15歳で初めて海外へ行ったのをきっかけに、これまでの13年間で60か国以上を訪問してきました。一人、友人、家族との旅、留学、仕事、様々ですが５大陸を渡って様々な文化、人々に触れ合ってきたことは、自分の人生を一生左右するような経験になったことは間違いありません。今の自分があるのも、今この瞬間この記事を書きみなさんとの繋がりができたのも、すべては世界を知る・見る・感じる、素晴らしい機会に出会えたおかげです。ぜひ他の回で、各国の発見をみなさんにシェアさせて頂きたいと思いますが、ここではまず60か国を旅して今思うことを書いてみようと思います。
人間と人間とのつながり、そして先代への感謝
人間はどこに行っても人間
いきなりですが、タイトル通り、どの国・地域へ行っても人間なんですよ。人間。肌が白いとか黒いとか、背が小さい、声が大きいとか、食べ物、建物、風習が違うとか、異なる国や地域を渡り歩くと色々あるにしても、私が見た限りはこの地球に存在する人間と呼ばれる生き物はみんな同じように生きています。１日24時間の連続する時間の中で、衣食住が存在する。子孫繁栄を目指し、次世代へ期待を託す。基本的にどこにどのような状況にあろうとも、これは万国共通変わりません。もう当たり前のことすぎて日常生活で考えることはないと思いますが、これって本当にすごいことだなって感じています。どの国に行っても、同じ種類の生き物に会えて、言葉がたとえ通じなくても、困っていれば助けてくれる人がいる、おもしろいことがあったら共感して一緒に笑ってくれる人がいる。そして、これだけ各国が繋がっている現代でなければ、決して同じ経験はできなかったはずです。
海外に行けるだけですごい！
次元の違う話のような感じですが、でも地球規模で物事を考えると、世界を飛び回れることは少し前までは決して簡単なことではなかったはずですね。たった100年ちょっと前に勝海舟がサンフランシスコに渡って、日米修好条約の批准書交換をしてきた時代とはもうわけが違うんですよね。世界を繋げてくれた先代たちがいるからこそ、今がある。世界と接する機会があること自体に、すごく感謝しています。
日本人として生まれただけで、幸せという事実
自分の足でその国を確かめる
アジア、ユーラシア、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカ。。。どの大陸を旅しても新しい発見の連続です。今やネットで何でも見れる世の中になりましたが、自分の足で大地を踏みしめる感覚は、決してYoutubeでは得られません。こんなこと見たことない、やったことない、日本じゃあり得ない、の刺激の連続は一日中ウキウキわくわく、時間が経つのが早いとはこういうことだと実感する瞬間です。その瞬間に自らどっぷりと浸かり、その瞬間を100％生きることができます。そうやって、生きていると、ふと、幸せについて考えることはありませんか。例えば、エジプトで巨大マーケットを一人で歩いていたら、うちの息子と結婚して～と叫んで走ってくるおばさんに追っかけられたかと思えば、トルコで乗ったバスが男性専用ではないのに男性しか乗っておらずしかも満員（50人くらい）だったので、予想通りお尻を触られるとか、ダーウィンの進化論が生まれたエクアドルのガラパゴス島では、動物の進化の真髄が見える生物を目撃する、などなど。
日本で生まれたことは幸せ
こんないろんなことを世界で体験し続けたら、幸せとか人生が何かを一瞬でも考えない人はいないと思うんですよね。でも、これだけは間違いないと私自身確信していることがあります。それは、日本人として生まれた時点で私たちはすでに幸せの切符を購入済であること。日本に住んでいると、家は狭いし、長時間労働だし、、、と色々不満はあると思いますが、水道水が飲める、道が綺麗に舗装されている、都市では公共交通機関が発達している、ビザなしで観光可能な国は世界第5位の172か国、と挙げていくと決して自分のいる環境にこれ以上の不満は言えなくなります。当たり前のことが当たり前ではないこと、そして、自分の置かれた環境を客観的に知ることができるのが、旅です。日本に長い間いると、幸せを客観的に見ることが少ないと思いますが、ぜひより多くの人に外へ出て自分を見つめる機会を作ってほしいです。私を含め、みなさん、今こうやって生きているだけで本当に幸せなんです。
とにかく旅へでること
旅ができることへの感謝、そして旅をして気付きを得られることにもまた感謝をしたいと思います。今まで何も学ばなかった旅は一度もありません。旅をすること、世界を知ること、それは世界一の学校かもしれません。旅はまさに、百聞は一見に如かずですので、この記事を読み終わった後にぜひ次の目的地を決めてくださいね。必ず何か良いことがみなさんを待っています。
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