イギリス「The Guardian」が世界の富に対する驚きの分析を公表!

国際NGOのオックスファムによると世界で最も裕福な8人は最も貧困な36億人分と同じ資産を所有しているそうです。この驚きの結果にオックスファムが「恐れられていたよりもずっと大きかった」と語る異常な事態に。これからも世界の貧富の差は広がっていくと見られていますが、今回イギリス「The Guardian」がさらに驚きのデータを公表しました。

「The Guardian」によると「世界で最も裕福な8人は2030年までに世界の富の約3分の2にあたる66パーセントを独占する」ことが英国下院図書館の調べによって分かったそうです。「The Guardian」によると2003年のリーマンショック以来、世界の99パーセントの富は毎年平均3パーセントずつ上がっています。特に富裕層の富の上がり具合は顕著で、上位1パーセントの富裕層の富は6パーセントの成長率を誇っているそうです。

この上昇率は今後も上がっていくことが予想され、富を持つものはさらに富を持つ流れが予測されます。2017年のスイス銀行の調査によると世界の上位1パーセントが保有する富は全体の50.1パーセントにものぼるんだとか。このままいくと世界で最も裕福な8人は最も貧困な36億人分と同じ資産を所有する事態がさらに加速してしまいます。

世界には1日1ドル以下で生活している「絶対的貧困」に属している人が12億人以上います。これらの人々の生活が改善されることなく富を持つものがさらに富を持つ構造が進んでいくことは非常に残念ですね。日本でも6人に1人は貧困ラインを下回っており貧困率は16パーセントと先進国の中でも非常に高いです。

今こそ貧困問題をもう一度見直し、経済の仕組みを見直す時がきているのではないでしょうか。日本にいるとあまり身近に感じることはないかもしれませんが、貧困問題は今や世界的な大きな問題となっています。

   

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