国際結婚の辛さ!仕事、子供、親の介護はどうする!?

国際恋愛や国際結婚に憧れる人も多いかもしれません。しかし、現実はメリットよりもデメリットの方が多いのではないかと思えるほど、苦労の連続です。今回は、遠距離恋愛を経て国際恋愛をした筆者の体験を元に、リアルな国際恋愛の辛さについてご紹介します。

仕事の問題

国際結婚をすると、どちらかが一方の国に移住することになります。移住した側が専業主婦or主夫を望み、それを叶えられるだけの経済的余裕があるのなら問題ないでしょう。しかし「自分のキャリアを高めたい!」「共働きでないと家計が厳しい。。」というような場合、移住した側のパートナーにとって、現地で仕事を見つけるのは容易なことではありません。

 現地での採用は厳しい

アメリカの四年制大学を文系で卒業した筆者は、一般的な大卒アメリカ人向けの仕事に応募しても、ことごとく不採用でした。昔受けたある面接では「差別するつもりはないけど、同じ文系の大卒で、同じようなスキルを持っているなら、英語のネイティブでこっちの文化もちゃんとわかってるアメリカ人を採用する方が、会社にとってメリットがあるんだよね」と言われてしまったこともあります。。。けど、納得ですね。アメリカでは「英語も完璧に話せない移民」なのです。もし日本で仕事を探していたら、バイリンガルでアメリカ大学卒である自分は、外資系企業や英語関連の仕事をいくらでも見つけられて、エリートになれたかもしれないのに!!!と思うと 悲しくなることもあります。

 海外在住の特権を生かして、在宅ワークをする

しかし、海外にいても働く方法はたくさんあります。筆者はアメリカにいながら、自分の英語力と経験を生かして、翻訳、通訳、国際系の記事の執筆等をしております。現地で外国人として仕事を探すよりも、オンラインで出来る日本企業の求人に応募する方が、圧倒的に採用率が高いです。

 日系企業でスキルと経験を積む

現地に日系レストランや日系ツアー会社等がある場合、それらの求人に応募することで、採用される可能性は高まるでしょう。特にアメリカでは日本食が人気なので、基本的にどこの町でも日本食レストランがあります。アメリカの日系レストランの店員は、韓国人や中国人、はたまたベトナム人などがやっていることが多いので、日本人からの応募は大歓迎してくれます。
スキル重視のアメリカでは、レストランでもマネージャーレベルにまでなると、履歴書に箔がつくので、アメリカの一般企業への応募のハードルも下がります。
日系企業からスタートし、経験とスキルを身につけてから、地元の企業へ応募することで、より選択肢を広げることができるでしょう。

将来のこと

国際結婚をすると、将来子供が生まれた際や、親の介護が必要になった時に問題が浮上します。まず、待望の子供が生まれても、移住した側は、親に孫の顔を見せてあげることがなかなかできません。一方で、パートナーの親は現地にいるので、いつでも孫の顔を見られるのです。もし自分が移住するとなった場合、相手の親はいつでも孫の顔が見れて、自分の親には年に1度が2度しか見せてあげることができないとなると、非常に不公平に感じます。

 親の介護はどうしよう

また、親の介護が必要になった時、国際恋愛の場合、誰が介護をするのでしょう?親を海外に連れてきて一緒に暮らすとなると、親は英語が話せないですし、現地に知り合いもいないので、不便でさみしい思いをするかもしれません。老人ホームに預けて、年に数回会いに行くという手もありますが、それも心苦しいですね。筆者の場合は幸い、実の姉が日本で暮らしているので、私からは金銭的な援助、姉の方が物理的な介護をするという約束になっております。

 お互いに合意できるルールをあらかじめ作っておく

将来の事に関しては、解決するのが非常に難しい問題ですが、トラブルを避けるためにも、結婚前にきちんとルールを作っておくことが大事だと思います。
筆者と夫は結婚前に、「帰省は最低年に1回1週間以上、子供が生まれてからは最低年に2回帰省する」「将来、日本の家族に金銭的な援助をしても夫は文句を言わない」などの約束事を作りました。
このように、お互いに合意したルールを設けることで、どちらかが我慢しすぎるという状況を回避出来るでしょう。

それでもこの人しかいない!

いかがでしたでしょうか?日本人同士さえ結婚生活には悩みがつきものですが、国際結婚となるとさらに辛いことは増えてきます。筆者は結婚前、何度もパートナーとぶつかり、別れようと思ったこともあります。しかし、その度に本音で話し合い、どちらか一方でなく、お互いが譲歩して歩み寄る努力をすることで、一つ一つの問題を解決して参りました。
沢山の困難に立ち向かうことも、相手が本当に自分のことを愛してくれているかを見極めるために、必要なプロセスなのかもしれません。
困難に直面しても、それでも愛している!と思える相手を見つけた人が、幸せな国際結婚をできるのだと思います。