしてそれに加え、1年に2回大きなダンスパーティーがあります。1つは卒業生も迎えて9月末に行われるホームカミング、そしてもう一つはジュニア(高校3年生)とシニア(高校4年生)の生徒だけが参加できるプロムと言うものです。ちなみにアメリカは、小学校5学年、中学3学年、高校4学年のところが多く、高校は4年生まであります。場所によっては小学校6学年、中学2学年、高校4学年です。

 男性から女性を誘う

ホームカミングとプロムは友達と参加することもできますが、恋人と一緒に参加すると言うことにステータスを感じる人も多いようでした。これらのダンスパーティーの前には、特に女子生徒はウキウキして男子生徒からのダンスの誘いを待ちます(ダンスパーティーは男子が女子を誘うというスタイルが一般的です)。男子生徒から誘いを受けたら、女子はドレスを選び始めるのです。私もホームカミングとプロムには男子生徒から誘いを受けたので、ペアで参加してきました。米軍基地のジムを貸し切ったダンスパーティーで、とても貫禄がありました。アメリカならではの光景だったと思います。

 アメリカンフットボール

もちろんアメリカの高校では、アメリカンフットボール(以下、アメフト)が人気です。私が留学していた街には2つ高校があり、私はそのうちの1つに通っていたのですが、この2つの高校がアメフトの試合をすると言う日は本当に朝から大騒ぎでした。アメリカの高校にはスクールカラーと言うものが明確にされており、私が通っていた高校のスクールカラーは黒と黄色でした。アメフトの試合がある日は、愛校心を表すために服装のどこかに黒と黄色を入れる、さらに対戦相手の高校のスクールカラーが青と白だったため、青と白が入った服は絶対に着てはいけないと言われていました。

 友達と話す、それこそが真の価値

アメフトの試合は夜に行われ、私たちも応援に行きましたが、実際はアメフトの試合とかこつけて夜遊びを楽しんでいた気がします。また、うちの高校のアメフト部は本当に弱く、試合前から友達に「おそらくボロ負けするけど、楽しんで」と言われました。そして実際に、32対2で負けました。私はアメフトに特に興味があるわけではないので、その場の雰囲気に流されながら応援していましたが、友達といろいろ話ができて、その方が楽しかったです。

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卒業式

私は最高学年であるシニア(高校4年生)に所属していたため、卒業式にも卒業生として出席させてもらいました。日本のように制服があるわけでは無い為、着る服に指定はありませんが、日本の大学生が着るようなガウンを着用します。アメリカの高校の卒業式ではスクールカラーのガウンを着用することが多く、私たちの高校では、男子は黒のガウン、女子は黄色のガウンを着用しました。

 キャップを投げ、拾う・・・

名字のアルファベット順に男女別れて1列に並び、威風堂々の音楽と共に、フットボール場に用意された卒業式会場に入場します。日本の高校の卒業式には全学年出席ですが、アメリカの高校は卒業生であるシニアだけが出席します。1番最後、校長の卒業宣言とともに、みんなでキャップを空に向かって投げました。とても感動的な瞬間でした。とは言え、その後自分のキャップを探して持って帰らなければなりませんので、皆でキャップを拾います。その光景は感動的ではありませんでした・・・

 資本主義国だと感じた瞬間

そんな感動的な卒業式ですが、ものすごく資本主義だと感じた瞬間がありました。卒業式ですから、ひとりひとり名前を呼ばれてステージに上がり、学長から卒業証書を受け取ります。日本ならば厳かな雰囲気で行われる一面ですが、アメリカの高校では、ひとりひとり名前が呼ばれるたびに、その友達が歓声を上げるのです。「キャー!」とものすごい歓声が上がる生徒もいれば、見事なまでに歓声が上がらない生徒もいました。あまりの違いに、私の前に座っていた卒業生が「こんなに差があったらかわいそうだから、全員に歓声を上げるべきなんじゃない?」と話をしていたほどでした。

 私が呼ばれたときは

卒業生の歓声を聞きながら、私は「私の名前が呼ばれた時に歓声が上がらなかったらどうしよう」と、とても不安になったことを覚えています。幸い私の名前が呼ばれた時、多くの友達が歓声を上げてくれたため、とても賑やかな卒業証書授与となりました。後から友達に「歓声にあんなに差があっていいのか」と聞いたところ、彼女からは「友達がいれば歓声が上がるし、友達がいなければ上がらない。別に問題はないでしょう?」と言われました。最後の最後まで、徹底した資本主義のアメリカを見た気がしました。

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高校での留学は驚きの連続

アメリカの高校は、ドラマや映画などでも見る機会が多いですから、誰もが知っていることも多いと思います。しかし実際に通ってみると、思わず笑ってしまう出来事や、驚くことがたくさんありました。今は留学も一般的になり、多くの人が様々な国の学校に通えるようになりました。これからもぜひ、多くの人に留学を経験し、異文化を体験してもらいたいと思っています。

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