日本を代表するテニスプレーヤーの錦織圭選手が4日、四大大会初戦の全豪オープン欠場を発表しました。理由は去年8月に痛めた右手首。残念ながらその右手首の怪我が未だに試合に耐えられるまで回復していないようです。
錦織圭選手が右手首を怪我したのは去年の8月。全米オープンの前哨戦に備えて練習をしていた最中でした。サーブを放った瞬間、錦織圭選手の右手首から弾けるような音が。もともと右手首は疲れが出やすく、怪我の心配がされていた箇所だったようですが、思いの外右手首の怪我は重く右手首の腱の断絶と診断されました。
また、錦織圭選手が少しでも早い復帰のためにリハビリに奮闘する姿も報道されていました。例えばリハビリ期間に参加した東日本大震災復興チャリティーイベントである「ドリームテニスARIAKE」ではリハビリについて「怖さに負けないように、痛さのメンタルでバリアを作ってしまわないように心がけている」と語っていました。
右手首の怪我のきっかけとなったサーブは恐怖心からリハビリ中もなかなか打てなかったそう。一度大きな怪我をしてしまうと、感覚を取り戻すのにかなり長い時間がかかるそうです。2度と怪我を繰り返さないようにフォームを見直したり、時には道具まで大胆に変更することもあるそうです。錦織圭選手にとって怪我がどれだけ致命傷であるのかがひしひしと伝わってきます。
今回の全豪オープンの欠場に関して錦織圭選手は「順調に回復はしているがまだ100パーセントまでは回復してない。とても残念です。」とコメントしています。
錦織圭選手の勇姿が見れないのはファンとしても残念なことですが、今はゆっくりリハビリに専念してしっかり怪我を治してもらいたいですね。100パーセントの力を取り戻した錦織圭選手がどんな活躍を見せてくれるのか今から楽しみです。
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