スポーツが好きという人の中には、ぜひ海外に行ってスキューバダイビングをやりたいと考えている人も多いのではないでしょうか。日本は確かに島国ではありますが、海水浴ができるきれいな海というのはかなり限られていますよね。しかし、例えばオーストラリアなどに行くと海がとても綺麗なので、そんなダイビングをしている人が多いきれいな海で泳いでみたい、などという夢を持っている人もいるのではないでしょうか。しかし、海外にダイビングをしに行くというのは海外に旅行に行くのとは違った注意が必要となります。ここでは海外にダイビングに行く際に覚えておくべきことについて解説します。
荷物について
持っていくか、現地で入手するか
ダイビングをするとなると、それなりに準備が必要になります。例えば、ウェットスーツやタオル、ラッシュガードなど、自分がいつも使っているものは持っていきたいと思いますよね。人によってはマスクやカメラ、ライターなどにもお気に入りがあるという場合があるのではないでしょうか。
まず多くの人は飛行機に乗るときにエコノミークラスを使うという前提で話をしますが、エコノミークラスの場合は自宅手荷物が20キロ以内、23キロ以内、などというケースがほとんどです。そのため、ダイビングで必要になる荷物をスーツケースに詰め込んでしまうと、それ以外に必要なものが入らない、超過料金がかかってしまう、などという悩みが尽きないものです。
超過料金がかからない行き先や航空会社を選ぶ
超過料金というのは、常にかかるというわけではありません。例えば航空会社によってはこの大陸に行く場合は受託手荷物は1つだけれど、この大陸に行くならば受託手荷物は2つまでOK、という場合もあります。例えば、アメリカやカナダに行くならばスーツケースを2つ預けることができるけれど、ヨーロッパに行くならば1つしか預けられない、というケースもあります。
また、超過料金も航空会社によって異なってきます。例えば、ヨーロッパ系の航空会社の場合はスーツケース1つにあたり200ユーロ近くお金を支払わなければいけなくなりますが、アジアの航空会社の場合は数千円で済むという場合もあります。ですから、安く行きたいのであれば航空会社を選ぶということも重要です。
さらに、超過料金のシステムも航空会社によって違ってきます。スーツケース1個あたりいくら、という航空会社もあれば、1キロ当たりいくら、という航空会社もあります。一般的にはスーツケース1個あたりいくら、という方が割安です。
現地で入手することも考えて
ダイビングが一般的な国に行くならば、ダイビングに必要な道具も安く購入することができる場合もあります。超過料金などを調べた上で、現地で入手したほうが安いという場合はいっそのこと、現地で手に入れても良いかもしれませんね。
海外旅行保険にしっかり入る
怪我をする可能性がある
海外に行く場合、海外旅行保険には絶対に入っておく必要があります。日本は全体的に医療費が安く、仮に保険がなかったとしても大したお金はかかりません。例えば、日本の場合は盲腸で1週間入院し、手術をして実費で払ったとしても、ざっと10万円ほどしかかかりません。しかし、同じことをアメリカのニューヨークですれば、1泊しか入院できない状態で200万円から300万円はかかると言われています。それほど海外の医療費は高いのです。
ダイビングは車に乗るわけではない、ビーチはテロに遭う場所でもない、などと安易に考えてはいけません。海外旅行保険に入れば、例えば飛行機が遅れてしまって何らかの支障が出た場合にもカバーされますし、風邪をひいた、怪我をした、などという理由で病院に行っても心配いりません。海外は気候が違いますから、ダイビングをした後、風邪をひいてしまうということも少なくは無いのです。
ダイビングは危険なスポーツではない
例えばバンジージャンプやロッククライミング、ボブスレーなどをする場合は別途追加の保険料が必要になったり、保険をが購入できないという可能性もあります。しかし、スキューバダイビングというのは危険なスポーツには該当しません。
実はかつてはスキューバダイビングも危険なスポーツだったのですが、機材の安全性が高まり、ライセンスというものも重視されるようになったことにより、危険なスポーツから除外されることになったのです。ダイビングが危険なスポーツだと思ってしまうと、なんとなくお金がかかりそうな気がして保険を購入したくない、という人も出てきてしまうかもしれませんが、それがスキューバダイビングであるならば問題ありません。
ちなみに、同じダイビングであったとしてもスカイダイビングは危険なスポーツに該当しますから注意が必要です。
いつもと違う環境でダイビングを!
いかがでしょうか。最近ではマリンスポーツも一般的になっていますから、ぜひ海外に行ってダイビングをしたいと思っている人もいるかもしれませんね。安全に気を付けて、いつもと違う環境でのダイビングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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