外国人とのコミュニケーションのコツ!挨拶する、褒める、スキンシップ

私がオーストラリアに在住し、もう11年目になります。仕事上、年間に約50人の海外からの人材を雇用しております。オーストラリア人、日本人はもちろん、台湾人、香港人、中国人などのアジア系、そしてアメリカ、カナダ、ヨーロッパ各国から求人を募り、常に約10人以上の国際色豊かなスタッフたちと働いています。国が違えば、付き合い方も違うし、やり方も違いますが、今回は外国人と楽しく働くための3つの方法をご紹介したいと思います。

まずは挨拶から始めよう!

これは外国人に限らず、全世界共通です。日本人はとてもシャイな人が多く、また英語がしゃべれないことや発音ばかり気にして挨拶も無愛想な感じの人が多い傾向があります。ですが、朝一番に無愛想な顔で挨拶されるより、笑顔で挨拶されたらそれだけでお互いが笑顔になります。挨拶をすれば人間関係どころか職場環境も自然とよくなります。英語が喋れないということはひとまず忘れてとりあえず笑顔で挨拶です。

 ついで近況も聞いてみよう

そして、挨拶といってもおはようだけではなく、ちょっとした近況についても聞くことで、『あなたに興味があるんです。』ということのアピールにもなります。
例えば、『今日の調子は?』とか『週末何したの?』『今日の服、カッコいいね!』みたいな感じで会話を広げてあげると、向こうからどんどん話してくれます。
私自身、始めは英語の聞き取りができなくて、挨拶が済んだらすぐ逃げるように仕事に入っていたのですが、相手が近況を聞いてくる前にこちらから聞けば、向こうから答えてくれるので、その答え方を参考にして次回に使うというやり方で少しずつ慣らしていきました。
こんな感じで挨拶が上手になればなるほど、親密感がどんどん湧いてきます。まずは挨拶上手になりましょう。

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褒めると伸びる!

外国人と仕事をするとやはり文化の違いから、行き違いが出てくる時があります。でも、そんな時に本人の頑張りを無視して、すぐに叱っても余計にマイナスとなってしまいます。
アジア人は叱って伸びるタイプもまだまだ多くいますが、ヨーロッパ人やアメリカ人などは叱られるとやる気を失ってしまいます。また、叱ると反発を受けて仕事が非常にやりづらくなってしまう時もあります。

 日本のやり方は通じない

マネージャー職についた当初の私は、どうしても日本人的考えで融通が聞かない態度を取ってしまいました。ですが、そんな態度は、特にヨーロッパ系のスタッフには分かってもらえず、その度に幾度も衝突し、怒ることに時間が取られてしまい、まったく思うようにことが進みません。

 誤解が生じやすい

ある時、現場に来た私はその前後の状況も確認せず、ドイツ人のスタッフに注意をしました。まだ彼女は、仕事を始めて日が浅く、あまりお互いをよく知らなったこともあり、彼女は怒ってその場を立ち去りました。最初、私は、上司に向かってその態度はなんだという気持ちでしたが、新人スタッフに対してちょっと言い過ぎたことに反省し、すかさず彼女の後追いました。しかし、その子は部屋に籠って泣きながら、『今はあなたと話したくない』の一点張り。このままでは今後仕事に支障がでてくると思い、落ち着いてから呼び出して個別面談を行うことにしました。
話していくと、お互いの行き違いが分かり、何とか和解に。そして、翌日のミーティングでその子が仕事でやってくれたことをみんなの前で褒めたのです。その時の彼女の嬉しそうな顔が忘れられません。

 叱るより褒める!

その件があってから、まずは怒るよりも前に状況確認を最初に行うことにしました。そして直してもらいたいことがあったら、始めはポジティブな意見から述べて、注意点を伝えるように心がけました。
ヨーロッパ系やアメリカ、カナダの人たちは褒められるととても喜びます。認めてあげることが更に個々の能力を柔軟に伸ばしていけるところが日本人とは違うところです。
ただ、あまり褒めすぎると今度は調子に乗ってしまう時もあるので、ある程度締めるところは必要です。

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スキンシップも必要なところで使う!

普段から仕事場で、ありがとうを伝えることは非常に重要です。前述の褒めて伸ばすというところで触れたように、感謝の気持ちを常に述べることで、お互いが気持ちよく仕事ができます。そしてありがとうの言葉以上に、更に効果があるのがスキンシップです。

 ハグを自然とできるように!

アジア系の人たちは大切な家族や友人にはスキンシップよりは言葉で感謝を述べる文化が根強いですが、それとは真逆で、ヨーロッパ系、アメリカ、カナダ人は海外ドラマでもよく目にするようにスキンシップをよく使います。
私は、『ハグ』は好きという感情を表す最も自然なスキンシップだと思っています。日本にいるときは照れ臭い感じでしたが、海外に住み始めてから、当たり前のようにそれが自然とできるようになりました。
例えば、可愛い赤ちゃんや動物を見たとき、ぎゅっと抱きしめたくなりませんか?それと同じで、言葉が伝わらない人に好きなことを伝えるとき、自分がとっても嬉しいとき、ハグはとても全国共通で分かりやすく好きや嬉しい気持ちを表す態度なのです。

 感謝の気持ちの伝え方

自分が非常に困難な状況に陥り、それを誰かが助けてくれた時、ありがとうの言葉とともにハグも使うようになれば、本気が相手にも伝わります。
アジア系の人たちにハグをすると、海外に慣れてない人たちはかなり最初はぎこちないのですが、ヨーロッパ系などの人たちにはかなり有効です。
ただこれも毎回使っていると効果がなくなってしまうので、最大級の感謝の時に使うようにしましょう。

自分の世界が広がる

いかがでしたでしょうか?外国人ということ、それだけで日本人は気後れしがちなのですが、上記の3つを自然に行える自分をまずは演じてみることで、少しずつ慣れていくことができます。

 人としてどう向き合うか

何も身構えることはなく、人間としてどうやってこの人とつきあっていくか、言葉が足りない分や話せない分を補うには、どうやってその人と真剣に向き合っていくことがカギだと私は思います。
外国人が本当の仕事のパートナーになったとき、それは本当の親友になったときです。そういった関係を目指して、いろんな国の人たちとつきあっていけるようになれば、自分の世界は大きく変わっていくことは間違いなしです。

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