カナダのカルガリー、2026年冬季オリンピック大会招致を検討中

30日ロイター通信はカナダ・オリンピック委員会がカナダ西部に位置するカルガリーでの2026年の冬季オリンピック招致を目指すと発表しました。カルガリーは1988年にも冬季オリンピックを開催しているのでもし2026年にも開催されれば2度目のカルガリーオリンピックとなります。

カルガリーはカナダ西部のアルバータ州に位置するカナダ有数の世界都市です。カルガリーは冬は最低気温がマイナス10度ほど、最高気温が5度ほどの寒い気候の街。ウィンタースポーツが盛んでクロスカントリースキーやスノーボードなど多くの冬スポーツの会場が設けられています。

1988年に行われたカルガリーオリンピックの会場の一部は現在でも一般公開されており、観光客も多く訪れています。当時のオリンピックはスピードスケートが初めて屋内で行われたオリンピックでした。それまでは外で行われていたのですね。屋内で試合が行われたことにより、風や気温変動の影響を受けにくくなりスピードスケートの記録が劇的に上がったんだとか。

日本人選手においてはフィギュアスケートの伊藤みどり選手が当時の女子の最高難易度レベルのジャンプを次々と成功させ各国から「空飛ぶ女性」と賞賛されました。結果は5位に終わったものの、ファンからの人気は高くエキシビジョンではメダリストを差し置いて最後のトリを飾りました。

2026年の冬季五輪はカルガリーの他にも日本の札幌・イタリアのミラノ・スイスのシオン・アメリカの複数の都市などが立候補しています。オーストリアのインスブルックも立候補を検討していましたが、住民投票で反対票多数のため立候補を断念したそうです。2026年の五輪開催地は2018年10月に正式な立候補都市を定め、2019年9月に最終決定する予定です。

どこが開催地になるのか今から楽しみですね。

   

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