ロシアの空港と航空会社!そこに笑顔は存在しない?!

日本からヨーロッパへよく飛んでいた私は、安いフライトチケットを探すといつもロシアか中国経由が検索結果として上位に上がってきました。中国経由とすると、経由地で何かトラブルが起きたり、天気の影響などで乗り換えた便が飛ばないなんてことが何回かあったので、それからはロシアのアエロフロート航空をよく使うようになりました。モスクワ空港経由なのですが。。そこは奇妙な体験の連続でした。

機内の様子

 アテンダントのサービス

まず機内に乗りこむ際に、アテンダントさんたちがお出迎えしてくれますよね。大体はこれで雰囲気が掴めるものです。アエロフロート社の場合は、、、笑みなし。笑顔を作ろうという気もないので、やる気がないというか、ウェルカムされていないというか、これから長時間のフライトだというのに決して良い気分になるものではありません。食事の際にも、特にサービス精神あるような気は一切感じられず、面倒くさいけど仕方がないから食事を配ってやる、という雰囲気。対応は、本当に必要最低限のことだけですね。ロシア人は面白くもないものをなぜ笑う必要がある?という概念があるらしいので、これは面白いものでもなんでもないので、ビジネススマイルもないということなのかもしれません。

 食事で必ず出されるもの

食事も特に美味しいものではありませんが、私の中で毎度の名物になっていた食べ物があります。それが、酸っぱいパンです。白いパンよりもこの酸っぱい黒いパンの方が古くから作られていたと言い、機内では5ミリくらいの薄さに切られて出されます。戦争時にもロシア軍の兵士は食べていたそうですが、正直これまで食べたパン類の中で私の口に一番合わないものです。どうしてもお腹が空いたとき以外は、食べませんでした。

 着陸時に必ず起こること

おもしろいことが着陸時に起こります。それは、無事に着陸したらロシア人は拍手をすることです。飛行機が無事に着陸することはそんなに珍しくないことですが、でも飛行機には何があるかわかりませんので、人間としては自然の反応なのかもしれません。

空港の様子

そして、モスクワ空港の館内へ。モスクワには国際空港が2つあり、シェレメーチエボ空港とドモジェドボ空港です。私がよく利用していたのはドモジェドボ空港の方ですが、とても古い施設でよく照明を落とし暗いので評判は良くありません。

 空港職員のサービス

そして、空港職員には大変驚かされます。トランスファーをする必要があるので毎度お決まりのトランスファーカウンターへ行くのですが、一度も良い顔をして対応してくれたことがありません。何かを質問するだけでも、なんで私に聞くの?みたいな顔をされてしまう。最低限チケットを発券して仕事をしてくれれば良いのですが、でももうちょっと愛想聞かせてよ!って言いたくなるレベルです。

 空港で買えるお土産

チケットの発見を済ませて、お土産エリアに行くと、そこで働く人たちはもっと怖いんです。何もしてない、というか、ただ前を通り過ぎただけなのに、なんか睨まれた気分になるくらい目つきが悪いんです。。ロシアではこれが普通だと思うのですが、ロシアに住み慣れていない私にとっては、ちょっと恐ろしい世界というか、どうやったらロシアの空港で快適に過ごせるのかが知りたいくらいです。おそらく、何も気にせず一人笑顔でいるのが解決策と思いますが、私にとってはちょっと異様な雰囲気です。

日本の空港と比べると

こうしてみると、日本の空港のサービスがいかに素晴らしいか、施設が綺麗か、よくわかります。長旅で疲れたところを空港の職員の笑顔で少しでも癒されたいと思うわけです。作り笑顔でもいいから。そんな願いは通らないのが世界。郷に入れば郷に従え。理由もなく笑っていたら何か企んでいると思われるなら、心の中で笑って空港での時間を過ごすのが手かもしれませんね。

   

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