最強市民ランナーと呼ばれるマラソンの川内優輝選手が18日に行われた新台北市ワンジンシマラソンに参加し2時間14分12秒で優勝を果たしました。
台北市ワンジンシマラソンは台湾で最も有名なマラソン大会。新台北市の蔓里、金山、石門をの3箇所を横切るルートです。ちなみにこのマラソンの名前ともなっている「ワンジンシ」とはルートの中に入っている「蔓里、金山、石門」の頭文字「蔓金石」の中国語読みです。毎年役12000人の国内外のランナーが参加する大きなマラソン大会で、マラソンをしながら見える台湾の風景の美しさが味わえる大会として人気を集めています。
川内優輝選手は序盤から先頭に立ち、折り返し地点でも2位。2位とのさは2分ほどあり余裕の1位通過となりました。40キロ地点に差し掛かった時に2位が38秒差まで追い上げて来ましたが、そのまま川内優輝選手が逃げ切る形で1位ゴールとなりました。
川内優輝選手は4月にはボストンマラソンに出場予定。今年のボストンマラソンは4月16日に開催され川内優輝選手にとっては今回が初出場となります。川内優輝選手は以前インタビューの中で「100年以上の歴史の中で多くの日本人の偉大な選手が走ってきたボストンに、いつか挑戦してみたいと思っていました。しっかりと戦えるように頑張ります」とコメントしています。
今回の新台北市ワンジンシマラソンの優勝で来月のボストンマラソンに向けて調子の良さをアピールできた川内優輝選手。実業団に所属しない彼は海外からの注目度も高く、彼が公務員であることも注目のポイントとなっているようです。
ボストンマラソンでは一体どんな記録を打ち出すのでしょうか?絶好調の公務員ランナーからこれからも目が離せませんね。
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