EUが2025年までにプラスチックボトルの9割回収を目指す!?

日本での一人あたりのプラスチック消費量は年間75キロ。世界の国々の平均は41キロなので日本では世界平均の倍近いプラスチック製品が日々消費されていることになりますね。そんなプラスチック消費問題で日本よりも消費量が多いとされているのが西欧諸国。西欧諸国は一人あたりの年間消費量が96キロとなっています。このほど、EUではプラスチックのストローやフォークなどの禁止と2025年までにプラスチックボトルの9割回収を目指す提案を行いました。

禁止対象として挙げられたのはストローやフォークの他にもプラスチック製の綿棒、お皿、マドラー、風船の持ち手など。これらの製品を使い捨てでなく持続可能な素材で使用していこうという提言がなされました。もし今回の提案がEUの欧州議会で承認を得た場合、EU加盟28カ国はプラスチックに代わる代替製品の販売促進や、プラスチック製品の無料提供を禁止を通じてプラスチックの使用の削減が義務付けられることになります。

また今年の初めにもEUはプラスチックの包装材を2030年までに全て再生利用可能なものとする環境対策計画を発表。コーヒーなどのプラスチックカップ製品の使用も段階的に廃止する計画も明らかにしました。今やコーヒーショップでの持ち帰りにプラスチック容器が使われているのは当たり前となっていますが、EU諸国では少しずつマイボトルを持参してコーヒーなどを入れてもらうスタイルにシフトしていくのかもしれませんね。

さて、今回のプラスチックボトル9割回収の提案について、メーカー側に廃棄物処理つまりリサイクル費用の一部負担が求められることになります。それらの懸念に対してはより環境負担の少ない代替製品開発を行ったメーカーなどにはインセンティブが付与されるという仕組みを作ることで解消を試みていくようです。

EUでは今後も環境問題についての議論が活発に行われていくでしょう。