タイのこれはOK、あれはNG!日本では考えられないことも

タイに暮らして一年半。タイではこれが常識!と言われるものたくさん見て、経験してきました。そこで今回はタイで許されること、逆に許されないことについて紹介したいと思います。

NG編 ~国王について~

 タイで国王は本当に大切

タイでは国王はめちゃくちゃ尊敬されています。国中どこへ行ってもその存在を意識させられることから、どれだけタイで王様が大事であるかわかります。至るところに、国王の絵や写真が掲示されていますし、映画館に行くと映画が始まる前に国王に敬意を表すために1分ほど立って敬意を表す必要があります。

2016年10月には、通称プミポン国王、ラマ9世が亡くなり、1年後の2017年10月には数億円かけたバンコク王宮前広場の式典会場に国中から国民が集まり壮大な国葬を行いました。崩御直後の1か月は、ネオン光るバンコクでさえバーやクラブが営業を停止。約1年間は国全体が喪に服し、多くの露店で黒い服が売られ、多くの会社でも社員に黒服着用を義務付けました。特にこのラマ9世は、経済面で国民の生活を向上してきたことで国民の支持と敬愛を集めてきたことで有名。2018になった現在は、通称ワチラロンコン国王、ラマ10世が国王となり、タイ紙幣もラマ9世から変更され、10世のものが多く見られるようになってきました。

 若者も国王を敬愛している

国王への敬愛は、老若男女からであることがまた驚くべき点で、若者のフェイスブックプロフィール写真が、国王の写真や国王へのメッセージとしている人が少なからずいるのです。それほど国王の存在が大きい中で、国王の悪口をネットに投稿したり、国王に対する悪態を行うと法律で罰せられます。公の場で、ふざけて国王は~だぁ、はっはっはっ~なんて笑っていると、後ろ指差され、警察に肩をトントンとされるなんてことにもなりかねません。

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NG〜おもちゃ〜

 おもちゃの購入には工夫が必要

おもちゃと言っても、子供用ではないもの、つまり大人のおもちゃ。これはタイでは販売も購入も認められておらず、日本のようにそこら中におもちゃの店舗を見つけることはできません。でも何時、入手する方法はありますよね。例えば、オンラインショッピングでは、海外からの取り寄せはできないことはない。だけれど、税関で没収されるかどうかはあなたの運次第ですね。タイ国内からの発送であれば、オンライン上でsex toyと検索しても検索結果が得られませんが、これをmassage machineなどの言葉に変えると見つかるんですね。かなり色んな種類が出てきます。

 実際に購入でできるのは・・・

さらに、タイでも直接購入できるところ、あるところにはあるんですよね。ゴーゴーバーなどナイトライフで賑わうエリアに行くと路上で簡単に見つかります。ただ、表に出ているのは限られたものだけ。いつ警察が来て取締りを始めるかわからない国なのが、ここタイ。すべてはお金と権力のバランス次第。だから売ってますよ〜とサインだけは出しておいて、いつでもお客さんに見せられるように商品一覧をバインダーに纏めて写真付きで作ってあります。でも、ほとんどの商品は裏の大きな箱の中に隠してあるのです。ほとんどはベトナムや中国で作られたもので密輸入されたもの。日本のテンガなどの良い品質の商品はないと言ってもいいと思います。それでも、めちゃくちゃ高い!ここまでして買う必要があるのかと思ってしまうくらい高い。中国製シリコンバイブレーターで2800バーツ(約9000円)。タイでこれはいくらなんでも。。

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OK〜自動販売機

 自動販売機はあちらこちらに!

自動販売機で売られているものといえば、ジュース、お菓子、おでんなどなど、日本は自動販売機天国。自動販売機はどこにでもあるし、なんでも買えちゃう文化ですね。タイでも、バンコクですがそれなりにあって、デパートの中とか、駅中とか、結構大したものです。でも、おそらく日本ではあまり見かけない自動販売機がタイのデパートにはあります。それは、妊娠検査薬やコンドーム。バーでもクラブでもありません。普通のデパートにあるんです。しかも、100円くらいで買えてしまう。。大丈夫かなぁ。大人のおもちゃは買えないし、中絶は基本的には許されていないけど、ゴーゴーバーはその辺にあるし、売春婦はたくさんいるし、妊娠検査薬はすぐに買える。んー、性に対してオープンなんだか半開き状態なのか、ちょっとおもしろい感覚を覚えます。

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今後のタイ

タイも経済発展が進み、その中でもバンコクは日本並のデパートや綺麗な電車があって、街中にいると一瞬どこの国にいるのか混同してしまいそうなほど。それと同時に伝統的なタイの一面もたくさん残っていて、そんなミックスされた状態が色んなものに歯止めをかけたり、新しい法律ができたりして、OKなもの、NGなものが出てきます。これからも発展し続けてほしいけど、タイらしいある程度の緩さ、は残してほしいなぁ、と願うばかりです。

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