カブスは8日(日本時間)ダルビッシュ有投手がインフルエンザのような症状を訴えて10日間の故障者リスト入りしたと発表しました。
もともとダルビッシュ有投手は9日(日本時間)の先発に出場する予定で7日ブルペンで30球を投げたと報じられていました。その際は3日(日本時間)に行われたロッキーズ戦での5回途中出場6失点の成績に触れ「前回のことは忘れてベストを尽くせるようにやっていきたい」と意気込んでいました。
ダルビッシュ有投手は今季既に6試合に出場していますが0勝3敗、防御率6.00と調子が上がらず結果が残せていません。今回の故障者リスト入りによって9日(日本時間)の先発登板はなくなりました。故障者リストからの回復は最短で14日となっていますが、インフルエンザのような症状は未だ改善されておらず回復の目処は立っていません。取材によるとダルビッシュ有投手が体調を崩したのは4日〜6日ということで、ブルペンで30球を投げた時には既に体調が悪かったと考えられます。
ダルビッシュ有投手は2015年右ひじの手術を受けました。受けたのは肘の即副靭帯再建手術で、手首付近の腱などの正常な腱を代わりに移植するいわゆる「トミー・ジョン手術」です。怪我からの回復は順調で1年間のリハビリを経て現在もこうしてマウンドに立っているわけですが、今季の結果を残せていない現状を受けてダルビッシュ有投手は「右肘手術の前は左打者への速いカーブが武器になっていたけど、術後はほぼ投げていない。復活させた方が良い」と自身の課題について語りました。
日本の野球ファンからは「このタイミングで故障者リスト入りはまずい」「この状態でシーズンを終えてしまうのでは?」「復帰後を期待しています!」といった声が上がっています。今後の動向が注目されています。
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