こんにちは。Cocoと申します。28歳の女性で現在カナダ・トロントでワーキングホリデー中、現在カナダ生活3か月目を迎えています。私は学生時代から時間を見つけては一人旅を楽しんでいるのですが、大学3年生のときに約半年インドを一人で旅したことがきっかけで、価値観や将来に対しての考えがガラッと変わるという経験をしました。
今回は、自身の経験を元に女一人でインドを旅する時に気を付けることをご紹介します。
絶対に露出しない
インドには様々な宗教が存在する
ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒、シク教徒、仏教徒、ジャイナ教徒など。そして、州によって各宗教の割合は異なります。例えば、ヒンドゥー教徒が対多数を占めている州や町もあれば、イスラム教徒が多い州、キリスト教徒が多い州などもあります。訪れる州など都市にもよりますが、インドを旅するときはできるだけ露出は控えましょう。
日本人の感覚からすると、暑い時季に半袖Tシャツやノースリーブ、ショートパンツを着ることは普通ですよね。ですが、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒は女性が露出した服を着ることを禁じています。
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒が多い場所に行くときに露出が激しい服装をしていたら、現地のインド人男性たちを刺激してしまい、痴漢や性的な事件を引き起こしてしまいかねません。インドに滞在していた時は、日焼け対策も兼ねて絶対に露出しないと決めていたので、常に長ズボンに長袖Tシャツを着ていました。
一度、インド北部のガンジス河でラフティングのアクティビティにショートパンツとタンクトップを着て参加したとき、インド人男性たちが食い入るように私の脚と腕を見ていて、服装でこんなにも見方が変わるんだなと実感しました。
インドを旅するのであれば露出はせず、できればボディラインがはっきり出ない服装をするのをおススメします。
ドラッグには近づかない
インドではドラッグが簡単に手に入る
インド全域でマリファナなどの薬物はあふれかえっていますが、ニューデリー、バラナシ、ゴアなどは観光客でも簡単にドラッグが手に入ってしまう場所です。観光地にはドラッグの売人がいたるところに存在します。
そして、日本人旅行者が多く訪れるような観光地には、日本語を巧みに操るドラッグの売人インド人がたくさんいます。ふつうに道を歩いていると、すれ違いざまに日本語で「ハッパあるよ」「冷たいのもあるよ」「すぐ効くよ」などと言ってくるので、びっくりして思わず振り返ってしまったり「え？」と聞き返してしまったりします。
ですが、相手に少しでもドラッグに興味があると思われたら、とてもしつこく付きまとってきます。そして、他の日本人は何をいくら分買ったなどの情報を吹き込んできますが、ずっと無視しているといつの間にか諦めていなくなります。街中には売人だけでなく、マリファナを売っているお店や、マリファナが入ったクッキーやバングラッシーを売っているお店がたくさんあります。マリファナに関して知識がないと、ただのラッシー（インド料理の飲物でヨーグルトをベースに作られるもの）だと思って飲んでしまうこともよくあるそうです。
インドで会った日本人の女の子は、現地で知り合ったインド人男性に「ラッシーを飲みに行こうと」誘われて連れていかれたのが、マリファナが入っているバングラッシー屋だったそう。彼女はマリファナが入っているとは知らなかったので、普通のラッシーだと思って飲んでしまい、1時間後にようやく自分の様子がおかしくなっていることに気が付いたそうです。
現地で知り合ったそのインド人は、ふらふらになった状態の彼女を人気の少ない場所に誘おうとしましたが、幸い彼女の宿泊していた宿が近くにあったので逃げるようにして宿に戻ったと言っていました。現地で知り合った人に「普通ののクッキー/ケーキだよ」「普通のラッシーだよ」と言われても絶対に断るようにしましょう。何が入っているかわかりません。
最低限のことを気を付け、直感を信じて旅しよう！
今回ご紹介したこと以外に、貴重品やバッグは肌身離さず持ち歩く、大金を人前で出さない、見知らぬ人からもらった食べ物は食べない、知らない人について行かない。
など、基本的なことを注意していればきっと楽しい旅になるはずです。
そして、インドには悪人がたくさんいますが、善人もたくさんいます。でもどうやって見分けるか分からないという方、あなたの直感を信じていれば必ず見分けることができます。
人だけじゃなく、場所に対しても直感を大切にしていれば大丈夫です。こっちの道は行かない方がいいかも、この宿には泊まらない方がいいかも、など。根拠のない自信・直感を頼りに旅をしていくと、自然と危険を回避できているはずです。インドを旅すると何かしら感じることがあると思うので、きっと素晴らしい経験になるでしょう。
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