英語のライティング、スピーキングの勉強法を紹介します!

学校の英語の授業や英語の試験のほとんどはリーディングとリスニングに重点を置いているので、勉強の仕方もある程度わかる人が多いと思いますが、ライティングとスピーキングはどうでしょうか?実際に仕事や留学先などで英語を使う際には、読んだり聞いたりというインプットだけではなく、メールを書いたり、会議や授業中に発言したりというアウトプットもしなくてはいけませんので、ライティングとスピーキングのスキルは非常に重要になってきます。

そこで今回は、アメリカの大学に4年間留学した筆者の体験談をもとに、英語のライティングとスピーキングのおすすめ勉強法をご紹介いたします。

無料/自動のライティング添削

 Grammarlyとは?

その場で瞬時に頭の中で文章を作らなければいけないスピーキングと比べて、じっくり紙の上で考えたり訂正したりすることができるライティングは比較的簡単だと言えます。ですので、スピーキングを伸ばしたいのなら、まずはライティングの勉強から始めることをオススメします。

ライティングの勉強に役立つツールとして筆者がオススメするのがGrammarlyという無料添削ソフトです。これはアメリカの会社が開発したソフトで、スペルミスや文法の間違いを自動的に判断して、わかりやすく指摘、解説してくれます。使い方は非常に簡単で、まずGrammarlyのホームページから無料でパソコンにインストールし、インストールが終わったらソフトを開いて自分で書いた英文をコピペします。すると3秒から5秒ほどで自動的に、スペルミスや文法ミスがある箇所が全て赤字で表示されます。そして、指摘された部分の右側に、緑の文字で正しいスペルや文法が書かれるので、それを参考にしながら自分の間違いを直すことができます。

 Grammarlyがオススメな理由

従来のライティングの勉強は、添削してくれる人がいなければできませんでしたが、このソフトを使うことで、一人でも簡単にライティングの特訓をすることができるようになります。また、このソフトはミスの指摘や解説部分の言語が全て英語になっています。ですので、ライティングと同時にリーディングの勉強にも役立ちます。ダウンロードしたソフトには、自分の文章を直接保存することもできるので、過去に書いた文章と見比べて、自分のライティングスキルが向上しているかどうか確かめることもできます。

Grammarlyの基本機能は無料ですが、スペルミスや文法ミスだけでなく、よりハイレベルなニュアンスなどの添削もしてほしいという場合は、月30ドル(約3300円)でプレミアムプランを購入することもできます。支払いはクレジットカードなので、日本のカードで支払うことができます。

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音読練習でスピーキング力を向上

 スピーキングはただ練習するだけではダメ

ライティングの勉強をして、英語がスラスラ書けるようになってきたら、だいぶ英語をアウトプットする力が身についてきたということです。スピーキング力は英語を瞬時にアウトプットする力なので、ライティングが上達すれば自然とスピーキングも上達させることができます。

たまに、「スピーキングは文法が頭に入っていなくても、単語さえ覚えてひたすらネイティブと話していれば身につく」と思っている人がいますが、それは違います。正しい文法力なしにペラペラ話せるようになったとしても、試験でマイナスになるのはもちろん、日常会話でさえネイティブが理解に苦しむ意味不明な英語を話すことになります。実際スピーキングだけ練習して、めちゃくちゃで通じない英語を話す移民が、アメリカにはたくさんいます。

しかし、スピーキングでは正しい英文をアウトプットする力だけではなく、発音とイントネーションも非常に大切な要素です。たとえ正しい英語でも、カタカナ英語ではネイティブには全く通じないからです。そこで発音の練習としてオススメするのがCD等を真似する音読練習です。

 音読練習のコツ

音読練習で重要なのが、1文ずつネイティブの発音とイントネーションにしっかりと耳を傾け、それと全く同じようになることを目指して真似をすることです。たまに音読の練習で、CDを流した後に、CDの発音を完全に無視して自分流の発音で音読する人がいますが、それでは全くスピーキングの練習にはなりません。

例えば「I can’t believe I passed the test!」という英文を音読するとしてネイティブ発音では「アイキャンtブリーヴァイパスッザテーッス」 というように、単語が繋がり、なおかつ太字部分が強調されて発音されます。これを「アイ キャント ビリーブ アイ パスト ザ テスト」というように音読するのではなく、しっかりネイティブの発音を聞いて、同じように真似します。そしてできるようになるまで1文を何度も繰り返します。これを続けることで、徐々にイントネーションと発音が身につき、スピーキング力が上がります。

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アウトプットは量と質

ライティングとスピーキングは英語をアウトプットする力なので、リーディングやリスニングのように受け身の練習では身につきません。

英語の勉強に近道はないので、毎日沢山の文を書き、沢山音読することで、初めて実力が付いて来ます。しかし、ただ量をこなすだけでは流れ作業のようになってしまうので、ライティングならしっかりと添削内容に目を向け、スピーキングでもしっかりとネイティブの音声に耳を傾けるようにして、練習の質を高めるようにしましょう。

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