グアテマラ人と料理を作って学んだ文化の違い

外国人と働くことについてどんな印象をお持ちでしょうか?外国人のほうが日本人に比べて、気質がおおらかで一緒に働きやすいと思う人もいるかもしれません。一方、外国人は時間にルーズでだらしのない人が多いので絶対に一緒に働きたくないと思う人もいると思います。もちろんどちらの意見が正しいという話ではありませんし、外国人といっても一括りにはできません。本日は、私の住んでいるグアテマラで現地人と一緒にチェラスコ料理を作ったときの出来事をお伝えします。

グアテマラでは路上で物が売られている

日本には日本の特徴、グアテマラにはグアテマラの特徴があります。例えば、グアテマラでは、道端でフルーツ、ナッツ、アイス、お弁当、洋服、アクセサリーなど様々な物が売られています。売っている人が許可を取った上で売っているのかどうかもわからなければ、そもそもこの国にそんな許可があるのかもわかりません。私には売りたい人が、売りたい時に、売りたいものを売っているように見えます。

 規制が緩く自由を感じる一方で、衛生面は心配

グアテマラは日本のように規制が厳しくないため、暮らしていて自由を感じます。一方で、規制が緩すぎるので、路上で売られている料理の衛生面などは心配です。こんな物をお客さんに売っていいのだろうか、と思うこともちょくちょくあります。日本では衛生面の心配することなどほとんどありませんよね。

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一緒に料理を作ると相手のいろいろな面が見える

私は以前にグアテマラ人と一緒にチェラスコという料理を道端で売ったことがありますが、その時にグアテマラ人と日本人の違いをいろいろと感じました。チェラスコとは、ピラフに近い味付けご飯、フリホレス(小豆を煮たもの)、トルティーヤ(すり潰したトウモロコシから作る薄焼きパン)、肉、のセットメニューです。
私とグアテマラ人で計画し、当日は道端へチェラスコを売りに行く前に、家で全て作ることにしました。そして、準備はグアテマラ人に全て任せていました。

 私と異なるグアテマラ人の感覚・・・

当日、はじめに味付けご飯を作ったのですが、その時に文化の違いに直面しました。味付けご飯の作り方は、はじめにご飯を炊き、その後、コンソメスープ、にんじん、玉ねぎとご飯を一緒に炒め完成です。日本人の私の感覚では、事前に材料を全て揃えた上で、調理するだろうと思っていましたが、グアテマラ人の感覚は少し異なっていました。
まずご飯を炊き、炒め初めました。すると、グアテマラ人が急に「ニンジンと玉ねぎがない」と言い出したのです。私は「えっ、何で事前に準備しておかなかったの?」と思いました。以前からこの日にチェラスコを路上で売ることは決まっていたので、時間は十分にあったはずです。
しかし、そんなことを言っても仕方ないので、急いでニンジンと玉ねぎを私が買いに行くことになりました。すぐに近くの店に行き、ニンジン、玉ねぎを買い、帰ってきてすぐにそれらを刻み、ご飯と一緒に炒めました。やっと落ちついたと思ったら、今度は、「最終仕上げのコンソメスープの素となるコンソメがない」、とグアテマラ人が言い始めました。そして、「ないね。買ってきて」とグアテマラ人は私に言うのです。私は、何で調理する前に材料を準備しておかないのだろうと思いながらも渋々コンソメを買いに行きました。

 最終的には美味しい料理ができました・・・

日本人の場合は調理する前に全ての食材を準備し確認します。そして、食材が欠けていれば、友人に対して本当に申し訳ないと思いますよね。グアテマラ人は違います。効率なんて気にしません。1つの食材ごとにお店に買いに行くことに抵抗がないのです。近隣にスーパーがあるのだから必要な時にその都度に買いに行けばよいと考えているようにも思えました。
最終的に美味しいい味付けご飯が完成し、フリホレス、トルティーヤ、肉とセットにしてチェラスコが完成し、みんな笑顔で道端で販売することができたので、とても楽しい1日になったのと同時に、文化の違いを学んだ大切な日にもなりました。

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おかしいのは相手ではなく、日本人の私?

私の友人の例が全てのグアテマラ人に当てはまるわけではないと思いますが、全体的に見て、グアテマラ人は効率を気にしていないように感じます。いや、もしかすると私たち日本人があまりにも効率を追求しすぎていて、日常生活に余裕が無いのかもしれません。グアテマラ人と一緒に料理を作るという単純な作業でしたが、日本で当たり前のように思っていた習慣が海外では通用しない時があると感じた出来事でした。

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