クリスマスソングが流れる時期が早まっている!?スコットランドの研究チームが謎を解明

もうすぐクリスマスですね。ところで皆さん、クリスマスソングが店内に流れたり、街がクリスマス仕様になる時期が年々早くなっているように感じることはありませんか?実はクリスマス商品を少しでも多く売ろうとする小売側がクリスマスソングを利用して客側の購買力をコントロールしようとしていることがあるのです。

スコットランドの研究チームの研究によるとゆっくりとした曲が流れているレストランの売り上げは、アップテンポの曲が流れているレストランの売り上げよりも高かったそうです。また「ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・サイエンティフィック・リサーチ」に掲載された論文によると「アップテンポの曲をかけると客の衝動買いが増える」という調査結果もあるようです。

これらの心理トリックを利用しようと、小売側も必死に早い時期からクリスマスソングを流します。しかし「サウンド・トラック・ユア・グランド」の調査では驚きの結果が。なんとアメリカの小売店で働く店員の6人に1人が「繰り返されるクリスマスソングが心の健康を害している」と回答。「クリスマス気分が台無し」と答えた店員は全体のおよそ25パーセントにも及びました。

マライアキャリーの「All I want for Christmas is you」やワム!の「last Christmas」、ジングルベルやwe wish you a merry christmasがエンドレスで街中に溢れるこの季節。不快感を示している人は実は多くいるのかもしれません。今年アメリカで行われた調査でもアメリカ人の17パーセント、イギリス人の25パーセントが「クリスマスソングが積極的に嫌い」と答えたそうです。

どんどん時期が早まるクリスマス商戦。クリスマスソングなんて聴きたくない!という人が世界中に続出する日も近いかも!?

 

   

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