世界的画家ピカソの絵が誤って損傷!?約77億円の損傷も

競売大手のクリスティーズがこのたび非常に残念なニュースを発表しました。なんと15日にアメリカニューヨークでオークションにかけられるはずだった画家パブロ・ピカソの自画像が誤って損傷を受けたため、オークションへの出品を取りやめることになってしまったのだそうです。この自画像には7000万ドル(およそ77億円)の価値があり、損傷のために15日のオークションではお目にかかれなくなってしまいました。

パブロ・ピカソはスペインの画家です。他にも彫刻家や素描家としても活躍し生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵などを製作しその作品数は最も多作な美術家としてギネスブックにも記されています。

ピカソがなぜこれまで天才と呼ばれているかにはいくつか理由があります。まずピカソはかなり早熟な画家でした。画家だった父親にリンゴの絵を描くように言われた8歳のピカソ少年は父親の想像以上に上手いリンゴの絵を描きました。あまりのうまさにピカソの父親は画家であることをやめてしまったそうです。

またピカソはいくつもの作風の絵を生涯描き続けました。まるで別人が描いているかのような作風の変化はピカソの天才性以外の何物でもありません。いつも「明日描く絵が一番素晴らしい」と言って生涯製作意欲が失われることはなかったと言います。

先日もピカソが描いた愛人マリーテレーズ・ワルテルの肖像画がロンドンでの競売にかけられ5000万ポンド(およそ73億円)の欧州競売最高値で落札されました。出品者と落札者についての情報は一切明かされていませんが、ピカソの絵は現代でも多くの人に評価されていることが分かります。
今回破損を受けたピカソの絵画は現在修復作業に入っているそうです。修復が行われれば、またオークションにかけられる可能性もあるかもしれませんね。