「ソチの悔しさバネに」 高梨沙羅、日本女子初の銅メダル

平昌五輪第4日目となる、12日に行われたノルディックスキー・ジャンプ女子ノーマルヒル決勝。事前の公式練習では、98メートルを超えるジャンプを披露し、最終調整に向けて気持ちを高めていった高梨沙羅。決勝当日では、ジャンプ1本目・2本目でそれぞれ103,5メートルを記録し日本女子初の銅メダルを獲得しました。

悲願の金メダル取得には至りませんでしたが、同種目におけるメダル獲得は日本勢初となりました。「目標にしていた金メダルには届かなかったが、最後の最後で一番いいジャンプができた」と語る高梨沙羅は、2本目のジャンプのあとに無意識にいいジャンプができたと手応えを感じていた様子。

同じ日本勢チームの伊藤有希たちと、メダル確定後に涙を流しながら抱き合い「日本チームでここに来ることができてよかった」と仲間に感謝する一面をみせた高梨沙羅。そんな涙の抱擁後の表彰台では、まだ涙を流しつつも満面の笑みを浮かべていました。

14年に行われたソチ五輪では、優勝候補とまで言われていた彼女でしたが無念の4位に終わり表彰台を逃した高梨沙羅。その悔しさは半端なものではなく、当時のジャンプを夢にまで見ていたといいます。

そんなソチ五輪での悔しさをバネに、悪夢を払拭できた今回の平昌五輪。もう重荷は背負わなくていいとホッとした一面も見せる高梨沙羅ですが、「ソチの悔しい思いをバネにしてきたつもりだったけれども、まだ自分は金メダルを獲る器ではないことが分かった。もっと競技者として勉強していかなければいけない部分がたくさんあるので、周りの先輩たちからいろんなことを学んで成長していきたい」とも語った彼女。

銅メダル獲得直後から、既に次の五輪に向けての前向きな目標を持つ高梨沙羅。今後行われる22年の北京五輪での彼女の成長と活躍がますます楽しみですね。