コロナウイルスの舞台となったヨーロッパ!その間、一体何が起こったのか!?

ヨーロッパを舞台としてコロナウィルスが猛威をふるい、数ヶ月が経ちました。イタリアから始まり、コロナウィルスはスペインやイギリスに広がり、今やヨーロッパ全域でコロナウィルスが脅威をふるっています。私はベルギーで生活していますが、私が見てきたヨーロッパにおけるコロナウィルスの影響について紹介します。

アジア人への差別

 各地で進むアジア人への差別

まだコロナウィルスがヨーロッパに広まる前、正直なところ私にもあまり危機感がありませんでした。まだまだコロナウィルスと言えば中国の武漢や日本で広まっている問題であり、ヨーロッパには関係がないと思っていたからです。しかし、ヨーロッパで徐々にささやかれるようになったのはアジア人に対する差別でした。

ニューヨークの地下鉄でマスクをした中国人女性が黒人男性に暴力を振るわれたというニュースを覚えている人もいるのではないでしょうか。

 ヨーロッパでも差別があった

ヨーロッパでも「電車に乗っていたら近くにいた人が自分を見て除菌ジェルで手を拭いた」「ジロジロ見られた」というアジア人が増えていきました。私もドイツに行った時、妙に周りの人に見られるなぁと思ったことがあります。その時はコロナウィルスのせいだということに気づかなかったのですが、妙に周りの人から視線を集めていると感じました。おそらく私がアジア人だったからなのではないかと思います。

パリでは中国人が経営する日本食レストランの窓ガラスが割れたという事件もありましたし、東ヨーロッパでは日本人と同じエレベーターに乗った人が手でボタンを押さず、足でボタンを押したなど、様々な差別行為が報告されていました。ただ、国や地域も関係しているようで、私はベルギーで嫌な思いをした事は1度もありません。私が子供を連れてショッピングモールのキッズコーナーにいても、他の大人たちが自分の子供を私の子供と遊ばせていましたので、特にアジア人に対する差別意識は持たれていなかったのではないかと思います。

ベルギーに住んでつくづく実感する日本の良さとは?日本はいろいろ信頼できる国!

2019.07.23

国境の閉鎖

「国境閉鎖はできない」

まだイタリアでコロナウィルスが騒がれていただけの頃、EUはどのようにして自分たちの国を守るか話し合い、ブリュッセル本部は国境閉鎖を発表しました。しかし、EU加盟国ではパスポートがなくても自由に行き来できるということを盾に、最初は「国境閉鎖はできない」と言っていたことを今でも覚えています。

徐々に感染者が増え、このままではコントロールができないとなり、初めて国境の閉鎖が行われました。感染者の増加に従ってベルギーはテイクアウトを除く飲食店がすべて営業停止になりましたが、ベルギー国内の飲食店が閉鎖されたために近隣のオランダやドイツの飲食店に通うベルギー人が増えたそうです。このような状態ではコントロールができませんので、国境閉鎖はやってしかるべきだったと思っています。

 国境閉鎖、でも例外はあり

国境閉鎖といっても、誰もが国境を越えられないというわけではありません。仕事の都合で隣の国に行かなければならない場合はしっかりと許可を受けた上で国境を越えられるそうです。私、ちょっと買い物に行くなどという理由で国境を越えることができず、例えばベルギーからオランダにはバスが通っていますが、そのバスも今は国境までしか行けないそうです。

インド渡航にはビザが必要!でも日本人の特権を利用すれば簡単に!?

2019.09.19

国境を接していることが問題

日本は島国であり、どこの国とも国境を接していません。コロナウィルスが問題になり始めた頃、「中国に滞在した人の入国を受け入れるべきではない」などという問題が指摘されていましたが、ヨーロッパのように隣の国と陸路で国境がつながっている、さらにEUの関係で自由に行き来できる、というのはこのようなウィルスの問題が生じた場合にかなりの弱点になるということがわかります。それぞれの国家が違うやり方をしているため、自分の国を守ろうと思っても簡単にはいきません。EUという協力体制をとっているからこそ、自分の国だけではなく他の国を守るために力を注ぐことも大切なのではないかと感じています。

   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA