国際結婚は文化の違いの連続!?カルチャーショックを楽しもう!

最近は、国際結婚をするという人も多いのではないでしょうか。外国人の恋人がいたり、将来は外国人と結婚したい!などと思っている人も多いかもしれませんね。
しかし、同じ国で育った者同士が結婚しても育ちの違いなどによってすれ違いが起こったり、夫婦喧嘩が起こったりするのと同様に、違う国で育った者同士が結婚をすれば、もちろん文化の違いというものが生じてきます。違う国で生まれ育った人と結婚生活をすればなおさらです。
しかし、日本人が海外に住んで感じた文化の違いなどは最近あちこちで紹介されていますから、ここでは私がヨーロッパ出身の夫を見て感じた文化の違いから覚えた違和感、ぎょっとしたことを紹介したいと思います。

靴はどこで脱ぐの?

 靴を脱ぐ場所は暗黙の了解

日本人は、玄関で靴を脱いでから室内に入りますよね。アメリカやヨーロッパではそのような習慣がない、という事は多くの人が知っているかと思います。私たちが日本の実家に帰省した時、もちろん夫は玄関で靴を脱ぎます。
しかし、日本には各家庭以外にも靴を脱いで入るべき場所というものがあります。以前帰省した時、市民図書館に行きました。市民図書館には子供たちが本を読むためのスペースが用意されており、そのスペースは入り口にあたる部分を除き、絵本の置かれた本棚で囲まれていました。そしてそのスペースだけ絨毯の色が違ったのです。子供用のスペースだから、ということもありますが、日本人が見たらその外見から「靴を脱いで入る場所かな」という感覚を覚えるような場所です。
何か面白い本を見つけた夫は靴のままそこに入ろうとしましたので、夫に「そこは靴を脱いだほうが良いかも」と言いました。すると夫は「靴を脱げとは書かれていないのに、どうしてわかるの?」と聞いてきたのです。
確かに言われてみればそうかもしれません。私はなんとなくその見た目から「靴を脱いだ方が…」と考えましたが、だからといってすべての段差、すべての色が違う絨毯、などで靴を脱ぐわけではありません。玄関で靴を脱ぐという習慣を持っている日本人には、特に理由がなくても「ここは靴を脱いだほうがいいかな?」という感覚を養っているのかもしれません。

 「スリッパ持ってきてね」

私たちは今、中国の北京で生活しています。最近上海に引っ越してしまいましたが、私たちが住んでいるアパートには、同じくヨーロッパ出身の友人夫婦が住んでいました。
先日、その友人夫婦から夕食に招待されました。このような言い方は良くないかもしれませんが、経済的に豊かな人は家では靴を脱ぎますし、そうではない人は土足のまま、といったイメージです。私はなんとなく日本人の感覚で「家の中では靴は脱ぐべき」と考えていますし、夫もそれで良いと言ってくれているので我が家は玄関にあたる場所で靴を脱ぎます。友人夫婦も家の中ではリラックスするために靴を脱いでいました。
その友人夫婦から、「スリッパの数が足りないから持ってきてね」と言われたのです。私たちはアパートの5階に住んでおり、友人夫婦は真下の2階に住んでいました。時間になり、夫がスリッパに履き替え、「さぁ、行こう」言い出したのです。確かに階段を降りるだけですが、アパートの部屋から1歩出れば、そこは他の人が土足で歩いた場所になるのです。そもそもスリッパを履いて出てしまったら、スリッパの意味がないのです。いやいや、それはダメでしょと、私は夫のその姿を見て笑いをこらえることができませんでした。夫は近いからいいかと思ったようです。
夫が「玄関では靴を脱ぐ」ということの意味を理解していないわけではありません。しかし、「靴の裏は汚いから家の中には持ち込みたくない」という感覚は、やはり日本人のそれとは違うんだなぁと感じたものです。

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2017.07.04

粉薬ってどう飲むの?

 苦い薬は嫌だ

今は夫の仕事の都合で北京に暮らしていますが、夫は職場が面倒を見てくれている健康保険に入っておりますので、風邪をひいたりすれば簡単に病院にかかることができます。
そんな夫が実際に風邪をひき、病院から粉薬をもらってきました。その時は熱もあったようで見るからに大変そうでしたから、夫のところに薬とグラス1杯の水を持っていったのです。
すると夫はその水の中に粉薬を溶かし、その水を飲み始めました。もうびっくりです。私は粉薬はまず薬だけを口に入れ、それから水を飲んで薬を流し込むというのが一般的な薬の飲み方だと思っていましたが!?日本人の友人に聞くと、誰もが私と同じ飲み方をしていました。
子供に薬を飲ませる時、子供が苦い薬を嫌がるから敢えてヨーグルトに入れたり、ジュースに混ぜたりして飲ませるという事は聞いたことがありますが、大の大人が水に溶かして飲むなど、聞いたことないです。むしろ成分がグラスの中に残ってしまうのではないかと思うのです。
しかし夫は大真面目でした。「だって苦いじゃん。苦い思いをしながら飲むより、水に溶かして少しでもましな味にして飲んだ方がいいじゃん」というのです。いやいや、水で流し込んだ方が一瞬で終わるじゃん、水に溶かしたら水を飲んでいる間中、苦味を我慢しなきゃいけないじゃん、と私は思うのですが。

 いつ、何で薬を飲むか

そんな夫は、基本的に「食後に」などと書かれていても、あまり気にしていません。子供じゃないですから私が食後に薬を用意してあげるなんて事はしませんが、 本人も思い出した時に飲んでいるようです。つまり、思い出したのが食前であれば、食後の薬であったとしても食前に飲んでしまうのです。食後じゃなきゃだめでしょ、といっても、「いやいや、胃の中で混ざるんだから一緒だよ」とのことです。
粉薬の場合は水で飲みますが、錠剤の場合はコーヒーやビールで飲んでしまうこともあります。例えば高血圧の薬を摂取している場合、グレープフルーツは食べない方が良い、グレープフルーツジュースは飲まないほうがよい、などと言われますよね。そのような危険な飲み合わせはしていませんが、どうやら夫には「薬は水で飲まなければいけない」という感覚がないようです。

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2017.07.18

とりあえずお店の人に言ってみる

 「書いてあるのと違う」

日本にある新幹線の駅で、うどんを食べたときの話です。夫が頼んだうどんは、熱いうどんと冷たいうどんを選ぶことができました。夫は熱いものを頼みました。
しかし、出てきたうどんはぬるかったのです。私が味見してみたところ、確かに熱くはありませんでしたが、「まぁこれくらいならいいかなぁ、でも熱くはないよなぁ」といった感じでした。夫はすかさずお店の人を呼び、「ねぇ、熱くないんだけど」と言ったのです。
お店の人の話では、冷凍のうどんを使っているため、どうしてもぬるくなってしまう、スープは暑いんだけど、冷凍のうどんを使うために温度が下がってしまう、との事でした。私が「何その理由!?」と驚いていると、夫は「熱いって書いてあるでしょ、でも最初からぬるくなるってわかってるなら熱いって書くべきじゃないでしょ、だからもう少し熱くして」と交渉していました。
日本人だと「クレーマーにはなりたくない」と事なかれ主義を貫いて終わらせてしまうこともありますよね。しかし夫は、「お金を払ってサービスを得ているんだから」という考えを強く持っているのです。

 わからなかったら聞いてみる

また、お店に行って目的のものを探している時、なかなか見つからなくても日本人の中には一生懸命探し続けてしまうという人もいるのではないでしょうか。一般論として、おそらく聞けばお店の人は丁寧に答えてくれるのだと思うのですが、日本人自身が知らない人にわざわざ話しかけるという気質を持っていない気がします。
そんな時、夫は一通り探すと、すぐにお店の人に聞きます。夫は、決して日本語や中国語が上手に話せるわけではありません。しかし、私が「見つからない!」と言っていると、日本ならば、私に私が探しているものを日本語で何というのか確認し、お店の人に聞きに行きます。中国ならば辞書でさっと調べ、聞きに行ってしまいます。
それだけではなく、例えばレストランでナフキンがない、水が欲しい、という時なども「すみませーん!」とお店の人に声をかけます。日本にいるときは私がしっかりしなければと思うのに、「あ、これがない」と思ったときには既に夫が聞きに行っていたりします。
日本は資本主義国家ではありますが、夫の方が「お金を払った対価はちゃんと得るべき」という考え方を強く持っているようです。

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2017.07.03

相手の考え方を受け入れる

確かに国際結婚をすれば、お互いに相手の文化を受け入れる、お互いに相手の文化に溶け込めるよう努力する、ということが大切です。しかし、それは自分の生まれ育った文化をないがしろにして相手に従う、というわけではありません。その違いを受け入れることができでこそ、国際結婚は成り立つと思います。もしもどうしても受け入れられないような文化が相手にあるならば、そもそも結婚生活自体が成り立たないのではないかと思うのです。
国際結婚というのは、ある意味でカルチャーショックの連続です。しかし、そのカルチャーショックを楽しめてこそ、違う国籍の人との生活が有意義なものとなるのです。

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