IELTSの中でもリーディングはなかなか難しいと言われています。特に学術的な問題が出てくるため、苦手意識があるという人もいるかもしれません。私は2ヶ月で6から7に点数をあげました。ここではこのときの方法を紹介します。
読むスピードが十分かどうかチェック
リーディングは極めて時間に余裕がない
まず、リーディングの試験でなかなか6.5に至らないという場合、自分の読むスピードが大丈夫かどうかチェックしなければいけません。リーディングは極めて時間いっぱい必要な分野であり、余る時間はほとんどないと心得ましょう。つまり、もしも点数の取れない原因が最後まで終わらない、最後まで読み切れない、ということであれば、まず読むスピードを上げる必要があります。
もしも最後まで読めないということではないけれど点数が取れない、という事ならば、他に対策が必要です。読むスピードが十分なら、過去問を解くよりも必要なことがあります。
「どうしよう、わからない!」と考えない
そんなのは当たり前だと思う人もいるかもしれませんが、リーディングにおいては苦手意識を持たないこと、言い換えれば長文を読み始めたときに「どうしよう、わからない!」と考えないことが大切です。このように考えてしまうと、人間は焦ってしまいますのでそれだけで時間を無駄にしてしまい、焦っている間は冷静に英文を読むことができません。
確かに学術的な長文などを読むと、わからないと思うことがあるかもしれません。科学的な内容であったり、技術的な内容であったりするとますます混乱する人もいるでしょう。しかし、とにかく焦らないことが大切です。答えがわからないと思ったらとりあえず落ち着いて深呼吸をすることがポイントです。
私もリーディングで7を取ったときには焦ってしまった長文がありました。しかし、焦っている時間こそ無駄であり、その時間は冷静に長文を読めないと思ったため、一呼吸置いて最初から読むようにしました。これだけで大きな違いがあったと思います。
とにかく単語を覚えることが大切
英検1級レベルの単語を覚えよう
リーディングの過去問を解こうと思えば、集中しなければいけないですし、社会人や子育て中の人にはハードルが高いのではないでしょうか。しかし、リーディングで読むスピードはそれなりに速い、単純に答えがわからない、という場合は単語を覚えることに集中しても良いかもしれません。
私はリーディングの対策は単語を覚えることしかしていません。そもそも子育て中でリーディングの過去問にじっくり向き合う時間もなかったですし、インターネットで英検1級レベルの単語を検索し、とにかくそれを繰り返し勉強しました。単語を覚えるだけならば暇な時に見ているだけでも良いですから、子育て中でもできたといえます。また、私たちは夫婦ともに海外ドラマや映画が好きでよく見ているのですが、夜時間があってドラマや映画が見られる時は英語の字幕にし、わからない時は必ず調べるようにしました。
この時に使ったスマホアプリがQuizletというものです。自分で覚えたい単語を登録し、クイズ形式で覚えていくことができますので、単語帳を見つめているよりも効果的ですし、楽しめます。
類義語を覚えることも大切
リーディングにおいては、答えは必ず長文の中にあります。言い換えれば、どれが答えか見極める必要があり、そのためにはポイントがあります。
IELTSのリーディングでは類義語が多く使われています。例えば、簡単な例ですが質問では”movie”と書かれていても、本文では”film”と書かれているかもしれません。このように、質問に書かれている単語こんなものを長文で探そうとしても見つからない可能性があるのです。それは類義語が使われているからです。
単語を勉強するときには合わせて類義語を覚えることも大切です。出来る限り類義語辞典などを調べ、どのような表現が他にあるのか、日常的に意識しておきましょう。
正しいスペルを覚える
先ほども述べた通り、リーディングでは答えは全て長文の中にありますので、言い換えれば単語は書き写せば良いだけなのです。しかし、もしも誤ったスペルで単語を覚えていた場合、うっかりと誤ったスペルで単語を書いてしまう可能性があります。
そのため、単語を覚えるときにはスペルも正しく覚えましょう。また、リーディングの試験を受けるときにはきちんと正しいスペルを書いているかどうか、見直すことが大切です。
とにかく落ち着いて、焦らない
私はリーディングの対策は単語の勉強しかしていません。それ以外には落ち着いて焦らないということを心がけました。焦ってしまうとどうしても冷静に英文が読めませんので、わからないと思ったら深呼吸することを忘れないようにしましょう。「大丈夫、自分ならできる」と言い聞かせることも大切だと思います。
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