結婚する相手の国籍はどこが多いの?国際結婚のランキングとは

国際結婚というと、どこの国の人と結婚している人が多いと思いますか?また、国際結婚をするならどこの国の人と結婚したいと思いますか?ここでは国際結婚でどこの国の人と結婚している人が多いのか、またどこの国の人と結婚したいと思っている人が多いのか、さらに理想に反する国際結婚の現実について紹介します。

国際結婚のランキング

 どこの国の人と結婚している人が多いのか

日本人が国際結婚を思い浮かべるとき、アメリカ人を連想する人も多いのではないでしょうか。それはあながち間違いではありません。

実は国際結婚をするカップルの中で最も多い国籍は韓国なのです。国際関係を考えると意外だと思う人もいるかもしれません。しかしやっぱり韓国はお隣の国ですから、個人的に行き来をする人も多いですし、特に韓流スターなどの影響もあり、韓国の男性に憧れている人も多いのではないでしょうか。

そしてその次にアメリカが来ます。日本にとってはアメリカは最も交友がある国であり、アメリカに行ったことがあるという人も多いでしょう。そしてアメリカから日本やってくる留学生や観光客も増えています。そんなところから出会いが生まれるのかもしれません。

第3位は中国です。これも韓国と同じで、国際関係を考えるとびっくりする結果かもしれません。しかし中国は韓国と同様、日本に近い国ですし、言語や文化なども似たところがあります。最近では企業の海外進出などで日本に来ている中国人も増えました。そんなところからカップルが誕生していくのでしょう。

 国際結婚の理想の国とは

そんな現実はさておき、国際結婚を考える女性にどこの国の人と結婚したいかと聞いてみると、様々な国が挙がってきます。その中でも無敵の国はアメリカです。アメリカ人は英語が話せてかっこいい、多様な文化がある国だから日本人のことも受け入れてくれそう、などという理想があります。

また、フランス人、イギリス人、イタリア人、などというヨーロッパの男性と結婚したいという女性も少なくはありません。紳士的な感じがする、レディーファーストをしてくれそう、背が高くてかっこ良さそう、などといった良いイメージがあるようです。さらにそのような国の人と結婚すると自慢になる、という意見もあります。

韓国人との国際結婚で見た韓国コミュニティの強さと第三国で子供を育てる不安

2017.07.29

国際結婚の難しさとは

 理想と違う難しさ

どんなに素晴らしい理想を持っていたとしても、国際結婚をしたらその結婚生活が現実となります。そして国際結婚をした後、こんなはずじゃなかった、ここが辛い、などと不満を持つ女性は少なくありません。

例えば、特に英語圏の人と結婚した場合、どうしても共通語が英語になる可能性が高いため、喧嘩になると絶対に相手の方が有利になります。もちろん人にもよりますが、アメリカ人と結婚した人の中には「相手は自分の常識が全てだと思っていて日本の文化を受け入れようとしない」と不満を持つ人も少なからず存在します。

ヨーロッパの人と結婚した場合、亭主関白で自分の意思を尊重してくれない、マザコンすぎて母親の事ばかり大事にする、いつも情熱的すぎて疲れる、などという不満を漏らす女性もいます。また、日本で暮らすならば良いけれど相手の国で暮らすとどうしてもアジア人への差別意識が感じられ、辛い、という女性も少なくありません。

 ベルギーで結婚生活

私の夫はベルギー出身です。最も、夫は国籍こそベルギーですがドイツで育ちましたし、他の国で生活していた期間も長く、他の人から「どこの国の出身なのか」と聞かれると「パスポートはベルギーって書いてある」と答えています。

ベルギーで生活をしていると、確かにアジア人への見方に偏見があるというのはつくづく感じます。偏見があるというよりも、私たちが住んでいるのは田舎ですのでアジア人がほとんどおらず、アジア人というとエキゾチックな国の人、アジア人妻、などといった勝手なイメージを持っている人が多いようなのです。

結婚した当初、夫と2人でバーにいたら、お年寄りの男性が舌なめずりをしながら近づいてきて、夫に「アジア人の奥さん?きれいだね」と言ってきたことがあります。また、最近も私が当初10ヶ月の息子を抱っこしてあやしていたらお年寄りの男性が近づいてきて、夫に「その赤ちゃんが羨ましいよ、でも自分がもしその赤ちゃんの位置にいたらきっとおとなしくはしていないけどね」と言ってきました。まさかの婦女暴行宣言か!?しかも夫に!?と思いましたが、彼らには悪気は無いようです。これがアジア人に対するイメージみたいです。国際結婚をして相手の国に住むとこんな状態に遭遇することもあります。

国際結婚ってあまくないよ!恋愛とは違う結婚の難しさと責任の重さ

2017.09.07

相手の国籍では選ぶものではない

どこの国の人と結婚したいなどと夢を膨らませる女性もいますし、将来は絶対に国際結婚をしたいなどと若い頃から理想を持っている女性も少なくはないでしょう。しかし、結婚相手というのは相手の国籍で選ぶものではないということを忘れないでください。確かに相手の国籍によっては結婚を反対されてしまうということもあるかもしれません。しかし、「アメリカ人だから結婚したい」「イギリス人だから結婚したい」などと、相手を国籍で選ぶ事は決して良い結果につながりません。

かつて、NHK連続テレビ小説『まっさん』が話題になりましたが、その時の主題歌が中島みゆきの「麦の唄」でした。その中に「なつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい」という歌詞があります。私は国際結婚は本当にこの通りなのではないかと思っています。結婚したいと思う相手に出会った時、たとえ自分が生まれ育った場所や慣れ親しんだ場所を離れてでも一緒にいたいと思えるならば、相手がどこの国の人であったとしても、国際結婚はきっと上手くいくと思います。

国際結婚の心得10カ条!「やめたほうがいい」これがリアルです。

2018.02.25
   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA