カリブ海にあるフランスの海外県、マルティニークへの旅!

美しいビーチに南国のフルーツ、陽気な島民、マルティニークは常夏のリゾート地です。カリブの島巡りをしていると、どの島にも共通する文化と独自のスタイルがあることに気づき、それぞれの島に魅力を感じます。マルティニークはそんななかでもフランス色が濃く、カリブ特有の雰囲気と混ざり合って、別格の魅力を放っていました。

カリブ海の小さな島

 マルティニークの位置と気候

マルティニークはカリブ海に浮かぶ島です。小アンティル諸島という南北に点々と弧を描くようにして並ぶ島々の一つで、島からは西にカリブ海、東に大西洋を臨むことができます。フランスの海外県であり、公用語はフランス語です。
年間を通じて温暖な気候で、年中海水浴が楽しめますが、12月、1月、2月の早朝は、少し涼しく感じることもあります。しかしこの時期は天気も良く、観光に適したシーズンになっています。6月から11月頃まではハリケーンシーズンで、雨も多い時期になっています。

 住民と悲しい歴史

マルティニークに住んでいるのは大半がアフリカ系です。元々は原住民族であるカリブ族が住んでいましたが、フランス軍との戦いに敗れて絶滅してしまいました。その後、サトウキビ畑などの労働力としてアフリカから連れて来られた人々が、現在の多くの住民の祖先になります。
カリブの他の島々も、占領したのがフランスであったりイギリスやスペインであったりしますが、いずれも同じような運命を辿りました。

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フランスだけどカリブ

 華やかで過激なカーニバル

フェリーを利用して隣の島からマルティニークに行きました。約1時間半の船旅を終え、宿泊先に向かおうとしたのですが、バスは一向にやってきません。不思議に思い、たまたま近くにいた人に聞いてみたところ、「カーニバルのパレードがあるから、バスの運行は終わった。」と言われてしまいます。バスを一台も見かけないことから、どうやら冗談ではなさそうだと感じ、タクシーを利用しました。タクシーの運転手は「パレードが始まると、お店は全部閉まってしまう。レストランも閉まるから、何か買っておいた方が良い。」とアドバイスしてくれました。
宿泊先に荷物を置き、首都フォール・ド・フランスのタウンに行きました。カーニバルの会場はタウン内の道路です。タウンに行くまでの一部の道路がすでに車両通行止めとなっており、駐車場と化していました。

 秩序は保たれている

カリブの島のカーニバルと言えば、露出度の高い衣装に、セクシーすぎるダンスというイメージです。ほかの島で見たカーニバルでは、参加者がすっかり酔っぱらって、ふらつきながらも踊って歩いているという具合で、「さすが常夏の島は、お祭り騒ぎが豪快!」と感心したものでした。マルティニークでも煌びやかな衣装を身にまとった人たちでごった返し、そこはやはりカリブの島といった雰囲気でしたが、秩序は保たれていて、各バンドの特色もはっきり分かるようになっていました。打楽器を打ち鳴らしながらゆっくり歩くバンドや、アフリカ系の民族的なダンスを踊るバンド等々、衣装だけでなくパフォーマンスも楽しめました。

 島を守ってきた要塞

カリブの島は大体どこでも要塞跡があります。それはかつて、フランスやイギリスなどのヨーロッパの国が、島を植民地化しようと代わる代わるに攻めてきたり、海賊が襲ってきたりすることが頻繁にあったからです。
マルティニークも例外なく要塞が残っており、わたしはその内の一つであるサン・ルイ要塞のガイドツアーに参加しました。サン・ルイ要塞は今もフランス軍の敷地となっているので、ツアー参加者でないと入場することができません。ガイドの説明を聞きながら、要塞の下から上へと見学していきました。最上階は見晴らしが良いので、写真を撮るのにもピッタリでした。海の方角を指す錆びた大砲が要塞らしい雰囲気を演出し、当時の様子を想像させてくれます。大きなフランス国旗がはためいていて、改めて、ここがフランスの領地であることを思い出させました。

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カリブだけどフランス

 ナポレオン最初の妻の出生地

ナポレオンが愛した最初の妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネは、マルティニークの出身です。生家は「ラ・パジュリ記念館」という名の博物館となってます。
博物館ではガイドツアーに参加しました。ガイドはジョセフィーヌの家族の仕事や、ジョセフィーヌに関する逸話などを交え、展示品の説明をしてくれました。展示品数は多くはありませんでしたが、貴重な実物も置かれていました。
博物館の観覧後は、同じガイドツアーに参加していたカップルに、フェリー乗り場まで送ってもらいました。彼らはパリから遊びに来たそうで、わたしが日本人だと気付くと「日本語を勉強したことがある。」と、嬉しくなるようなことを言ってくれました。学んでいたのは随分昔のことで殆ど覚えていないらしく、披露してもらうまでには至らなかったのですが、車内は親日ムードでとても居心地が良かったです。

 フランスのバケーション先

マルティニークはカリブ海の島でありながら、フランスの領土なので、国内旅行としてフランス本土から来る観光客が多いようでした。カリブ海は穏やかなので海水浴にもちょうど良く、ビーチでのんびりと過ごす人々の姿を多く見かけました。ビーチのそばのレストランも賑わっていました。要塞や博物館のガイドツアー参加者も、わたし以外はフランス本土から来た人たちばかりだったので、フランスにいるような気分を味わうことができました。
もう一つ、フランスらしいと思った点は、パンがとても美味しかったことです。わたしは無類のパン好きで、訪れた国々では必ずパンを食べてきたのですが、マルティニークのパンは、ほかのカリブの島のものと比べて、日本人好みの味だと感じました。食に関してはフランスの影響が強いのか、フランス料理が食べられるレストランもあちこちにありました。

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元気になれる魅力ある場所!

マルティニークはカリブの島らしい陽気さに、フランスの食が楽しめる優れた観光地です。カラフルな建物と眩しい太陽の光で島全体が鮮やかに彩られ、見ているだけで元気をもらうことができました!

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