ボクシング村田諒太選手がアメリカ人選手を圧倒 防衛戦に向け準備万端

ボクシングの村田諒太選手が都内のボクシングジムで公開練習を行いました。練習中にスパークリングパートナーを務めたのはアメリカ人ボクシング選手のブランドン・クォールズ。2ラウンドのスパークリングを行い村田諒太選手は相手を圧倒。4月15日に控えている初防衛戦に向けて調子の良さをアピールしました。

村田諒太選手は現WBA世界ミドル級王者です。村田諒太選手は2017年にWBA世界ミドル級正規王者のハッサン・ヌダム・ヌジカムと再戦し、7回終了TKO勝ちを収め竹原慎二に続く日本人のミドル級王者となりました。彼は日本人ボクサーとして竹原慎二以来2人目となるミドル級王者であり、オリンピックメダリストとしては村田諒太選手が日本人初めての王者となっています。

4月15日には横浜アリーナで試合が行われる予定。試合ではWBA世界ミドル級8位のエマヌエーレ・ブランダムラと対戦し、WBA世界ミドル級王座の初防衛戦を戦います。村田諒太選手が初のWBA世界ミドル級王座防衛戦で、王者の座を守りきれるのか注目と期待が高まっています。

スパークリングでアメリカ人選手を圧倒した村田諒太選手ですが、記者に現在のコンディションを聞かれると「すごく良いです。エンダムとの試合を終えてそれに勝つことができて成長できたと思います。前に出てプレッシャーをかけて相手が嫌になるまで打つだけ。やはり倒して勝ちたい」と語りました。

1日にはジムの先輩の山中慎介選手が引退したばかり。村田諒太選手は「寂しさはあるが、先輩の人間の大きさを受け継ぎたい」と表情を引き締めました。

防衛戦まであと1ヶ月あまり。日本人ボクサーが誰もなし得なかった防衛戦勝利を村田諒太選手は成功させることができるのでしょうか?世界中が注目しています。

   

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