フランス大統領妻のブリジット夫人になりすまし詐欺メールを送る事件が発生

パリロイター通信は30日、何者かがフランス大統領府の偽の電子メールアドレスを使い大統領夫人になりすまして世界中の高級レストランの座席確保をしようとした詐欺行為があったと報じました。

なりすましの詐欺被害に遭ったのはフランスの大統領夫人であるブリジット・マクロン氏。彼女は夫でフランス大統領のエマニュエル・マクロン氏より24歳年上の姉さん女房です。ここで二人の興味深いラブストーリーを紹介しましょう。

二人が出会ったのは大統領が14歳、夫人が38歳の時。ブリジット夫人は大統領の同級生の女の子の母親でフランス語の教師でした。ブリジット夫人は生徒である大統領に好意はあったもののその感情を抑えようとしていたのだとか。しかし大統領の想いは止まるところを知らず17歳の時にブリジット夫人にプロポーズ。当時ブリジット夫人には夫がいて大統領はまだ17歳の青年でしたので、周囲の反対もあり物理的に二人は離されてしまったそうです。

しかし10年後ブリジット夫人は夫と離婚。2007年になんと二人は10年の時を経て結婚します。離れていた10年間も2人は文通を続けていたとか、こっそり会っていたとかいないとか。まるでドラマのようなお話ですが、フランス大統領とブリジット夫人の間にはこんなロマンチックなストーリーが隠されていたのですね。

さて、今回の詐欺事件でブリジット夫人側は警察に被害届を提出。現在警察による調査が進められており大きな被害にはならなかったそうです。なりすましメールは香港やモロッコなど遠方にも送信されており、ブリジット夫人の名誉棄損を狙った可能性もあるということです。

犯人はブリジット夫人になりすました高級レストランの予約をするだけでなく、娯楽イベントの参加なども企てていました。使われたアドレスはフランス大統領府の公式アドレスに酷似していたそうです。